山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 344


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344記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題344

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


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●御相談タイトル:【 2歳11ヶ月の息子の母です。息子の頭部外傷+疲れやすさ、と微熱  】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。



++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。


「小児頭部外傷」の場合「お子様」は「成人(八頭身)」と
ことなり「頭でっかち」ですから
「成人(八頭身)」よりも「頭部外傷」を受傷しやすいものです。

また「小児頭部外傷」の場合お子様が
「反復性上気道感染」
(口腔内細菌感染・或いは
「上気道感染」(「咽頭炎」・「喉頭炎」・「副鼻腔炎」など)」
を「おこしやすい」お子様の場合
「体力」が低下すると転倒しやすくなります。

「小児頭部外傷」の場合必ずや
「脳神経外科専門医先生」を「御受診」されてください。
=>
夜間など「時間外」の場合「総合病院」でも
「脳神経外科専門医先生」が当直をしていない場合が
あります。
=>
大学病院の「脳神経外科外来」の「脳神経外科専門医先生」を
救急御受診されるのが「正解」です。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「夜間帯」に「脳神経外科専門医先生」に受診され
頭部X線撮影+脳CTで「「異常所見」無し」で本当に
宜しかったです。

「御子息様」が
「脳神経外科専門医先生」
「小児科専門医先生」にて「「異常所見」無し」
であれば。

そのときは
御相談者の「御母様」は
「御子息様」をとりまく「環境」につき細心な留意をされたほうが
宜しいと今の私は考えます。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++



#1
##1
「山本先生、

こんにちは。
息子が転倒し、その後吐いたりしてから、1週間経ちました。
ほぼ普通の生活をしていますが、親の私にはまだ腑に落ちない点があり、心配でおります。
もしお時間がありましたら、お返事いただけると大変ありがたく思います。
内容は以下のとおりです。
岩手県・匿名希望

2歳11ヶ月の息子の母です。

息子のことですが、
先日火曜日(8/28)の夜、外におりました時にバランスを崩して2度転倒しました。
旦那が一緒にいましたが(私はいませんでした)、
暗がりで転んだ瞬間をみていなかったとのことで、
ぶつけたところはわからないとのことでした。
でも息子が倒れた場所の近くにコンクリートの石の角があり、その辺りに
ぶつけたのではないかとのことでした。

転んだ後、すぐに旦那が息子を抱き上げましたが、息子は泣かなかったとのこと。
旦那が「一人で歩く?」と息子に聞いたところ、息子は「歩かない」とすぐに
返事をしたそうです。
そして、旦那がさらに歌を一緒に歌おうとしたところ、ところどころですが
息子も一緒に歌ったそうです。

それからすぐ家に戻ってきて私が見たときは、息子は青い顔をして唇の色がなく、
全身に冷や汗をかいていました。息子に「どこをぶつけたの?」と聞くと
頭頂部、額に近い部分をさし、「ここ」といいました。
そして、「ゲッってなりそう(吐きそう)」というので、
すぐ医大病院の夜間救急外来を受診しました。

病院での待合室で、転んでから約1時間後、と1回目嘔吐してから20分後の 2回嘔吐
しました。
CTスキャンと脳レントゲン撮影を行い、骨折と脳出血はみられないとのことで、
様子が変わったら再度受診するように言われ帰宅しました。
その後も2回ほど嘔吐して、転んでから6時間後くらいには吐き気はおさまりました。
夜も様子を見ながら過ごしました。

次の日(8/29)は、行動は普段とさほど変わりませんでしたが、
          「さしすせそ」の発音が「しゃ、し、しゅ、しぇ、しょ」になり、
          興奮すると足元のふらつきがみられました。昼頃に熱が37.7
度まであがりました。

3日目(8/30)は、人ごみに入って興奮したときに、突然頭が痛いといって足元がふらつく
様子が2回ほどみられました。
          熱は37.3度でした。

4日目(8/31)にやっと普段どおりに戻り、頭を痛がることもありませんでした。
       元気に走ったりするようになりました。
       熱が朝方37.3度、夜に37度まで下がりました。

5日目(9/1)、さしすせその発音がおかしかったのが、元に戻りました。
6日目(9/2)、とくに変わりありませんでした。
        頭頂部と右額の辺りがたんこぶのように腫れた感じが出てきました。

7日目(9/3)、トイレトレーニングは何ヶ月も前に完了しているのですが、突然トイレを      
        教えることができなくなり、布団でおねしょをし、一日中もらすよう
になりました。

8日目(9/4)、トイレは間に合わないことがあるが、少しずつ教えるように戻りました。

9日目(9/5)風邪症状(鼻水、微熱37.6度、夜中の咳)を起こしました。
        またさしすせその発音が しゃ、し、しゅ、しぇ、しょになりがち
になりました。

このような状態で経過しています。
続いているのは疲れやすさ、と微熱(37.0度前後)です。

※ちなみに、息子は昨年の10月(2歳1ヶ月時)に一度ベビーカーから転落し、
 後頭部骨折をしています。その時は出血はなく、自然治癒を待ちました。
 その後で今日まで特に日常生活で変わったことはありません。

このような状況ですが、

1.発音の変化や足元のふらつきが長くあったので、脳自体に何か損傷が起きて
  いたり、今後症状が悪化する可能性はないのか
2.何か将来的に後遺症が残る可能性はないか(頭部外傷から数年後にてんかんを
  おこす人もいると聞いたので)
3.今時点で、脳派検査などを行ったほうがよいのか

ということが気がかりでおります。
お忙しいところ申し訳ありませんが、お返事いただけると幸いです。」
との事です。



#2
##1
「脳神経外科専門医」は「小児頭部外傷」或は成人の「頭部外傷」
の患者さんの場合
必ず「なぜ「頭部外傷」に到ったのだろう」という
「原因」を考えます。

##2
「小児頭部外傷」の場合「お子様」は「成人(八頭身)」と
ことなり「頭でっかち」ですから
「成人(八頭身)」よりも「頭部外傷」を受傷しやすいものです。

##3
また「小児頭部外傷」の場合お子様が
「反復性上気道感染」
(口腔内細菌感染・或いは
「上気道感染」(「咽頭炎」・「喉頭炎」・「副鼻腔炎」など)」
を「おこしやすい」お子様の場合
「体力」が低下すると転倒しやすくなります。


##4
「息子のことですが、
先日火曜日(8/28)の夜、外におりました時にバランスを崩して2度転倒しました。
旦那が一緒にいましたが(私はいませんでした)、
暗がりで転んだ瞬間をみていなかったとのことで、
ぶつけたところはわからないとのことでした。
でも息子が倒れた場所の近くにコンクリートの石の角があり、その辺りに
ぶつけたのではないかとのことでした。

転んだ後、すぐに旦那が息子を抱き上げましたが、息子は泣かなかったとのこと。
旦那が「一人で歩く?」と息子に聞いたところ、息子は「歩かない」とすぐに
返事をしたそうです。」
との事です。
=>
「受傷機転」が今ひとつ明確ではありません。
=>
「先日火曜日(8/28)の夜、外におりました時に
バランスを崩して2度転倒しました。
=>
「なぜバランスを「2度も」崩したのでしょう?」



#3
##1
「それからすぐ家に戻ってきて私が見たときは、息子は青い顔をして唇の色がなく、
全身に冷や汗をかいていました。息子に「どこをぶつけたの?」と聞くと
頭頂部、額に近い部分をさし、「ここ」といいました。
そして、「ゲッってなりそう(吐きそう)」というので、
すぐ医大病院の夜間救急外来を受診しました。

病院での待合室で、転んでから約1時間後、と1回目嘔吐してから20分後の 
2回嘔吐しました。
CTスキャンと脳レントゲン撮影を行い、骨折と脳出血はみられないとのことで、
様子が変わったら再度受診するように言われ帰宅しました。」
との事です。

##2
「小児頭部外傷」の場合必ずや
「脳神経外科専門医先生」を「御受診」されてください。

##3
夜間など「時間外」の場合「総合病院」でも
「脳神経外科専門医先生」が当直をしていない場合が
あります。

##4
大学病院の「脳神経外科外来」の「脳神経外科専門医先生」を
救急御受診されるのが「正解」です。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「夜間帯」に「脳神経外科専門医先生」に受診され
頭部X線撮影+脳CTで「「異常所見」無し」で本当に
宜しかったです。



#3
##1
「9日目(9/5)風邪症状(鼻水、微熱37.6度、夜中の咳)を起こしました。
        またさしすせその発音が しゃ、し、しゅ、しぇ、しょになりがちに
なりました。

このような状態で経過しています。
続いているのは疲れやすさ、と微熱(37.0度前後)です。」
との事です。

##2
「御子息様」は「小児科専門医先生」に御受診され
口腔内細菌感染・或いは「上気道感染」(「咽頭炎」・「喉頭炎」・「副鼻腔炎」など)」
などを指摘されたことはありませんか。

##3
「頭部外傷」受傷時の
「2回バランスをくずして」から
「9日目(9/5)風邪症状(鼻水、微熱37.6度、夜中の咳)を起こしました。」
まで
私は「御子息様」は
何らかの「反復性上気道感染」の「病態」を持たれているように
思えます」。

##4
「このような状態で経過しています。
続いているのは疲れやすさ、と微熱(37.0度前後)です。」
との事です。

##5
「小児頭部外傷」にて頭部X線撮影と脳CTを「検査」していただいた
大学病院の「小児科外来」の「小児科専門医先生」
を「御受診」されることをお勧めいたします。

##6
「※ちなみに、息子は昨年の10月(2歳1ヶ月時)に一度ベビーカーから転落し、
 後頭部骨折をしています。その時は出血はなく、自然治癒を待ちました。
 その後で今日まで特に日常生活で変わったことはありません。」

「今回2回バランスを崩した」
との事です。
=>
「小児科専門医先生」の「病態」が
あると「反復性の「小児頭部外傷」」を起しやすくなる
ことが御座います。


#4
##1
「このような状況ですが、

1.発音の変化や足元のふらつきが長くあったので、脳自体に何か損傷が起きて
  いたり、今後症状が悪化する可能性はないのか」
=>
脳CTにて「「異常所見」無し」であれば
「発音の変化や足元のふらつきが長くあったので、脳自体に何か損傷が起きて」

まず考えられません。

##2
「2.何か将来的に後遺症が残る可能性はないか(頭部外傷から数年後にてんかんを
  おこす人もいると聞いたので)」
=>
「後遺症」を残すべき
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害・奇形等)」が
見つかってはいないのだから
「後遺症」の「範疇(カテゴリー)」のことは
考えられなくても宜しい」と今の私は考えます。

##3
「3.今時点で、脳派検査などを行ったほうがよいのか」
=>
「必要ありません」。



#5
##1
「小児頭部外傷」にて頭部X線撮影と脳CTを「検査」していただいた
大学病院の「小児科外来」の「小児科専門医先生」
を「御受診」されることをお勧めいたします。

##2
「ターゲット」となる「症状・症候」=「主訴」は
1・微熱(37.0度前後)
2・疲れやすさ
3・反復性の「小児頭部外傷」
4・その他「御母様」が
「考えられる「御子息様」の「症状・症候」のこと。
です。


##3
「小児科専門医先生」に「御子息様」を診ていただいて
初めて「次のステップ」が開けます。


#6結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「小児頭部外傷」の場合は必ずや「脳神経外科専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。
御相談者の場合
大学病院の「脳神経外科外来」の「脳神経外科専門医先生」を
救急にて「御受診」されて本当に宜しかったです。

##3
お子様は「環境」に大変に「敏感にかつ本能的」に反応致します。

##4
「御子息様」が
「脳神経外科専門医先生」
「小児科専門医先生」にて「「異常所見」無し」
であれば。

##5
そのときは
御相談者の「御母様」は
「御子息様」をとりまく「環境」につき細心な留意をされたほうが
宜しいと今の私は考えます。

##6
これは私の考えです。だから間違っているかもしれません。
けれども
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「御子息様」をとりまく「御家庭内」の「環境」に「妙な緊張」が
感じられる気が致します。

##7
このような御回答しか出来ません。申し訳ございません。
この御回答が何がしかのお役に立てば何よりで御座います。

##8
お大事にされてくださいますように。



上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2007年9月6日 13時58分40秒]
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by mmdmsci | 2007-09-14 13:56


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