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山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 334


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334記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題334

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp



+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 祖父・祖母共に足底に常時、砂の上を歩いているような感触で辛い 】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


御心配でしょう。御気持ちは大変よく判ります。
御祖母様と御祖父様を慈しむ御相談者の御気持ちが
とてもよく判ります。


++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

この「症状・症候」は
典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth-Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica:メラルギア・パレステティカ」
の「症状・症候」です。

御高齢の方の場合
足底部の「感覚障害・知覚障害」或は違和感
極めて判りやすくいえば
「足に砂利がこびりついている」
「足に砂がこびりついている」
という
「症状・症候」できます。

1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」
と命名され
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」
と記載されました。

「知覚異常性大腿神経神経痛」
或はmeralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ),
 Roth-Bernhartd症候群などと呼称されますが。

本邦では何故かまず通じません。

だから「診断戦略」の舵取り不能で
「治療戦略」をとられないことも稀ならず御座います。

「◎治療方法はありますか。」
=>
「神経根ブロック」という「ペインクリニック」の「治療戦略」
が著効致します。


「◎高齢者には多いもので、年齢的に仕方ないのでしょうか。」
=>
よく「何かの一つ覚え」のように。
「「坐骨神経痛:schiatic neuralgia」
(この坐骨神経痛は元来稀なものです)」
と間違われます。


御高齢とは元来全く関連は有りません。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++



#1
##1
「山本博昭先生

はじめまして。

多忙な先生に御相談を差し上げるのは
ご迷惑かと思いましたが、
どうしても先生にお聞きしたいことがあり、
勝手ながら筆を取りました。
やっと話をわかっていただけそうな気がして。

私の祖父(89)・祖母(85)が共に
常時、砂の上を歩いているような感触が足裏にあるらしく、
かかりつけの医師に相談したところ、
まず「糖尿病」を疑われ、検査をしたところ、
結果は「血糖値に異常なし」。

医師はその結果を受けて、
「気のせいでしょう」と受け流したそうです。
毎日の足裏の不快感を「気のせい」と片付けられたこと。
悲しかったです。

あきらめることはできないので、
別の医師にも相談してみました。
しかし、そこでも「原因がわからない」
「年のせいだから仕方がないでしょう」との返答。

その後、何軒も医者を渡り歩きました。
どこでも、原因がわからずじまい。
そして、今に至ります。

インターネットの検索で、
いろんなキーワードを当てはめ調べ続けたところ、
山本クリニックでの症例にひっかかりました。
症状が似ていたのです。

祖母の話では、同年代の友達にも
同じ様な症状(砂を踏んでいるような感覚)を
抱えている人が結構いるとのこと。

◎治療方法はありますか。
◎高齢者には多いもので、年齢的に仕方ないのでしょうか。

認知症の祖父がごみ箱をそばに置いては
「いつの間にか砂が入って、
靴下をはたいてみるんだけど入ってないんだ」と
毎日毎日つぶやきながら繰り返しているのが
気の毒でなりません。
砂は入っていないと説明しても、
祖父には理解できないですから。


山本先生、もう頼れる医師がいません。」
との事です。


#2
##1
この「症状・症候」は
典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth-Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica:メラルギア・パレステティカ」
の「症状・症候」です。

##2
御高齢の方の場合
足底部の「感覚障害・知覚障害」或は違和感
極めて判りやすくいえば
「足に砂利がこびりついている」
「足に砂がこびりついている」
という
「症状・症候」できます。

##3
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」
と命名され
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」
と記載されました。

##4
「知覚異常性大腿神経神経痛」
或はmeralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ),
 Roth-Bernhartd症候群などと呼称されますが。

##5
本邦では何故かまず通じません。

##6
だから「診断戦略」の舵取り不能で
「治療戦略」をとられないことも稀ならず御座います。

##7
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の特徴を#3以後に記載いたします。


#3
##1
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の「症状・症候」は基本は
下腿の外側の「大腿部・脹脛(ふくらはぎ)部」
の「張った感じ」できます。

##2

腰痛を伴うときも。
2・
「下肢の足趾の「しびれ感」と診断がつない足底部違和辛いです。」
というような「下肢の「しびれ感」」
のみのこと。
3・
「1・」+「2・」=「腰痛・下肢痛」
或は「腰部・下肢」の「感覚障害・知覚障害」
でくることもあり
さまざまです。


#4
##1
この「腰痛・下肢痛」には特徴が御座います。

##1
「腰痛」を伴い疼痛或は「しびれ感」は
まずは
「大腿外側」から発症するものです。
##2
「膝関節痛」或いは
「更には下肢外側痛或は脹脛痛」として広がります。

##3
この「しびれ感」は「ある朝」或は「就眠時」「就眠中」に
突如として出現することが多いものです。
そうでないことも御座います。

##4
けれども「運動神経麻痺」は全く伴いません。

##5
因みに
「坐骨神経痛:schiatic neuralgia」
(この坐骨神経痛は元来稀なものです)
或は
 「糖尿病:diabetes melitus:DM」による
 「糖尿病性末梢神経障害」
とよく間違われます。

##6
御注意下さい。


#5
##1
「しびれ感」の特徴は
「弱い電気を感じられているビリビリする様な御自覚症状」
と考えます。

##2
そして御高齢の方の場合は
足底部の「感覚障害・知覚障害」或は違和感
極めて判りやすくいえば
「足に砂利がこびりついている」
「足に砂がこびりついている」
という
「症状・症候」できます。

##3
「下肢足」の「親指付け根」・「薬指の付け根」・
「踝の上」・「大腿」外側に「しびれ感」「症状・症候」が
あることが多いものです。

##4
下肢「しびれ感」の場合「体重」をかけていると
消失或は著明に軽減致します。

##5
「入浴にて浮力で体重負荷が無く」なると
「症状・症候」は軽減致します。

##6
けれども「浴槽」からでた後に」急激に
「症状・症候」が増悪することが多いものです。

##7
「いすに座ったり」して「体重負荷」が減じると「症状・症候」
は増悪して「足指先端」の「冷痛感」で「激痛」にばけることも
御座います。


#6
##1
下肢のみでなく上枝にもしびれのあることが多いものです。
如何でしょうか。

##2
上枝の「しびれ感」の場合
「手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)」に
絵に書いたような「しびれ」が御座います。

##3
更に上肢の場合
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います

##4
「下肢痛」で「御診断」が付かず苦労される患者さん
が「知覚異常性大腿神経神経痛」では後をたちません。

##5
時として「疼痛性歩行障害」にすら至ります。


##6
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)

「機能性末梢神経障害」であり画像診断には「異常所見」
が得られないため正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##7
「◎治療方法はありますか。」
=>
「神経根ブロック」という「ペインクリニック」の「治療戦略」
が著効致します。

##8
「◎高齢者には多いもので、年齢的に仕方ないのでしょうか。」
=>
よく「何かの一つ覚え」のように。
「「坐骨神経痛:schiatic neuralgia」
(この坐骨神経痛は元来稀なものです)」
と間違われます。

##9
御高齢とは元来全く関連は有りません。


#7
##1
「神経ブロック」或は「神経根ブロック」
或は「硬膜外ブロック」が著効致します。

##2
「症状・症候」のレベルを間違えられて
「おしり=臀部直上」の「ブロック」を施行されることが
稀ならず御座います。

##3
これらの
「経仙骨孔ブロック」或は
「硬膜外ブロック」の「仙骨ブロック」を施行されても
一向に良くなりません。


#8
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「延長線上あるいは同一線上にある病態」に
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
という「病態概念」が御座います。

##2
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の「症状・症候」は正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##3
主役は外側大腿皮神経という有名神経であり
「第2,3腰神経前枝の後部」から発生する
「有名な神経」で御座います。

##4
「末梢神経名称」でいけば
「外側大腿皮神経」が病態の主役であることが多いものです。

##5
L2神経根といえば
###1
陰部大腿神経
###2
外側大腿皮神経
###3
大腿神経
###4
閉鎖神経の源流です。

##6
「神経ブロック」では
「外側大腿皮神経ブロック」

##7
或は
「神経根ブロック」では
「L2神経根神経根ブロック」が著効致します。

##8
上記の「神経ブロック」或は「神経根ブロック」による
治療は「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」が
専門と致します。


#9結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「meralgia paraesthetica:メラルギア・パレステティカ」=
「Roth-Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」
の「症状・症候」です。

##3
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
或は
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」と命名されて
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」と記載された
病態なので御座います。

##4
「腰痛・下肢痛」が症候であり「運動麻痺」を伴わない
という特徴があります。
但し「症状・症候」が劇症化すると
「疼痛性歩行障害」にいたることも御座います。

##5
そして御高齢の方の場合は
足底部の「感覚障害・知覚障害」或は違和感
極めて判りやすくいえば
「足に砂利がこびりついている」
「足に砂がこびりついている」
という
「症状・症候」できます。

##6
「CT・MRIやX線撮影などの画像診断」では
「異常所見」
が得られないことが「大きな特徴」である。

##7
よって「機能性末梢神経障害」による
「症状・症候」と呼称されます。

##8
「機能性疾患」即ち「画像診断」或いは「眼で見えぬもの」の
「処遇」「治療戦略」に「失念」するという「臨床診断学」
の苦手な「中枢神経系専門医先生」の場合
CT・MRIで「異常なし」でこれより先に「診断戦略」
が発展致しません。

##9
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth-Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」
の「病態概念」は俄かには
本邦ではまず通用しません。

##10
「腰痛・下肢痛・感覚障害・知覚障害」をしっかり治されるためには
「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い「脳神経外科専門医先生」
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが宜しいと考えます。

##11
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
このことは何卒に御銘記下さいませ。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##12
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2007年5月13日 16時30分4秒]
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by mmdmsci | 2007-05-21 10:16

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 333


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333記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題333

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

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●御相談タイトル:【 2年前におたふく。そのころから左頬一部に違和感があります。 】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持が大変によく判る御相談です。
けれども
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
御相談の「要旨」或は「目的」が読み取れません。



+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

この「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

「Sluder:1908」により始めて報告された「頭蓋顔面痛症候群」
であり「三叉神経痛」と実によく間違われます。

「発生部位」は
「口腔内」「鼻腔(びくう)」「眼窩」「後方乳様突起」などの
いわゆる「歯科口腔外科専門医先生」或いは「耳鼻科専門医先生」
の「領域」です。

「圧迫感」或いは「疼痛」として発生するこの「病態」は
「「翼口蓋神経節:よくこうがい神経節:spheno-palatine ganglion」
の「刺激」によると考えられています。

そして
刺激の原因としては。

「蝶形骨:ちょうけいこつ」或いは「後篩骨洞:こうしこつどう」の
「2次感染」或いは「「鼻腔(びくう)」内変形」が原因とされています。

「歯科口腔外科専門医先生」にて
「抜歯」後を機会に「劇症化」することもあるため
「不用意」な「抜歯」は御相談者のような場合は絶対に
避けねばなりません。


御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。

正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

幼小児期に「副鼻腔炎」を反復されていたり「反復性上気道感染」
の「御既往」のあるかたに
出現することが多いものです。

御相談者の場合「2年前の
「流行性耳下腺炎:おたふくかぜ:munps:ムンプス」」
との事です。

それ以前からも今現在も
口腔内細菌感染・或いは「上気道感染」
(「咽頭炎」・「喉頭炎」・「副鼻腔炎」など)」
も反復されていると考えます。

下記順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++


#1
##1
「はじめまして、こんにちは。
私、32歳男です。

2年前におたふく風邪になったころから左の頬の一部
(500円くらいの範囲)が
しびれてるような感じがしてるんです。

触った感覚はあり、爪楊枝でさしてみて痛みもあります。
温感もありますが若干鈍いような…。
少しやわらいだような感じがしますが。

大きな総合病院の耳鼻科で3人の先生に診てもらい
ました。どの部位かはわかりませんが、わるさしてないか
みるといってCTをとりました。

異常なしでした。

通院が困難だったので開業医を紹介していただき
そこの先生にも診ていただきましたが詳しく調べるには
MRIをとらないとわからないと言われました。

赤いB12?の薬をしばらく飲んでいました。

その後、頭痛があったので違う土曜にやってる総合病院に
いったら頭のCTをとられました。
異常なしで緊張型頭痛といわれました。

神経内科でMRIをとろうと思ってるのですが、
造影剤でとると言われさらに不安になりました。
できれば造影剤なしがいいのですが…。

なんでもネット検索して調べるとこがあり
ムンプスウィルスをインターネットで検索していたら
髄膜炎や脳炎などがあってかなり不安です。

原因は何でしょうか? 
この痺れは治るのでしょうか?

不安です。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
御相談の「要旨」が読み取れません。

##2
「原因は何でしょうか? 
この痺れは治るのでしょうか?」
の対象となる「症状・症候」は。

##3
「 2年前におたふく風邪になったころから左の頬の一部
(500円くらいの範囲)が
しびれてるような感じがしてるんです。

触った感覚はあり、爪楊枝でさしてみて痛みもあります。
温感もありますが若干鈍いような…。
少しやわらいだような感じがしますが。」
という
「左の頬の一部
(500円くらいの範囲)」の「症状・症候」のことを
心配されているのでしょうか?

##4
「左頬」の「感覚障害・知覚障害」を「痺れ」を
心配されていると仮定させて頂きます。


#3
##1
1・
「触った感覚はあり、」
=>
「触覚の低下」はない。
2・
「爪楊枝でさしてみて痛みもあります。」
=>
「「圧痛」がある」と仮定させて頂きます。
3・
「温感もありますが若干鈍いような…。」
=>
温度覚の低下があるということと仮定させて
いただきます。
4.
「少しやわらいだような感じがしますが。」
=>
この「症状・症候」は全く解読不可能です。
申し訳ございません。


##2
「臨床神経診断学」からは。
「感覚障害・知覚障害」には
1・「知覚消失:an-aenthsia:アネステシア」
2・「知覚低下:ヒペテシア:hypo-aestaesia」
3・「知覚過敏:ヒペレステシア:hyper-aestaesia」
4・「異感覚:デイセステシア:dys-aesthesia」
5・「錯感覚:パレステシア:para-aesthaesia」
の「5種類」が御座います。

##3
##2からは若干の温度覚のみの低下=
2・「知覚低下:ヒペテシア:hypo-aestaesia」が
ある(かもしれない)。

##4
けれども
「「触覚の低下」はない。」わけだから
「「末梢神経障害」による「病態」」は否定されます。

##5
そうすると
##1の「2・
「爪楊枝でさしてみて痛みもあります。」
=>
「「圧痛」がある」と仮定させて頂きます。」
のみが「感覚障害・知覚障害」として成立する以外
は「感覚障害・知覚障害」は存在しないということに
なります。

##6
さまざまに考えて
「中枢神経系」である「脳」と「脊髄」レベルでも
「末梢知覚神経」のレベルでもです。

##7
因みに「御顔」の頬ですから
関与する「末梢知覚神経」は「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」
以外にはありえません。


#4
##1
#2・#3からは「中枢神経系」である「脳」と「脊髄」の
(ちょっと難しいですが「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」
の「感覚」を司る神経「の一部」は
「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」の「脊髄路核」と
呼称して「「第3」「第4」頸髄までおりています。

##2
三叉神経は脳神経のなかで最も大きな神経。
1・
知覚性の部分は「延髄、橋、頚髄上部にわたってみられる
縦に長い三叉神経脊髄路核」。
2・
「橋の被蓋:きょうのひがい」にある「三叉神経主知覚核」
の「1・」「2・」両方から起こります。

##3
橋の外側縁から脳の外へでてきます。

##4
「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」
の「知覚系」この部分は太いので「portio major:大部」と呼ばれる。

##5
「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」の
「運動神経」は
は「portio minor:小部」といわれ、
橋の被蓋にある三叉神経運動核から起こります。
そして「portio major:大部」と並んで走ります。


#5
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは

1・
「 2年前に・略・」脳CT
2・
「通院が困難だったので開業医を紹介していただき
そこの先生にも診ていただきましたが詳しく調べるには
MRIをとらないとわからないと言われました。」
=>脳MRIは結局撮影されていないと解釈致します。

3・
「その後、頭痛があったので違う土曜にやってる総合病院に
いったら頭のCTをとられました。」
=>
脳CTの「2回目」
4・
「神経内科でMRIをとろうと思ってるのですが、
造影剤でとると言われさらに不安になりました。
できれば造影剤なしがいいのですが…。」
脳MRIは結局撮影されていない。


##2
「神経内科でMRIをとろうと思ってるのですが、
造影剤でとると言われさらに不安になりました。
できれば造影剤なしがいいのですが…。」
との事です。

##3
脳MRIは脳CTの造影剤とは全くことなります。
脳MRIで造影脳MRIの前には必ず造影剤なしの
単純脳MRIを撮影致します。

##4
脳MRIの場合には「造影剤」を御心配される事由は
全く思い当たりません。


#6
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
この「症状・症候」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
を伴う患者さんに併発・合併する
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」という
「病態」です。


##2
「2年前におたふく風邪になったころから左の頬の一部
(500円くらいの範囲)が
しびれてるような感じがしてるんです。

触った感覚はあり、爪楊枝でさしてみて痛みもあります。
温感もありますが若干鈍いような…。
少しやわらいだような感じがしますが。」
の「症状・症候」は。

##3
多くの場合に「御高齢の御婦人」にくる「症状・症候」として
大変に頻度の高いものです。

##4
「歯科口腔外科専門医先生」にて「抜歯」に至る事が多いです。

##5
##4のあと「「疼痛」+「しびれ感」」とは言えない不快感」
或いは「相当の疼痛」に化けることが多いものです。

##6
##5の後の「段階」になって
「三叉神経」の「第3枝」=「下顎神経;かがくしんけい」の
「三叉神経痛」と間違われることが多いものです。

##7
正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

##8
御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。


#7
##1
御相談者の「症状・症候」の場合
多くの場合「「歯科口腔外科専門医先生」」「耳鼻科専門医先生」
「神経内科専門医先生」「脳神経外科専門医先生」と
変遷されることが多くの場合発生するけれども。

##2
脳MRIや脳MRI・脳MRAや脳CTを
「検査」に「検査」を重ねたあげく
不思議なことに「病態把握」が「不能」とされてしまうことが
多いものです。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載
からは
この「病態」は「顔面片頭痛」(「スルーダー」)
或いは「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」
或いは
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
と呼称される「病態」の「症状・症候」で御座います。

##4
「Sluder:1908」により始めて報告された「頭蓋顔面痛症候群」
であり「三叉神経痛」と実によく間違われます。

##5
「発生部位」は
「口腔内」「鼻腔(びくう)」「眼窩」「後方乳様突起」などの
いわゆる「歯科口腔外科専門医先生」或いは「耳鼻科専門医先生」
の「領域」です。

##6
「圧迫感」或いは「疼痛」として発生するこの「病態」は
「「翼口蓋神経節:よくこうがい神経節:spheno-palatine ganglion」
の「刺激」によると考えられています。

##7
刺激の原因としては
「蝶形骨:ちょうけいこつ」或いは「後篩骨洞:こうしこつどう」の
「2次感染」或いは「「鼻腔(びくう)」内変形」が原因とされています。


#8
##1
患者さんによっては「歯科口腔外科専門医先生」にて
「抜歯」後を機会に「劇症化」することもあるため
「不用意」な「抜歯」は御相談者のような場合は絶対に
避けねばなりません。

##2
あくまでも一般論ですが
御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。

##3
正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

##4
幼小児期に「副鼻腔炎」を反復されていたり「反復性上気道感染」
の「御既往」のあるかたに
出現することが多いものです。


#9
##1
御相談者の「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

##2
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。

##3
ただし「星状神経ブロック(SGB)」は
「効果」が全くありません。

##4
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
致します。

##5
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い
「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しかろうと今の私は考えます。

##6
けれども「ペインクリニック専門医先生」でも
「脳神経外科専門医先生」でも
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
が苦手な先生がいらっしゃいます。

##7
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##8
とんでもない時話ですが
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」
「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・
「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられますからご注意下さい。


#11
##1
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんに
極めてよく併発致します。


##2
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
とは
「延長線上あるいは同一線上にある病態」とも考えられて
います。

##3
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」 2
[2] [2007年 5月 5日 19時 3分20秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/363696414119662.html
を御参照頂けますか。

##4
コピー致します=>「ごらんくださいませ★★★」


#6結論:
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
御相談者の「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

##3
「圧迫感」+「不眠」の後に「疼痛期」がくることが
あります。
何卒に「ご注意」下さい。

##4
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##5
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
致します。



##6
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」

よく
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんに併発致します。
御注意下さい。

##7
しっかり治されるためには「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。

##8
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。


何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。

++「ごらんくださいませ★★★」+++++++++++++++++++++


「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「とくちょう」について1



「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんは多いものです。
けれども
「緊張型」は「ふわふわ」「しめつけ感」「くらくら感」
「肩こり・頸こり・背中こり」」と「頭痛以外の「御自覚症状」」
でくることが大部分です。

そのために
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」でございます。
脳CT・MRIで「「異常所見」無し」
のまま。
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
二番目に困るのは
「心療内科「病態」」「精神科「病態」」と間違えられることです。

この
URL
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/363696414119662.html

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴その他につき御記載致します。御参考になれば何よりです。

これらは
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんの「臨床神経診断学」上のほんの一例であり
今後さまざまな編集をかさねてまとめていきたいと
考えます。


以下掲載省略
--------------------------------------------------------------------------

[2007年5月5日 19時2分24秒]


「ごらん下さいませおわりおわり★★★」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2007年5月13日 15時39分23秒]
--------------------------------------------------------------------------


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脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
by mmdmsci | 2007-05-14 11:40

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 332


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

332記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題332

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

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+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 私は思い込みが激しいので不安です。 】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


大変に御心配のようですね。
御気持ちは大変よく判ります。
けれどもあまり心配ばかりしていては駄目です。


++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

私は
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
御相談者は「神経質」というような
センチメンタルな「気質」というよりは。

「不安の種まき」をされる
極めて判りやすくいえば「具体的な強迫」が
あるように
思える。

そして
唯一御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「脳神経外科専門医」から考えて
おぼえておかれたほうがよいことは
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」=
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」
を持たれているように
考える。

幸にして「怖い「病態」」ではなく
「症状・症候」も軽いようである。

しっかり治されるためには
「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」 
[2] [2007年 5月 5日 19時 3分20秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/657075506243022.html
も何卒に御参照頂けますか。


下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++


#1
##1
「こんにちは。私は中学生の女子です。
私は頭の事で悩みがあります。
症状を言います。
半年ぐらい前から頭が陥没してるんですが
(右耳の上のあたり)
骨折するようなことはしてないんです。

陥没した日は陥没した場所がピリピリしてました。
それで陥没したという感じです。

私は神経質なんで、すごい気になってしまいます。
あと半年前ぐらいに奥歯が痛く歯医者に行ったんです。
歯医者には虫歯ではないと言われました。

また痛くなったら来てといわれました。
違う病気の可能性があるといわれました。

私はそれいらい歯医者には行ってません。
歯も時々痛いぐらいです。
それが陥没した原因でしょうか?

私は気になってこの掲示板をみました。
私と同じ陥没した人は異常なしでした。
「大量骨溶解」とかですかね?

私は思い込みが激しいので不安です。
虫に刺されただけで、病気かと思ってしまいます。
最近ろれつが回らない気がします。
あくまでも気です。

先生ぜひお返事下さい。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは「6つ」の
「症状・症候」或は「病態」で「御心配」があるようです。
=>##2

##2
1・
「半年ぐらい前から頭が陥没してるんですが
(右耳の上のあたり)
骨折するようなことはしてないんです。」

という「陥没性骨折」或は「頭蓋の変形」に対する
「御心配」=「危惧感」

2・
「陥没した日は陥没した場所がピリピリしてました。
それで陥没したという感じです。」
という
「ビリビリする「感覚障害・知覚障害」」及び/或は
「陥没」との関連性にたいする
「御心配」=「危惧感」

3・
「私は神経質なんで、すごい気になってしまいます。」
という「御自分」の俗にいう「神経質」に対する
「御心配」=「危惧感」

4・
「あと半年前ぐらいに奥歯が痛く歯医者に行ったんです。
歯医者には虫歯ではないと言われました。

また痛くなったら来てといわれました。
違う病気の可能性があるといわれました。」
という
「歯科口腔外科専門医先生」の「御診断」からは
「歯科口腔外科専門医先生」の領域とは異なる
奥歯の「疼痛系の「病態」」に関する
「御心配」=「危惧感」


5・
「4・」から敷衍(ふえん)しての
「他の「病態」」の可能性の
「御心配」=「危惧感」


6・
「頭蓋骨腫瘍」の「ヒスチオサイトーシスX :hystiocytosis X 」
##1
1・「Letter-Siwe病:レッター・シーヴエ病 」
##2
2・「eosinophilic granuroma of bone :好酸性肉芽腫」
##3
3・「Hand-Schuller-Christian病:ハントシューラー・クリスチヤン病 」
などの「可能性の少ない「病態」」
にみられる「多発性頭蓋骨融解」
或は
「多発性骨髄腫:たはつせいこつずいしゅ:multiple myeloma」
などの「可能性の少ない「病態」」
にみられる「多発性頭蓋骨融解」
などの「因果付け」
「多発性骨溶解」による
「御心配」=「危惧感」



#3
##1
「頭蓋骨」の「神経頭蓋」或は「顔面頭蓋」の陥没
は明らかに
頭部X線撮影をおこなえば「判明する「病態」」です。

##2
「頭蓋骨」の「神経頭蓋」或は「顔面頭蓋」の陥没は
「「御自覚症状」ではありえななく」あくまでも
「他覚「症状・症候」」のはずである。
「御自覚症状」になりうるべくも・はずもない。

##3
「1・
「半年ぐらい前から頭が陥没してるんですが
(右耳の上のあたり)
骨折するようなことはしてないんです。」

という「陥没性骨折」或は「頭蓋の変形」に対する
「御心配」=「危惧感」」
の発生に関して
御相談者は「神経質」と仰られているが。

##4
神経質というよりは
根拠のない「不安の種まき」をされていらっしゃり
「強迫観念」がある。

##5
御相談者の御相談内容要旨御記載
「私は思い込みが激しいので不安です。」
よりは
「神経質」というよりは「強迫観念」

##6
但し
御相談者の御相談内容要旨御記載を見渡す限りは
治療を必要とするほどの
「強迫観念」ではない。


#4
##1
#2の##2の「4・」の
「1・
「半年ぐらい前から頭が陥没してるんですが
(右耳の上のあたり)
骨折するようなことはしてないんです。」

という「陥没性骨折」或は「頭蓋の変形」に対する
「御心配」=「危惧感」」
以外は。

##2
私が御相談者の御相談内容要旨御記載から
さまざまな角度から推察しても
いずれも具体性・実存性・はない。

##3
##1
に関しては
私は
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」=
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」
という「病態」をお持ちの
可能性はあると思う。

##4
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」は
1・「歯科口腔外科専門医先生」の「治療」を受けられて劇症化する「タイプ」
2・「歯科口腔外科専門医先生」の「治療」を受けられても劇症化しない「タイプ」
の「2タイプ」が御座います。

##5
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)は「頭痛系の疾患」で
「機能性頭痛」でありかつ「複合病態」です。

##6
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」の患者さんには
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「背景「病態」」があります。


#5
##1
多くの場合「別の「歯科口腔外科専門医先生」」「耳鼻科専門医先生」
「神経内科
専門医先生」「脳神経外科専門医先生」と
変遷されることが多くの場合発生するけれども。

##2
不思議なことに「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
の患者さんは「病態把握」が「不能」とされてしまうことが
多いものです。

##3
この「病態」が「顔面片頭痛」(「スルーダー」)
或いは「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」
或いは
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
と呼称される「病態」。

##4
「Sluder:1908」により始めて報告された「頭蓋顔面痛症候群」
である。

##5
「脳神経外科専門医先生」以外の場合
「三叉神経痛」と実によく間違われます。

##6
「発生部位」は
「口腔内」「鼻腔(びくう)」「眼窩」「後方乳様突起」などの
いわゆる「歯科口腔外科専門医先生」或いは「耳鼻科専門医先生」
の「領域」。

##7
「圧迫感」或いは「疼痛」として発生するこの「病態」は
「「翼口蓋神経節:よくこうがい神経節:spheno-palatine ganglion」
の「刺激」によると考えられている。

##8
刺激の原因としては
「蝶形骨:ちょうけいこつ」或いは「後篩骨洞:こうしこつどう」の
「2次感染」或いは「「鼻腔(びくう)」内変形」が原因のことが
多い。


#6
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「あと半年前ぐらいに奥歯が痛く歯医者に行ったんです。
歯医者には虫歯ではないと言われました。

また痛くなったら来てといわれました。
違う病気の可能性があるといわれました。

私はそれいらい歯医者には行ってません。」
で本当に宜しかったです。

##2
御相談者の場合と異なり「歯科口腔外科専門医先生」にて
「抜歯」後を機会に「劇症化」することもあるため
「不用意」な「抜歯」は「御嬢様」のような場合は絶対に
避けねばなりません。

##3
御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。

##4
男性の場合のほうが
「感覚障害・知覚障害」は「劇症「疼痛系の「病態」」」
に移行しやすいです。

##5
正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

##6
幼小児期に「副鼻腔炎」を反復されていたり「反復性上気道感染」
の「御既往」のあるかたに
出現することが多いものです。


##7
また
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。


#7
##1
「嗅覚障害」を合併することもしないこともあります。

##2
重要なことは
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の背景要因をいずれもの患者さん
がもたれていること。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載のような
「感覚障害・知覚障害」である「違和感」
「圧迫感」(+「不眠」)の後に「劇症疼痛期」がくることが
御座います。
何卒に「ご注意」下さい。

##4
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##5
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
必要であることが10%くらい御座います。


##6
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」に
関しては
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しいと今の私は考えます。


#8結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載の
「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

##3
「圧迫感」+「不眠」の後に「疼痛期」がくることが
御座います。
何卒に「ご注意」下さい。

##4
御相談者の御相談内容要旨御記載からはこの
圧迫を「陥没」と表現されているように思う。

##5
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##6
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
必要なことが5-10%御座います。


##7
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しいと今の私は考えます。

##8
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃいます。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##9
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」などといわれても
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。

##10
そして
あまり心配ばかりしていては駄目ですよ。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
私は御相談者が「神経質」なのではなく
「不安の種まき」をされていらっしゃるように
思う。

##11
あまり心配ばかりしていては駄目です。

ps
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」 
[2] [2007年 5月 5日 19時 3分20秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/657075506243022.html
も何卒に御参照頂けますか。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2007年5月5日 19時9分8秒]
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脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
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by mmdmsci | 2007-05-06 17:55

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 331


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

331記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題331

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 左耳痛で耳鼻科で原因不明。脳神経外科で脳MRI・脳MRA異常なし 】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


ご心配なことと存じます。

聞き慣れないかもしれませんが。
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」
という神経痛の「症状・症候」で御座います。
下記に順を追って御回答致します。


++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

典型的な
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」という
「疼痛系の「病態」」で御座います。
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」でございます。

しっかり治されるためには「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を「御受診」され「治療戦略」をたてていただいたほうが
宜しい。

また
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」の患者さん

「肩こり・頸こり・背中こり」」の
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
をお持ちのことが多いものです。

「頭痛系の「病態」」といっても「緊張型」は
「仮性眩暈(ふわふわ感)症候群」の「ふわふわ感」
やしびれ・口唇のしびれ・顔のしびれ・手足のしびれ・
指のしびれ・足の裏・足のピリピリ感・下肢の痺れ
などの
「症状・症候」でくることが多いのです。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++++


#1
##1
「前略失礼申し上げます。
相談事項簡潔に記します。
70歳男性です。
10日前、左耳痛で耳鼻科受診 
外耳道炎との診断でフロモックス3日服用するも
好転せず、
4日目より耳ヘルペスの疑いで、
バルトレックス一週間服用するも
水泡も出ず、痛みも取れない。
外耳道は少し赤いです。
食物飲みこむ時に咽の左耳付近が痛みます。

脳神経外科でMRA,MRI撮影、異常なしとのことです

夜間の痛みが辛いので、
ロキソニン一錠服用すると楽になりますが、
翌日また痛みがぶり返す現状です。

少し痛みが軽減されつつあるような
気もしますが、
耳鼻科DRは、原因が分からないと言います。

何科受診すべきでしょうか。
連休なのに自宅で不安の毎日です。
よろしくお教示お願いします。」
との事です。


#2
##1
「脳神経外科」のレベルでは「耳の奥の痛み」に関する
神経痛は
「舌咽神経痛:glossopharyngeal neuralhia」や
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」
その他或いは
「Vidian nerve neuralgia:ビデイアン神経痛」等
が御座います。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載に関する限り
「脳神経外科でMRA,MRI撮影、異常なしとのことです
・略・
耳鼻科DRは、原因が分からないと言います。」
との事です。

##3
「症状・症候」からは「病態」としては
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」。

##4
因みに
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」は
時により「舌咽神経痛:glossopharyngeal neuralhia」と
混同されることもありますが本来は全く異なるものです。

##5
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」は
「外耳道」の痛みで場合により大変に激烈な「症状・症候」
であることが御座います。

##6
一方御相談者のように
「症状・症候」としては
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」
であるが比較的「症状・症候」は激烈ではない
「病態」の患者さんも御座います。

##7
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」でございます。

##8
特徴は
「耳が痛いが」「脳MRI・脳MRAで異常なく」
「「耳鼻咽喉科専門医先生」からは「「異常所見」無し」」
といわれることです。

##9
ちょっと難しいかも知れませんが
#3に「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」
につき簡単に御説明を致します。


#3
##1
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」とは。

##2
耳と「耳管(じかん)」=「ユースタキイ管」に
限局した神経痛で御座います。

##3
「ヤコブソン神経(Jacobson’s neve)」=
「tympanic nerve:鼓室神経」とと呼称する
「舌咽神経の末梢神経1分枝」
であり
「鼓室」=「中耳のこと」と「外耳道」の感覚を司るのです。

##4
この「ヤコブソン神経(Jacobson’s neve)」=
「tympanic nerve:鼓室神経」が
分布する領域の疼痛は患者さんには
とてもつらいのですが。

##5
「最初は「耳鼻咽喉科専門医先生」の「病態」
と間違われます。
そして
「脳神経外科専門医先生」でも
脳MRI・脳MRAで「「異常所見」無し」。

##6
このような
「外受容器性疼痛」が
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」です。

##7
因みに「ヤコブソン神経(Jacobson’s neve)」=
「tympanic nerve:鼓室神経」の「おおもと」=源流は舌咽神経。

##8
「舌咽神経:glossopharyngeal nerve」は
「第9=Ⅸ番目」の「脳神経」で御座います。
機能は
1・
「嚥下する」=たとえば「ビールを「飲み」」+
2・
味覚の神経でもあり「苦味を味わう」という
「2つの機能」があります。

##9
「舌咽神経:glossopharyngeal nerve」まさに
ビールを飲むためにあるような。
「12対」の「脳神経」の「9番目」
で御座います。


#4
##1
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」
の「症状・症候」は
「耳の痛み」ではある。

##2
けれども
「肩こり・頸こり・背中こり」」の強く
口腔内細菌感染・或いは「上気道感染」
(「咽頭炎」・「喉頭炎」・「副鼻腔炎」など)」
を繰り返す患者さんに出現しやすい。

##3
2月・6-7月、9月・11月に
症状が悪化・発症(feb/june/fall crisis)
することが多いです。

##4
「週末症侯群:week-end syndrome」と呼称し
「休日」が「窮日」となり休息を取れなくなり
困窮するという特徴も御座います。

##5
「月木おち」(saturday-sunday-monday fall)] で
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。


#5
##1
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」

治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##2
場合により口腔内細菌感染・或いは
「上気道感染」(「咽頭炎」・「喉頭炎」・「副鼻腔炎」など)」
の反復に対して
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」が
必要なことが御座います。

##3
「何科受診すべきでしょうか。
連休なのに自宅で不安の毎日です。
よろしくお教示お願いします。」
との事です。

##4
しっかり治されるためには
「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。



#6
##1
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」の患者さん
には特徴があります。

##2
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」の患者さん

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
という「肩こり・頸こり・背中こり」」の
「病態」を伴っていることが多いということです。

##3
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型めまい」(あだ名です)につき「補足3」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんの「喉化け(あだ名です)」について「補足4」に。

御参考までに御記載致します。


#7
##1
さらに
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」に
関しては
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html

「過去の御相談と御回答」が多数御座います。

##2
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」から

5-6年前から左耳の耳介の奥(鼓膜でもない耳の奥)に痛み
[2] [2006年10月 8日 15時 3分52秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/979457268797891.html
を是非とも御参照頂けますか。


#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」の
「病態」そして「症状・症候」です。

##3
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」は
時として激烈であり片側のことが多いものです。
この場合は「「左側」が多い」。

##4
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」
は時として「舌咽神経痛:glossopharyngeal neuralhia」
と間違われることがあるのでご注意下さい。

##5
多くの患者さんでは軽症であり
御相談者の御相談の御記載内容には
ありませんが
「お布団」を抱っこして「右下」に側臥位で
眠られ低い枕でないと眠れないかたが多い。

##6
「耳」を下に圧迫してねると出現し元来お小さい時から
御持ちである患者さんが多いものです。

##7
=>
「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」という
「疼痛系の「病態」」で御座います。

##7
専門分野としては「脳神経外科専門医」の神経痛で御座います。

##8
しっかり治されるためには「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。

##9
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃいます。
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##10
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++

「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」の患者さん

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
という「肩こり・頸こり・背中こり」」の
「病態」を伴っていることが多いということです。

-------------------------------
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。


以上の項目は「緊張型」の不思議だが重要な特徴です。


「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重要な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。


「補足2おわり」


++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++

##1
「緊張型めまい」(あだ名です)は「仮性眩暈(ふわふわ感)」できます。

##2
めまいには「真性眩暈」と「仮性眩暈(ふわふわ感)」があります。

##3
「仮性眩暈(ふわふわ感)」は時として「真性眩暈」よりも
「症状・症候」が「唐突」で「不気味であり」一体何が起こったのだろよ
おもわれることがあります。

##4
「緊張型」の患者さんの場合88%は「回転性の眩暈」できます。

##4
急に事務仕事をしていて鋭角的に体がシフトするように感じられるときが
あります。

##5
患者さんは「真性眩暈」と思っていても
平衡機能検査では「内耳神経=前庭神経」の「「異常所見」無し」
とでることが多いものです。

##6
「緊張型」の患者さんの「緊張型めまい」(あだ名です)の場合
「メリスロン」「アデホスコーワ:adenosine triphosphate diosdium:ATP」
が投与なども検討されることございます。
全く「効果」はありません。

##7
適切な「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「治療戦略」により「ふわふわ感」「くらくら感」「めまい感」」は
消失致します。

##8
「睡眠障害」をともなわれている「緊張型」の患者さんに起こりやすいものです。

##9
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。


##10
「緊張型めまい」(あだ名です)をお持ちの
患者さんは2月・6-7月、9月・11月に症状増悪時に
「頭部発汗」「夜間発汗」「腋下(えきか)発汗」などの
「発汗障害」を併発することが多いものです。

##11
脈拍の増加=頻脈を伴う事も御座います。


##12
第30回日本頭痛学会総会での
山根清美先生(太田熱海病院 脳神経センター神経内科)
による
「緊張型頭痛におけるめまいの臨床的検討」の論文によれば

「緊張型頭痛と診断した114症例。
男性39例、女性75例、年齢平均61.2歳(16~86)

めまいが存在したのは69/114例(60.5%)
回転性めまい(verigo)が43例(62.3%)
浮動性めまい(dizziness)が26例(37.7%)
[結論]
臨床的にめまいの原因の鑑別として
緊張型頭痛を念頭に置くことが重要と考える。 」
との事です。

##13
臨床医は「めまい」の鑑別診断として
「緊張型頭痛を念頭に置くことが重要と考えた。 」
と結論されています。


「補足3おわり」

++「補足4」++++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんに多発する
「喉化け(あだ名です)」について下記は
不思議だが重要な特徴です。

##1
飲み込むときにいつも常に「引っ掛かる」感じがされませんか。

##2
以前と比較され飲食時に「むせる」頻度が多くなられていませんか。

##3
頸の周囲から耳元そして耳の穴にかけて何か「熱感」が
ありませんか。

##4
瞼が重くピントフオーカスがあいにくくなっていませんか。

##5
おちいさいときから
なにか常に弱い耳鳴のようなものがありませんか。

##6
唾を飲み込むときに喉の奥で「痰が保留されている」
のに気が付かれますか。

##7
喉といわず鼠径部の内側
(或いは膝の裏)
にも「違和感」がありませんか。

##8
全体的に「暑いか寒いか判らない「症状・症候」」はありませんか。

##9
お小さいときと異なり
唾液の分泌が減少されてはいらっしゃいませんか。

##10
普通に音を耳で聞いていただいている状態で「手のひら」を
後頚部にあてがうと「音の立体感」が無くなる
或いは「音がちいさくモノラル」に聞こえませんか。

##11
##10の「手のひら」を
後頚部にあてがう・或いは「「手のひら」を離されたとき」
特に「「手のひら」を離されたとき」に後頚部の体温が
変動し一瞬熱くなりそのあとも数分間は後頚部の体温不安定
が続きませんか。

##12
単純明快に「たったコップ一杯分-或いは0.5杯分」の「お水」を
飲み込まれて下さい。
想像以上に「嚥下「エネルギー」」を必要とされてはいませんか。

##13
##12のために「わずかなお水」を飲むだけでも
「2回-3回-4回数」の「複数嚥下」をされてはいませんか。

##14
これはとても重要なことなのですが。
昔の「内科学」ではこの「喉化け(あだ名です)」の
「症状・症候」は「仮病」であると記載されています
(「ヒステリー球:ヒステリーきゅう」)。
(勿論間違いです)

##15
##14のため即座に「心療内科専門医先生」を
受診を勧められたときは極めてご用心下さい。


「補足4おわり」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


[2007年4月28日 19時13分52秒]
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by mmdmsci | 2007-05-02 12:35