「多発性筋炎:polymyositis:PM」

ご心配なことと存じます。

「平成8年から多発性筋炎にかかり」とのことです。

「多発性筋炎:polymyositis:PM」の「御診断」が正しく
現在「皮膚筋炎:polymyositis:PM」の「症状・症候」は
でていらっしゃらないと仮定して
「可能な範囲内で」御回答を試みます。


「筋炎:myosotis」としてご解答いたしたいと
存じます。

御相談者の御相談内容要旨からは「ご解答不能」の
御相談も御座います。
何卒にご了解下さい。


#1
##1
「1.61歳・女性
2.平成8年から多発性筋炎にかかり、
最初、全身の筋力が低下して起き上がることもできない状態になりました。
プレドニンを処方してもらっていますが、これまで
症状改善・薬を減らす→症状悪化・入院・薬を増やす→症状改善・退院→・・・
を3回繰り返しています。
平成11年から慢性間質性肺炎と白内障も併発しています。
現在は自宅療養中で、多少苦労するものの歩ける状態ですが、
慢性間質性肺炎により常時せきが出て苦しいです。
また、最近は腰痛で、寝た状態から起き上がるときにかなり痛みます。
担当医からは「年のせいだ」と言われましたが、正直、納得し難いです。
全体として症状に起伏はあるものの、徐々に悪化していることはわかります。
3.現在通院している○○病院ではこれまでに
多発性筋炎の患者を診たことがなく、手探りで診療を行っているようです。
そこで、多発性筋炎を数多く診療してきた病院をご存知でしたら
ご教授いただけるとたいへんありがたいです。」
との事です。



#2
##1
まず「多発性筋炎:polymyositis:PM」と
「皮膚筋炎:dermatomyositis:DM」という「筋炎:myosotis」
が御座います。

##2
皮膚「症状・症候」の無いものを「多発性筋炎」・
皮膚「症状・症候」が加わったものを「皮膚筋炎」と呼称致します。

##3
「原因不明」とされる「筋炎:myosotis」の一群は
「難病」と呼称されます。

##4
「ステロイド」が著効致します。但し「治療」は長期にわたるから
適切な表現が思い浮かばないのですが
「根性」が必要で御座います。

##5
「呼吸器」に「間質性肺炎」を発症したり致します。

##6
とりわけ「肺線維症」
を「併発」すると厄介で御座います。

##7
だから総じて「筋炎:myosotis」の患者さん「治療」
には「呼吸機能検査技術」或いは
「呼吸器管理」のテクニックが極めて重用で御座います。

##8
後述いたしますが「内臓悪性腫瘍」で
胃がん・乳がん・肺がん・悪性リンパ腫を併発することが
多いものです。

##9
だから「筋炎:myosotis」の患者さんの「治療」に当たられる
医師は「がん」の「治療戦略」或いは「予防戦略」にも
極めて「敏感」で「がん「治療」」「全身管理」にも
たけていなければなりません。



#3
##1
だから「筋炎:myosotis」の患者さんには
「臨床血液検査、尿一般・尿沈査検査(但し必ず1分以内に結果)」
の経過観察が「必至」で御座います。

##2
「呼吸器管理」と「呼吸器内科」の「臨床内科診断学」 による
緻密な「胸部X線撮影」による追跡が必至でも御座います。


#4
##1
「筋炎:myosotis」の患者さんの
「臨床血液検査」「臨床尿検査」
は特徴的で御座います。
##2
即ち
###1
筋障害の程度に応じて。
###2
血清中にCPK・アルドラーゼ・GOT・LDH数値上昇致します。
###3
かつ尿中に「クレアチニン排泄の増加」が認められます。

##3
「筋炎:myosotis」の患者さんには「内臓悪性腫瘍」
の併発が認められます。

##4
胃がん・乳がん・肺がん・悪性リンパ腫などなのですが。

##5
これらの発生に留意するためにも「臨床血液検査」の追跡を
まめに必要と致します。


#5
##1
誠に「病態」は全く異なるのですが。

##2
「緊張型頭痛」の患者さんも
「横紋筋(おうもんきん)」障害こそありませんが。

##3
「臨床血液検査」「胸部X線撮影」など「筋炎:myosotis」の患者さん
と類似した・「臨床検査」の数値が出ます。

##4
血清中にCPK・アルドラーゼ・GOT・LDH数値高めかつ尿中にクレアチニン排泄の
やや増加の認められる患者さんが「緊張型」には多いものです。

##5
或いは「数値変動は「筋炎:myosotis」」より当然ながら
俄然少ないが「類似した」「臨床血液検査」の読み方が必要にないます。

##6
呼吸器感染で「間質性変化」こそこないが「血管陰影」は荒くなり
「上気道」や「呼吸器」の細菌感染を繰り返す患者さんは
少なくありません。


#6
##1
「筋炎:myosotis」は
「多発性筋炎:polymyositis:PM」でも「多発性筋炎:dermatomyositis:DM」
でも「呼吸器感染」をできるだけ「避ける」=「逃げる」=「予防する」。

##2
##1という「地味な努力」が必要で御座います。

##2
また「水分を多めにとられ」ますような努力も極めて大切で御座います。
これも「日常的な地味な努力」で御座います。
##3
「胃のコーテイング剤の」内服薬をしっかり規則正しく
こなす必要が御座います。




#8
##1
「筋炎:myosotis」は「冬の入り口」「夏の入り口」に「症状・症候」
が発症或いは増悪致します。

##2
「季節の変わり目」などというようなセンチメンタルなものではなく。

##3
ずばり具体的には
「6・7.8月」と「12・1・2月」に「症状・症候」が
発生・発症或いは増悪いたします。

##4
御相談者の御相談内容要旨からは「反復性呼吸器感染」
にはこの時期「くれぐれ」もご留意下さい。

##5
「また、最近は腰痛で、寝た状態から起き上がるときにかなり痛みます。」
との事ですが。

##6
「筋炎:myosotis」が何らかの「関与」をしてはいるものの
これは「骨・皮・筋」の「症状・症候」ではありません。
勿論「お年」は関係御座いません。

##7
「筋炎:myosotis」の経過中に
「6・7.8月」或いは「12月・1月・2月」に「筋炎:myosotis」
の患者さんは「腰痛。・下肢痛」の激痛にみまわれることが
御座います。


##8
ご留意下さい。



#9
##1
紫紅色浮腫性紅斑:heliotrope様紅斑」(ヘリオトロープ紅斑)
そのた皮膚の「症状・症候」はおありにならないようです。
##2
「多発性筋炎:polymyositis:PM」のみの「症状・症候」であり
「皮膚筋炎:dermatomyositis:DM」の「症状・症候」
はおありではないようです。



#10結論:

##1
私は「筋炎:myosotis」の患者さんの「治療戦略」は
###1
「反復性呼吸器感染」対策と
###2
「全身管理」=「ICU管理」能力と
###3
「抗悪性腫瘍」対策である
の「3つ」が大事であると考えます。

加えて「睡眠障害」をコントロールできる診療技術も重要
で御座います。

##2
##1にくわえて「堪能」な「臨床血液検査」「胸部X線撮影」
の「読影(どくえい)」と追跡能力が必用であると考えています。


##3
「全体として症状に起伏はあるものの
徐々に悪化していることはわかります。」
との事なのですが
「多発性筋炎:polymyositis:PM」或いは
「皮膚筋炎:dermatomyositis:DM」もそうですが。


##4
「冬場」或いは
「地球温暖化」に伴う「温度差」で「筋炎:myosotis」
の患者さんは「皆様」不調でいらっしゃる昨今で御座います。

##5
「現在通院している○○病院ではこれまでに
多発性筋炎の患者を診たことがなく、
手探りで診療を行っているようです。」
との事です。

##6
確かに「難病」である
「多発性筋炎:polymyositis:PM」
「皮膚筋炎:dermatomyositis:DM」は「まれな疾患」と呼称される事

誤りは御座いません。

##7
けれども
「多発性筋炎:polymyositis:PM」
「皮膚筋炎:dermatomyositis:DM」の100歩くらい手前で
「筋炎:myosotis」には至らずに
「無事過ごされている患者さん」はとても多いものです。

##8
だから「難病指定」に至った
「筋炎:myosotis」の「確定診断」の患者さん数は
「極めて少ないのかも知れません」

##9
けれども「筋炎:myosotis」の病態の患者さんは
「すること」「しなければいけないこと」
及び
「なおさなければいけないこと」
は決まっています。


##10
だから
「筋炎:myosotis」は「手さぐり」=「ブラインド」=「blind」
の「治療戦略」になるような病態ではない
のではないかと今の私は考えます。


##11
私がお答えできるのはこの限りなのですが。
御相談者の御相談内容要旨を「熟読」させていただきましたが
「「呼吸器感染」管理」に「要注意」である以外は

##12
御相談者には
「筋炎:myosotis」での「進行性」の「症状・症候」
は無いように思われます。
だから「御安心」されていただけますでしょうか。


##13
何卒にお健やかにおすごしされて下さいませ。

##14
的はずれな御回答であったならばどうか御容赦下さい。





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2004年1月11日 9時43分32秒]


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お名前: 匿名希望
1.61歳・女性
2.平成8年から多発性筋炎にかかり、
最初、全身の筋力が低下して起き上がることもできない状態になりました。
プレドニンを処方してもらっていますが、これまで
症状改善・薬を減らす→症状悪化・入院・薬を増やす→症状改善・退院→・・・
を3回繰り返しています。
平成11年から慢性間質性肺炎と白内障も併発しています。
現在は自宅療養中で、多少苦労するものの歩ける状態ですが、
慢性間質性肺炎により常時せきが出て苦しいです。
また、最近は腰痛で、寝た状態から起き上がるときにかなり痛みます。
担当医からは「年のせいだ」と言われましたが、正直、納得し難いです。
全体として症状に起伏はあるものの、徐々に悪化していることはわかります。
3.現在通院している○○病院ではこれまでに
多発性筋炎の患者を診たことがなく、手探りで診療を行っているようです。
そこで、多発性筋炎を数多く診療してきた病院をご存知でしたら
ご教授いただけるとたいへんありがたいです。
場所は、日本ならどこでもかまいません。どうかよろしくお願い申し上げます。

[2004年1月10日 18時28分1秒]
by mmdmsci | 2004-05-23 11:07 | 神経内科


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