山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 232


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232記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題232

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 頭の中でカチカチと音がします。  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「頭の中で音がする」という表現は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんがときおりにおっしゃられる「症状・症候」です。

「後頚筋群:こうけいきんぐん」の「筋膜 fascia」
の「音」と解釈されていますが。

「症状・症候」の表現が難しいため。
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++


#1
##1
「私は28歳・女性です。
3週間ほど前から、歩くたびに頭の中でカチカチと音がします。
階段を下りるような上下に動く運動の際に特によく音がします。

普段はたまに頭痛がするくらいで、ここ最近特に体調が悪いという
ことはありません。ただ慢性的な肩こりはあります。
ちなみに音は左側からします。

左目の奥でなっているような気もします。気にして
いるからかもしれませんが、
左目の奥がツンと少し痛むこともあります。

じっとしている時には音は鳴らず、必ず歩いている時になるので
何かあるのかな?と心配しています。

一度病院で見ていただいたほうが良いのでしょうか。
よろしくおねがいします。」
との事です。



#2
##1
「##5
「頭の中で音がする」という表現は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんがときおりにおっしゃられる「症状・症候」です。

##6
「後頚筋群:こうけいきんぐん」の「筋膜 fascia」
の「音」と解釈されています。


#3
##1
「普段はたまに頭痛がするくらいで、ここ最近特に体調が悪いという
ことはありません。ただ慢性的な肩こりはあります。」
との事です。

##2
御##6
「左目の奥でなっているような気もします。気にして
いるからかもしれませんが、
左目の奥がツンと少し痛むこともあります。」
との事です。
=>##7

##7
「緊張型」は眼にきます。


#4
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
は正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##2
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」
「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・
「心療内科の疾患」等ととよく間違えられます。

##3
意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」
等と医師より図らずともいわれてしまう病態でも御座います。

##4
ストレスには弱くなります。
「因果関係」を逆転すればストレスから
「発生」するようにみえるが間違いなのです。

##5
「緊張型」
の治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)



#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

###4
「頭の中で音がする」という表現は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんがときおりにおっしゃられる「症状・症候」です。

「後頚筋群:こうけいきんぐん」の「筋膜 fascia」
の「音」と解釈されていますが。

「症状・症候」の表現が難しいため。
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##5
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。

##6
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも
「頭痛系の疾患」が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれてくださいませ。

##7
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年9月12日 18時41分15秒]
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●御相談タイトル:【 嗅覚・味覚共に失って5年  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「嗅覚障害+味覚障害」は
「地球温暖化による大気温度差の拡大」による
「上気道感染」(「咽頭炎」・「喉頭炎」・「副鼻腔炎」など)」
の反復により激増致しております。

下記に順を追って御回答致します。


#1
##1
「広島市在住

45歳

私は、嗅覚・味覚共に失って5年を経過しています。
今では、若干感じるようになった気がしますが、
地元の耳鼻科で調べていただくと、
データ的には殆ど改善されていません。

脳外科にも行ってMRI撮影もしていただきましたが
異常なしの診断でした。

やはりもう諦めた方がよいのでしょうか?
しかし、良い治療方法がそちらであるなら
一度受けてみたいと思いますがどうでしょうか?」
との事です。


#2
##1
「私は、嗅覚・味覚共に失って5年を経過しています。
今では、若干感じるようになった気がしますが、
地元の耳鼻科で調べていただくと、
データ的には殆ど改善されていません。」
との事です。
=>##2

##2
「嗅覚障害+味覚障害」はいずれも「固有受容性感覚」ですから
「データをとること」は不可能なはずです。

##3
「今では、若干感じるようになった気がしますが、」
との事です。


##4
「御自覚」的によくなられた気がされるのであれば
根気よく頑張られて下さいますように。


#3
##1
「嗅覚障害」過去数年「上気道炎の患者さんの急増」に伴い増加。
「呼吸器感染」を反復「幼少」より「副鼻腔炎」など「上気道感染」
のある患者さんに発症し易いものです。

##2
まず「嗅覚」は「瞬間感覚」でございます。

#2
##1
嗅覚障害では。
##2
「カレー」と「丼物」の味わからない。



#4
##1
嗅覚障害の初期に「焦げ臭い」においが特徴的。

##2
「瞬間的に」お野菜の匂いはお判りでしょうか。
##3
お小さいとき「副鼻腔炎」はおありではないでしょうか。

##4
5年前ころから「「呼吸器感染」の反復は。



#5
##1
ステロイド点鼻やレーザー治療無効です。

##2
治療は大変地味な治療しか奏功せず根気が要る。



#6
##1
###1
鼻道(4段階あり)系の詳細な頭部X線撮影
###2
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して経静脈投与も必要
###3
ヘルペス感染の有無(場合によりアシクロビル内服併用)
##2
徐々に「植物系」の匂いから「回復」。
##3
けれども「ほんの一瞬」でまたにおわない。
##4
この繰り返しを徐々に治療。




#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「耳鼻科専門医先生」「神経内科専門医先生」或は「脳神経外科専門医先生」

各科で「嗅覚障害外来」が御座います。
けれども
「診断」のみで「治すこと」が出来難いのが現状です。

##3
「嗅覚障害治療」は「本当に地味な根気の要る治療」。

##4
「嗅覚:きゅうかく」=「におい」は「固有知覚」です。
「視力」も同様に「固有知覚」です。

##5
けれども視力低下と異なり「眼鏡」に匹敵
するものが御座いません。

一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


上記御あくまでも参考までにお留めおきください。


++++++++++++++++++++++++
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年9月11日 12時27分26秒]
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●御相談タイトル:【 過度のスポーツによる脱水症状、横紋筋融解症 2  】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。



御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「#1
##1
「山本先生
先日横紋筋融解症でご相談させていただきました。
息子18歳、米国留学中です。

昨日帰国しましたが、多発性筋炎の疑いがあると言われて
ご相談させて下さい。

情報がいたりませんで申し訳ありません。
実は7月末に日本で熱中症で2週間ほど入院、1
0日後に米国で横紋筋融解症で6日間入院しました。

依然水分補給は続けておりますが、特に薬はなく、
寮生活がリハビリと言われてお普通の生活をしております。

現在GOT200,CK値1200(当初は36000 )
MRI等の検査に以上はありませんでした。

複数のお医者様に見ていただいた為、
様々な情報に踊らされている状況です。

原因は熱中症によるものでしょうか。
多発性筋炎の可能性はどのようにお考えになりますか?

来週再び渡米し、
血液検査(CK値とGOTの値)の結果を聞きに行きますが、

すぐに多発性筋炎の検査をしたほうが良いのでしょうか。
11月の休暇に帰国させ日本で検査をさせても良いのでしょうか。

来年6月卒業のため、
できるだけ今の生活を続けさせたい
と思っておりますがどのようにいお考えですか?

お忙しい所恐縮です、宜しくお願いいたします。」
との事です。



#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「臨床血液検査」の筋肉関連の数値では
GOTとCKの数値しか御記載がありません。
(LDHアイソザイムその他の数値がない)
精緻な判断はしがたいです。

##4
そしてまた何よりも重要なのは
これら「臨床血液検査」の「断面特性」=「一時的な・スポット的な数値」
よりも「臨床血液検査」の「継時的変化」の評価である。

##5
「熱中症(heat stroke)」=>「横紋筋融解:rhabdomyolysis」
でよろしいと今の私は考えます。



#3
##1
「依然水分補給は続けておりますが、特に薬はなく、
寮生活がリハビリと言われてお普通の生活をしております。」
との事です。

##2
「多発性筋炎:polymyositis:PM」とのことです。

##3
唐突に
このような膠原病を俄かに考えるよりも。

##4
「御子息様」の場合「熱中症(heat stroke)」の「エピソード」
が明確なわけである。

##5
そして##4
これに伴い「横紋筋融解:rhabdomyolysis」が
発生した事実は明らかなわけだから。

##6
「多発性筋炎:polymyositis:PM」を「病態」
として考える「診断学的根拠」或は・
「多発性筋炎:polymyositis:PM」を鑑別診断に積極的に
考える必要性は「著しく乏しい」と今の私は考えます。

##4結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「複数のお医者様に見ていただいた為、
様々な情報に踊らされている状況です。」
との事です。

##3
「御父様」も自覚されていらっしゃるとは思います。

##4
文字通り「何が原因か結果」かは判断できません。
けれども「御父様」が「御子息様」の「病態」に
名を借りて「不安の種まき」をされていらっしゃいます。

##5
御気持ちは大変よく判ります。
けれども
あまりあまり心配ばかりしていては駄目です。

##6
「熱中症(heat stroke)」による
「横紋筋融解:rhabdomyolysis」です。
「多発性筋炎:polymyositis:PM」などではありえません。

##7
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。



上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年9月11日 12時9分0秒]
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+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 筋萎縮性側索硬化症(ALS)でしょうか?  】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


長文の御相談からは
さまざまに御心配の様子が伺えます。
これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

適切な表現が思い浮かばないのですが
「脳神経外科専門医先生」「神経内科専門医先生」であらば
どの先生でも
「緊張型」の「治療戦略」が立てられると
間違っても思われないで下さい。


適切な表現が思い浮かばないのですが
大学病院の頭痛専門外来の「中枢神経系専門医」或は
「頭痛専門医」(この名称の「専門医はいません)でも。
「偏頭痛」の患者さんは宜しいのだが「緊張型」の患者さんになると
苦手な先生は少なくありません。
このことも何卒に覚えておかれてください。


また同様に
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の「御診断」が
「神経内科専門医先生」或は「脳神経外科専門医先生」であらば
誰でもたてられる・あるいは否定ができるとも思われないで下さい。


#1
##1

1.34歳の主婦です。
2.今年の3月にインフルエンザに罹った後ほどなくして手指→腕
  ・脚→頭部・顔面の順にぼわーっとした痺れ感が続き神経内科
  を受診したところ、気にしないでいたら1週間ほどで消えると
  言われました。その時は1週間強で消えました。
  4月末に身体的にも精神的にもストレスを強く感じる事が身の
  回りで3度ほど立て続けに起こりました。そのせいかわかりま
  せんが直後から3月の時と同じ痺れ感が始まりました。神経内
  科を受診しようか悩んでいる時に、TVでALSのドキュメン
  ト番組を見てしまい自分がALSなのではと激しく思い込み落
  ち込み、嘔吐感による食欲不振・倦怠感・疲労感がひどくなり、
  歩くのも階段を上るのも脚がだるくてなかなか上がらない状況
  に。神経内科を再受診したところ、やはり気にしないことが大
  切。身体的・精神的なストレスによるものでALSではないと
  言われましたがどうにも不安感が強く神経内科から心療内科を
  受診するように言われリーゼを出されました。心療内科はとて
  も混んでいて2週間後に予約が取れて受診した時には痺れ感・
  だるさはほとんど無くなっていましたが、代わりに手足指の関
  節がこわばり鳴らさないと動かしづらい状態に。じっとしたり、
  朝起きた時特にひどかったです。念の為整形外科と脳神経外科
  も受診。異常無しとのことでした。神経内科に受診した方がい
  いか問い合わせると大丈夫とのこと。心療内科では不安感を抑
  える為に今もリーゼを処方されています。舌の腫れた感じも気
  になったので丁度舌の腫れについてTVで相談に乗っていた漢
  方薬専門の内科を受診。手足指のこわばりからリウマチ検査等
  の血液検査をしたところ異常無しで、血の巡りと水の捌きが特
  にひどいから手足指のこわばりはむくみによるもの、更年期で
  はないけど更年期障害のような症状が出ているということで自
  律神経を整える働きを持つツムラ柴胡加竜骨牡蠣湯エキスとツ
  ムラ加味ショウ遥散エキスが現在も処方されています。
  最近手足指のこわばりが気にならなくってきたなと思っていた
  ら2週間ほど前からふともも・おしり・ふくらはぎがぴくつく
  ようになりました。全然無い日も、何回もなる日もあります。
  以前にあった痺れ感も今回のぴくつきもじっと座ってたり強く
  ストレスを感じ緊張している状態で特に感じているような気が
  します。家  事をしたり動き回ってる時はほとんど感じません。
  補足ですが4年ほど前に頭痛・肩こりがひどく脳神経外科で筋
  緊張性頭痛と診断されました。
  首から肩へのこりがひどく頭痛を引き起こしてるようなので指
  圧マッサージに通っているのですが先生に筋肉がガチガチに硬
  いと言われています。その先生にはストレス等で神経が敏感に
  なって筋肉がぴくついてるのでは、と言われました。
  今は体の為に神経内科で薦められた半身浴、ストレッチ・筋ト
  レなどの軽い運動、食事のカロリーコントロールによる減量を
  行っています。
3.これらの痺れ感→手足指のこわばり→ぴくつきなどの症状はす
  べて先生のおっしゃるような緊張型によるものなのでしょうか?
  ぴくつきが出てから神経内科にはかかっていませんがかかった
  方がよいでしょうか?それとも脳神経外科でしょうか?そして
  札幌市で山本先生がご存知の先生がいらっしゃる病院を教えて
  いただければ幸いです。
  今はぴくつきを感じるたびに不安な日々を過ごしています。
  どうぞご指導のほどよろしくお願い申し上げます。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
です。

##3
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を始めとする
「運動神経細胞病(モーターニューロン病:MND)」
の「症状・症候」ではありません。

##4
申し訳ございません。
北海道・札幌市の「緊張型」にお強い先生は把握できておりません。



#3結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「4年ほど前に頭痛・肩こりがひどく脳神経外科で筋
  緊張性頭痛と診断されました。」との事です。

##3
「緊張型頭痛」は30年ほど前に「緊張性頭痛」と呼称されたことが
あります。
けれども
「性」ではなくて「型」です。

##4
「緊張型頭痛」を
「緊張性頭痛」と御記載される「脳神経外科専門医先生」は
「苦手」な先生です。

##5
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

##6
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。

###10
適切な表現が思い浮かばないのですが
大学病院の頭痛専門外来の「中枢神経系専門医」或は
「頭痛専門医」(この名称の「専門医はいません)でも。
「偏頭痛」の患者さんは宜しいのだが「緊張型」の患者さんになると
苦手な先生は少なくありません。
このことも何卒に覚えておかれてください。

##11
また同様に
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の「御診断」が
「神経内科専門医先生」或は「脳神経外科専門医先生」ならば
誰でもたてられる・あるいは否定できるとも思われないで下さい。

##11
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年9月11日 11時47分46秒]
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脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
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by mmdmsci | 2005-09-14 15:52


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