山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 380


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380記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題380

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●御相談タイトル:【 二歳半の息子が先週、階段の四段ほどを顔から落ちたようで。 】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御気持ちは大変よく判ります。

++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読させて頂きました。

「小児頭部外傷」の場合
必ずや
「脳神経外科専門医先生」を「御受診」されて下さい。

小児にかかわらず
「頭部外傷」には
「意識清明期:lucid nterval:LI:ルシッド・インターバル」
という
「頭はぶつけたが「意識障害」はない」
という「空白の期間」が
あります。

また
乳幼児は「頭部外傷」に際して
成人とはことなり
「3歳のお誕生日」まで硬膜は「頭蓋骨」まで癒着して
おり「硬膜外腔」は原則ありません。
硬膜外血腫は起こしにくい構造になっています。

これが
逆に災いして
「成長骨折:groeing skull fracture」などが
発生致します。

いずれにしても
頭蓋骨も大人と違って薄く軟らかく弾力性に富んでいます。
そのため外力により全体が歪み
頭蓋骨が変形してダービーハット型の骨折を生じたり、
限局性にピンポンボールが凹むような骨折を生じやすい。

このような場合は。
「受傷機転」で「「外力」は大きかった」と
推察されます。

非常に「小児頭部外傷」は専門性が高いですから
必ずや「小児頭部外傷」に附随する「症状・症候」の場合は
「脳神経外科専門医先生」を「御受診」され。
そして問題あれば「再診」されてくださいますように。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++

#1
##1
「お忙しいところすみません。

二歳半の息子が先週、階段の四段ほどを顔から落ちたようで、
おでこに大きなたんこぶができてしまいました。

当日に脳外科を受診したのですが、しっかり歩けていることと、
話し方も普通な様子から、CT等の検査はしませんでした。

このまま様子を見てください、ということでした。

その後、いつもと変わらずに一週間すごしていますが、
たんこぶが赤紫でカチカチになっています。

先生のHPをいろいろ拝見したところ、
10目以降に液化してくるということがわかったのですが、
今日診察してもらった整形外科の
先生は、こんな硬いこぶはなくならないから
切開して中の血をとらないとだめ、といいました。

私としては、まだ二歳ということもあり、
あまり切開等はしたくありません。
このままもうしばらく様子を見てもいいのでしょうか?

もしいずれ切開しなければならないとしたら、
そのタイムリミットというような時期はあるのでしょうか?

また、もし切開せずにこぶが残ったとしても、
それが将来、ガンになったり、
何か障害を残したりすることもあるのでしょうか?

お忙しいところすみませんが、
いてもたってもいられなくなり。
よろしくお願いします。

三児の母より。」
との事です。

#2
##1
まず「御子息様」のようにお子様(お子様に限らず成人でも)
必ずや
「脳神経外科専門医先生」を「御受診」されてください。

=>

御相談者の御相談内容要旨御記載からは。
「当日に脳外科を受診したのですが、しっかり歩けていることと、
話し方も普通な様子から、CT等の検査はしませんでした。

このまま様子を見てください、ということでした。」
と「脳神経外科専門医先生」を「御受診」されているから
ひとまずは安心です。

##2
「頭部外傷」とりわけ「小児頭部外傷」の。
「受傷時」の「受傷機転」と「目撃者」は
極めて「重要」で
御子様の場合「御家族」でも
-------------------------------
二歳半の息子が先週、階段の四段ほどを「顔から落ちたようで」、
おでこに大きなたんこぶができてしまいました。

-------------------------------
=>
極めて重要な情報が
「見られていない」ことが稀ならず御座います。
=>


「「顔から落ちたようで」、
おでこに大きなたんこぶができてしまいました。」=
「意識障害」の「有無」の
御記載がない。
=>
「例えばすぐに泣いた」とかです。

##3
だれか「御子息様」の「受傷機転」=「「受傷時」の「「外力」の強さ」
を「ごらんになられていたのでしょうか」。

##4
私が極めて危惧するのは「御子息様」の外傷を
「御母様」が「顔面外傷」と申告されている可能性が
あることです。

#3
##1
「おでこに大きなたんこぶができてしまいました。」
との事です。
=>
であれば「前頭部打撲」が「受傷機転」であり
立派な「小児頭部外傷」です。

##2
乳幼児は頭蓋骨に「弾力性」がありますから
「やわらかなカーブで骨折致します。」。
「ダービーハット骨折」とも「ピンポンボール骨折」
とも呼称致します。

##3
頭蓋骨も大人と違って薄く軟らかく弾力性に富んでいます。
そのため外力により全体が歪み
頭蓋骨が変形してダービーハット型の骨折を生じたり、
限局性にピンポンボールが凹むような骨折を生じやすい。
けれども
「ポコンと戻ることはありません」

##4
御相談者の御相談内容要旨御記載からは頭部X線撮影
が行われていないようです。
不思議です。

##5
小児の「小児頭部外傷」の頭蓋外の「病態」でも
重要なものはいくつもあります。

#4
##1
俗に言う「頭皮下血腫」は「小児頭部外傷」の場合
硬くさわることがあります。

##2
「小児頭部外傷」で「受傷時」直後より硬く。
これが凹凸の凹のように触れます。
=>
「レジデント骨折:resident fracture」という
頭皮が「頭皮下血腫」から硬くなりいかにも
骨様の「かたさ」であり「陥没骨折」と間違える
ことがあります。

=>
「レジデントresident」(新米)が間違えるので
「レジデント骨折:resident fracture」と呼称されます。

##3
「小児頭部外傷」の
頭部X線撮影は重要です。

#5
##1
「当日に脳外科を受診したのですが、しっかり歩けていることと、
話し方も普通な様子から、CT等の検査はしませんでした。

このまま様子を見てください、ということでした。

その後、いつもと変わらずに一週間すごしていますが、
たんこぶが赤紫でカチカチになっています。(略)

先生は、こんな硬いこぶはなくならないから
切開して中の血をとらないとだめ、といいました。

私としては、まだ二歳ということもあり、あまり切開等はしたくありません。
このままもうしばらく様子を見てもいいのでしょうか?」
との事です。

##2
とても大事なことがあります。
「小児頭部外傷」という「病態」は「整形外科専門医先生」の「範疇(カテゴリー)」
とは
なんら関係がありません。

##3
今現在何故
「整形外科専門医先生」が「御子息様」の
「前頭部のこぶ」を「診察されている」のが不思議です。

##4
最初の「頭部外傷」で当日「御受診」された
「脳神経外科専門医先生」は
「様子をみましょう」は「変わったことがあれば来て下さい」
という意味です。

#6
##1
「先生は、こんな硬いこぶはなくならないから
切開して中の血をとらないとだめ、といいました。(略)

もしいずれ切開しなければならないとしたら、
そのタイムリミットというような時期はあるのでしょうか?

また、もし切開せずにこぶが残ったとしても、
それが将来、ガンになったり、
何か障害を残したりすることもあるのでしょうか?」
との事です。

##2
「私としては、まだ二歳ということもあり、
あまり切開等はしたくありません。・略・
もしいずれ切開しなければならないとしたら、
そのタイムリミットというような時期はあるのでしょうか?」

##3
「整形外科専門医先生」の判断が
御相談者の御相談内容要旨御記載どおりであれば
不思議です。

##4
「2歳」の「御子息様」の「頭皮下血腫」を
切開するといっても「局所麻酔」では
「あばれて不可能」です。

##5
「「2歳」の男児の頭皮を切開して処置をほどこし
縫合して「抗生物質」を与える」という御考えです。

##6
「全身麻酔」でなければ不可能。

##7
いずれにしても
適切な表現が思い浮かばないのですが
「尋常な考えではありません」。

#7
##1
「おでこに大きなたんこぶができてしまいました。

当日に脳外科を受診したのですが、しっかり歩けていることと、
話し方も普通な様子から、CT等の検査はしませんでした。

このまま様子を見てください、ということでした。

その後、いつもと変わらずに一週間すごしていますが、
たんこぶが赤紫でカチカチになっています。」
であれば。
=>

何かおかしいです。

##2
「頭部外傷」とりわけ「小児頭部外傷」は
怖いです。

##3
最初の
「脳神経外科専門医先生」の「お受けもちの先生」を
再度「御受診」されて。
血腫の状態など改めて「治療戦略」をとっていただく
べきだと今の私は考えます。

##4
「私としては、まだ二歳ということもあり、
あまり切開等はしたくありません。
このままもうしばらく様子を見てもいいのでしょうか?

もしいずれ切開しなければならないとしたら、
そのタイムリミットというような時期はあるのでしょうか?

また、もし切開せずにこぶが残ったとしても、
それが将来、ガンになったり、
何か障害を残したりすることもあるのでしょうか?」
=>
これは「小児頭部外傷」の場合
「脳神経外科専門医先生」が判断されて「御母様」に
伝えるべき内容です。

##5
なにはともあれ今現在の「病態」の診断のほうが
重要です。

#8結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読させて頂きました。

##2
「小児頭部外傷」の場合は
「何月何日何時何分」にお子様がどのようにして
どこをぶつけそのあとの反応は(ぼーとしていた・すぐ泣いた)
など
「受傷時」の「受傷機転」と「受傷時」の「「外力」の強さ」

「お受けもちの「脳神経外科専門医先生」」が御理解できるように
お話しすることが極めて重要です。

##3
御相談者は最初の
「お受けもちの「脳神経外科専門医先生」」を再診されて
頭部X線撮影そして脳CTを検査していただき。
それから
「治療戦略」を考えて頂いたほうが宜しいです。

##4
「小児頭部外傷」の患者さんの「治療戦略」に
「小児頭部外傷」のありとあらゆる時期においても
「整形外科専門医先生」が関与することはありえません。
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。

##5
的外れなことを申し上げたかもしれません。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。

上記あくまでもご参考にまでお留めおきご無事にされて下さいませ。

ps
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
7ヶ月男児頭のぶよぶよしたこぶ [2] [2004年10月10日 8時43分14秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/238340288939984.html
を御参照頂けますか。
=>
コピー致します。「★★★御参照頂けますか。★★★」

++「★★★御参照頂けますか。★★★」++++++++++++++++

これは御心配ですね。
休日・週末の「小児頭部外傷」の場合の典型例です。

御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。
御相談者の御相談の御記載内容から考慮して「結論」を先に
御回答申し上げます。

「補足1」に「小児頭部外傷」の「リスク」を。
「補足2」に「頭皮ぶよぶよ」に関して・御記載いたします。

#1
##1
「10月7日昼過ぎ私がベランダに出ていた時
7ヶ月の下の子がハイハイでついて来ようとして
窓サッシの段差に転んで左側を下にしてコンクリートで頭を打ちました。
すぐに大泣きして、頭をさすり抱っこしているとじきに泣き止みました。
その後湿布を打ったところに貼っていました。
その時は見た目腫れもなく、その後も機嫌よくしていました。
しかし、その前後にも幾度となく部屋の中でつかまり立ちをして
バランスを崩してフローリングに倒れたり、イスの足(角はなく丸いもの)
で同じ所を打っています。
8日夜お風呂に入って頭を洗っていると打った所がぶよぶよとしていました。
夜寝る時そちら側を下にして寝るのを嫌がっている様子です。
機嫌もよく特に変わったところも泣く食欲もあるのですが
そのぶよぶよの範囲が5センチのボール状ぐらいと範囲が大きく
何箇所か小さいぶよぶよもありとても心配になってきました。
9日夜に主人に指摘されてさらに不安になり明日緊急外来やっている小児科
(大学病院で脳神経外科もあるところ)に行ってみようと思うのですが
心配になって夜も眠れません。
何かアドバイスがございましたらどんな事でも結構なので教えて頂きたく
お便りを書きました。
お願いいたします。」
との事です。

#2結論:
##1
まず「決して慌てないで下さい」。

##2
それから過ぎたことですが
「小児頭部外傷」の場合は「いかなる場合」も必ずや「直ち」に
「脳神経外科専門医」先生を御受診されてくださいますように。

##3
「9日夜に主人に指摘されてさらに不安になり明日緊急外来やっている小児科
(大学病院で脳神経外科もあるところ)に行ってみようと思うのですが
心配になって夜も眠れません。」

=>
「大学病院」のような「人手のある御施設」は今の様な状況には
最適です。

受診されるのであれば「脳神経外科外来」に「直行」されて
下さい。

##4
御相談者の御相談の御記載内容からは
「小児脳神経外科専門医先生」の「範疇:はんちゅう」の
「病態」は全く御座いません。

##5
週末・休日・連休のときは大学病院でも「腕利き」の先生が
少ないことが多いものです。

##6
それでも「人力」=「人手」が多い「大学病院」の
御受診が「最も賢明な選択枝」で御座います。

##7
再度申し上げますが。
決して慌てないで下さい。

##8
そして可及的に早期に
「脳神経外科専門医」を御受診されることを
お勧めいたします。

##9
「3歳のお誕生日」まえのお子様の「小児頭部外傷」の場合は
「頭皮のぶよぶよ」が発生した場合には。
=>##10

##10
もしも「頭蓋骨骨折」があった場合。
「骨折線」による「硬膜破損」部位からの頭皮下「髄液漏(ずいえきろう)」
の可能性がありこれが存在すると。
=>##11

##11
「成長骨折:groeing skull fravture」という
長期にわたる経過観察の必要な厄介な「病態」が発生致します。

##12
繰り返し申し上げますが休日の医療施設の御受診は「人手」が
大学病院でも少ないです。
「脳神経外科専門医」に直行されてくださいますように。

##13
そして必要なことは「パニック」を起こされませんように。

##14
そして
慌てられませんように。
くれぐれも慌てられませんように。

##15
「小児頭部外傷」が休日の場合など・

或いは休日前の「小児頭部外傷」でも
「ドクター・デレイ:doctor delay:医師受診遅滞」のある場合

を「休日外傷」とも呼称されます。

##16
##15の場合には拝見する「脳神経外科専門医」の立場からも
患者さんとして「御受診される立場」からの「双方」にテクニックが必要
で御座います。

##17
###1
一般的な休日「小児頭部外傷」の患者さんの

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
「御相談と御回答」
の事例が御座います。
これを「補足1」にコピー致します。

###2
「頭皮のぶよぶよ」で御母様にきづかれ
「成長骨折:groeing skull fravture」の患者さんの「御相談と御回答」
の山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
の「御相談と御回答」の事例が御座います。
これを「補足2」にコピー致します。

++「補足1」+++++++

ご心配なことと存じます。
#1
##1
「2歳3ケ月の女児です。
28日11時頃、地域支援の幼稚園で遊んでいる
最中、正面から走ってきた3~4歳の男児と衝突し、
そのまま後ろへ倒れ、後頭部を打撲しました。
しばらく息を詰めた後に泣きました。
風邪などでは今まで吐いた事が無いのですが、
5時間後の夕方5時頃と8時頃、それぞれおやつや食事後に、

珍しく一口程度吐きました。気持ち悪がる様子は無く、
いずれもけろりと普段通りに遊んでいます。
それ以降は吐かずにいつも通りで過ごしています。

ただ、床がコンクリートに薄いゴムを敷いたような
非常に硬いものだったので、
脳内への衝撃が非常に心配です。
後頭部の打撲は怖いとも聞いています。
週末なので受診出来ないで居るのですが、
週明けに脳外科に連れて行くべきかどうか迷っています。

このままいつも通りに遊べていれば
様子を見てていいものなのでしょうか?」
との事です。

#2
##1
「2歳3ケ月の女児です。
28日11時頃、地域支援の幼稚園で遊んでいる
最中、正面から走ってきた3~4歳の男児と衝突し、
そのまま後ろへ倒れ、後頭部を打撲」との事です。
よりまして
「後頭部を固い床のに打撲したのが先週の金曜日午後5時ころ」
と解釈させていただきます。
##2
「意識障害」の有無の記載がないので御回答限界なのですが。
##3
「しばらく息を詰めた後に泣きました。」との事ですから。
「意識障害」は無かったと解釈させていただきます。

#3
##1
「頭部外傷」のときは必ずや「「脳神経外科専門医」を
御受診下さいますよう。
##2
「頭部外傷」の場合「頭部X線撮影」は特殊でございます。
##3
また「頭部外傷」には「意識清明期」という怖い「落とし穴」があり
「頭部外傷」
の「重症な病態」が見落とされることがございます。
##4
「意識清明期:lucid interaval:ルシッド・インターバル」
とは
現在の意識状態は「清明」だ後に「意識障害」=「重大深刻な御症状」
が時間差で発生する「頭部外傷」独特の「症状・症候」で御座います。

#4
##1
御相談者の御相談内容からはすでに40時間経過しています。
一応の安心はできます。
##2
「頭部外傷」でも「後頭部打撲」の場合「後頭骨骨折」の有無の
診断は「大変重要」です。
##3
「小児頭部外傷」での
「後頭骨骨折」による「硬膜外血腫」は「静脈性」のため
場合により「意識清明期」が数日に及ぶことがございます。

#5
##1
「2回ほど」もどされた「症状・症候」は
「若年性頭部外傷症候群 juvenile head trauma syndrome」
と呼称される「症状・症候」で御座います。
##2
極めて予後は良好で「何もする必要」は御座いません。
##3
この「若年性頭部外傷症候群 juvenile head trauma syndrome」
は「意識障害」や「失明」の「症状・症候」もきたすことがあります。
##4
けれども24時間で回復してしまいます。
##5
「若年性頭部外傷症候群 juvenile head trauma syndrome」
で「開頭手術」をされてしまうことすらあります。
##6
ご留意下さい。

#6
##1
「週末なので受診出来ないで居るのですが、
週明けに脳外科に連れて行くべきかどうか迷っています。」
との事です。
##2
ゆっくりとされて週末をさけられて
「脳神経外科専門医」を御受診されると宜しいです。
##3
このとき頭部X線撮影は
###1「正面」
###2「側面」
###3「タウン撮影」の
「3方向」は必ず「脳神経外科専門医」は撮影
致します。
##4
「頭部X線撮影」のみで宜しかろうと今の私は考えます。

#7結論:
##1
「頭部外傷」の場合必ず「脳神経外科専門医」を御受診下さい。
##2
「頭部外傷」で「脳神経外科専門医」を御受診されるとき
伝達しなければならない「大事な情報」がございます。
##3
「受傷時」の情報とりわけ
###1
「頭部外傷の日時と時刻」及び
###2
「意識障害の有無」や
###3
「受傷機転(何に頭をぶつけた)
は重要でございます。
##4
「「小児頭部外傷」での
「後頭骨骨折」による「硬膜外血腫」は「静脈性」のため
場合により「意識清明期」が数日に及ぶことがございます。」
##5
「小児頭部外傷」の場合「脳神経外科専門医」を御受診されるのが
週末の場合御施設にもよりますが
しっかりた「御診断」や対応ができにくい可能性があります。
##6
ご心配であろうと存じます。
##7
お子様は「頭でっかち」ですから「小児頭部外傷」は絶えず
御母様の「頭痛の種」になります。
##8
週があけられたらばできうるだけしっかりされた
「脳神経外科専門医」のいる御施設を御受診くださいませ。

++「補足2」+++++

(掲載省略)

++「★★★御参照頂けますか。★★★おわり」+++++++++++++


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2008年5月8日 13時20分47秒]
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by mmdmsci | 2008-05-14 16:16


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