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山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 307


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307記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題307

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+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 6月に詰め物をしてある左奥歯が痛く歯科で神経を「抜き」ましたが・。】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

この「病態」はあまり聞きなれないかもしれませんが。
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」=
「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」
と呼称されます。

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
をお持ちの患者さんに「発生」致します。
「耳や鼻の閉塞感」を伴います(「顔面中心症候群」)。
多くの場合は
「歯科口腔外科専門医先生」の領域の「感覚障害・知覚障害」
或は「疼痛」として「症状・症候」。

実際に現実的には正診断率の
大変低い「疼痛系の「病態」」ということになります。

「ヤコブソン神経痛(Jacobson’s neuralgia)」も
同時に合併することも御座います。

「三叉神経痛:trigeminal neuralgia」では
ありえません。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++

#1
##1
「32歳女です。

6月に詰め物をしてある左奥歯が痛くなり、歯医者に行きまし
た。
神経かもしれないということで、2本の歯の神経を抜きました
が、いまだに疼痛が続いています。
歯医者の先生ももう綺麗になっているはずなのにおかしいと首
をひねっていました。

歯が痛いというより、歯の奥の方から目の下、鼻、目の上に違
和感があります。
初めに痛くなったときは耳も聞こえなくなり、耳鼻科でレント
ゲンを撮りましたが、異常はありませんでした。
痛いのも毎日ではなく、激しい痛みでもありません。左半分の
顔が重いような感じです。
知り合いで歯痛が治らなくて病院に行ったら、三叉神経痛が見
つかった人がいるので、自分ももしかしたら?と思い、質問さ
せていただきました。
脳神経外科に行った方がよいでしょうか?」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは。
「症状・症候」は。
1・
「6月に詰め物をしてある左奥歯が痛くなり、歯医者に行きまし
た。 」という「歯の「症状・症候」」
2・
「神経かもしれないということで、2本の歯の神経を抜きました」
=「神経かもしれない・」=「「感覚障害・知覚障害」は原因不明」
で「本の歯の神経を抜きました」
という漠然とした「治療戦略」に走った「御既往」
3・
「いまだに疼痛が続いています。
歯医者の先生ももう綺麗になっているはずなのにおかしいと首
をひねっていました。」
=歯科口腔外科の先生が「理解できない」「感覚障害・知覚障害」
4・
「歯が痛いというより、歯の奥の方から目の下、鼻、目の上に違
和感があります。」
=>
「歯の奥の方から目の下、鼻、目の上に違
和感があります。」=「歯科口腔外科専門医先生」を
「御受診」されたものの当初より
「歯の奥の方から目の下、鼻、目の上に違和感があります。」
という「感覚障害・知覚障害」
5・
「初めに痛くなったときは耳も聞こえなくなり、耳鼻科でレント
ゲンを撮りましたが、異常はありませんでした。」
=「耳や鼻の閉塞感」の「症状・症候」
で「耳鼻咽喉科専門医先生」「「異常所見」無し」。
6・
「痛いのも毎日ではなく、激しい痛みでもありません。左半分の
顔が重いような感じです。」
という
「左に来る」「お顔の重感」

7・
「 知り合いで歯痛が治らなくて病院に行ったら、三叉神経痛が見
つかった人がいるので、自分ももしかしたら?と思い、質問さ
せていただきました。 」
=>
「三叉神経痛:trigeminal neuralgia」の「症状・症候」は
ありませんが「歯の「症状・症候」とは違う」を「認識」されていること。


##2
##1
の「1・」-「7・」の「7つ」の「症状・症候」を
お持ちでいらっしゃる。



#3
##1
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を元来御持ではないでしょうか。

##2
この「症状・症候」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんが惹起する
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」=
「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「「顔面片頭痛」(「スルーダー」)」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」
の「病態」です。

##3
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」の患者さんは
1・「歯科口腔外科専門医先生」の「治療」を受けられて
劇症化する「タイプ」
2・「歯科口腔外科専門医先生」の「治療」を受けられても
劇症化しない「タイプ」
の「2タイプ」が御座います。

##4
##3で「2・」の
1・「歯科口腔外科専門医先生」の「治療」を
受けられて劇症化する「タイプ」の場合は
時と場合により
「三叉神経痛:trigeminal neuralgia」と鑑別が
困難な事例もあります。

##5
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
全く
「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」「範囲:広がり」の
「感覚障害・知覚障害」とはいえ
「三叉神経痛:trigeminal neuralgia」ではありません。


#4
##1
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
に関しましては
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」
左顎下の痛み [2] [2005年 6月30日 8時 6分25秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/934549535698356.html

を御参照頂けますか。
コピー致します=>「★★★どうぞごらんくださいませ1★★★」


##2
「抜歯後症候群」につきましては
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」
歯の圧迫感 [2] [2005年 3月24日 10時19分26秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/591475397887738.html
御参照頂けますか。

##3
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」の患者さんには
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「背景「病態」」があります。


#5
##1
多くの場合「別の「歯科口腔外科専門医先生」」「耳鼻科専門医先生」
「神経内科専門医先生」「脳神経外科専門医先生」と
変遷されることが多くの場合発生するけれども
不思議なことに「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
の患者さんは「病態把握」が「不能」とされてしまうことが
多いものです。

##2
この「病態」が「顔面片頭痛」(「スルーダー」)
或いは「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」
或いは
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
と呼称される「病態」で御座います。

##3
「Sluder:1908」により始めて報告された「頭蓋顔面痛症候群」
である。

##4
「脳神経外科専門医先生」以外の場合
「三叉神経痛」と実によく間違われます。

##5
「発生部位」は
「口腔内」「鼻腔(びくう)」「眼窩」「後方乳様突起」などの
いわゆる「歯科口腔外科専門医先生」或いは「耳鼻科専門医先生」
の「領域」です。

##6
「圧迫感」或いは「疼痛」として発生するこの「病態」は
「「翼口蓋神経節:よくこうがい神経節:spheno-palatine ganglion」
の「刺激」によると考えられています。

##7
刺激の原因としては
「蝶形骨:ちょうけいこつ」或いは「後篩骨洞:こうしこつどう」の
「2次感染」或いは「「鼻腔(びくう)」内変形」が原因とされています。

##8
けれども御相談者の場合と異なり「歯科口腔外科専門医先生」にて
「抜歯」後を機会に「劇症化」することもあるため
「不用意」な「抜歯」は「御嬢様」のような場合は絶対に
避けねばなりません。

##9
御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。
男性の場合のほうが「感覚障害・知覚障害」は「劇症「疼痛系の「病態」」」
に移行しやすいです。

##10
正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

##11
幼小児期に「副鼻腔炎」を反復されていたり「反復性上気道感染」
の「御既往」のあるかたに
出現することが多いものです。


##12
また
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。


#6
##1
「嗅覚障害」を合併することもしないこともあります。

##2
重要なことは
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の背景要因をいずれもの患者さん
がもたれていること。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載のような
「感覚障害・知覚障害」である「違和感」
「圧迫感」(+「不眠」)の後に「劇症疼痛期」がくることが
御座います。
何卒に「ご注意」下さい。

##4
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。

##5
ただし「星状神経ブロック(SGB)」は「効果」が全くありません。

##6
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
必要であることが10%くらい御座います。


##7
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」に
関しては
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しいと今の私は考えます。


#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載の
「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

##3
「圧迫感」+「不眠」の後に「疼痛期」がくることが
御座います。
何卒に「ご注意」下さい。

##4
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##6
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
必要なことが5-10%御座います。


##7
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しいと今の私は考えます。

##8
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃいます。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##9
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」などといわれても
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。

++「★★★御参照頂けますか。★★★1」++++++++++++++++
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」
左顎下の痛み [2] [2005年 6月30日 8時 6分25秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/934549535698356.html


ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持が大変によく判る御相談です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

「御嬢様」の「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

「Sluder:1908」により始めて報告された「頭蓋顔面痛症候群」
であり「三叉神経痛」と実によく間違われます。

「発生部位」は
「口腔内」「鼻腔(びくう)」「眼窩」「後方乳様突起」などの
いわゆる「歯科口腔外科専門医先生」或いは「耳鼻科専門医先生」
の「領域」です。

「圧迫感」或いは「疼痛」として発生するこの「病態」は
「「翼口蓋神経節:よくこうがい神経節:spheno-palatine ganglion」
の「刺激」によると考えられています。
そして
刺激の原因としては
「蝶形骨:ちょうけいこつ」或いは「後篩骨洞:こうしこつどう」の
「2次感染」或いは「「鼻腔(びくう)」内変形」が原因とされています。

けれども「御嬢様」のように「歯科口腔外科専門医先生」にて
「処置」或は「抜歯」後を機会に「劇症化」することもあるため
「不用意」な「抜歯」は「御嬢様」のような場合は絶対に
避けねばなりません。

御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。

正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

幼小児期に「副鼻腔炎」を反復されていたり「反復性上気道感染」
の「御既往」のあるかたに
出現することが多いものです。

下記順を追って御回答致します。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++


#1
##1
「娘のことで、相談させていただきます。
17歳 女 6月15日に、
左顎下の圧迫痛と周辺のゾワゾワとした感覚があるというので
肩こりかなと揉んだり、バファリンを服用させましたが、
2時間ほど経っても変化がないので、
翌日、外科・整形・脳神経を診てくださる病院を受診しました。
発熱などの症状もなく血液検査異常なし。
(抗炎症剤・抗生剤を5日服用。疼痛治まらず。)

CTとエコーの結果リンパ節が腫れていることがわかりました。
歯列矯正(3年経過)をしており、その為であろうと説明を受けました。
歯科の方に伝えましたところ、矯正とは関係ないとのことでした。(夏に抜歯予定)
 はっきりとした診断名は聞いていませんが、
リンパ腺腫?と思いネットをさまよいこの相談窓口に出会いました。

深刻な心配は消えたものの、
痛みは消えず、日によって痛みが激しくなることもあるようです。
痛みを消失させる生活上の留意なども教えていただきたいと思ってます。
お忙しいところすみません。よろしくお願いします。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
この「御嬢様」の。

「左顎下の圧迫痛と周辺のゾワゾワとした感覚があるというので」」

との「症状・症候」は。

##3

一般的には
圧倒的に「御高齢の御婦人」にくる「症状・症候」として
大変に頻度の高いものです。

##4
「歯科口腔外科専門医先生」にて「抜歯」に至る事が多いです。

##5
##4のあと「「疼痛」+「しびれ感」」とは言えない不快感」
或いは「相当の疼痛」に化けることが多いものです。

##6
##5の後の「段階」になって
「三叉神経」の「第3枝」=「下顎神経;かがくしんけい」の
「三叉神経痛」と間違われることが多いものです。

##7
正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

##8
御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。


#3
##1
多くの場合「別の「歯科口腔外科専門医先生」」「耳鼻科専門医先生」
「神経内科専門医先生」「脳神経外科専門医先生」と
変遷されることが多くの場合発生するけれども
不思議なことに「病態把握」が「不能」とされてしまうことが
多いものです。

##2
「御母様」のこの「病態」は「顔面片頭痛」(「スルーダー」)
或いは「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」
或いは
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
と呼称される「病態」で御座います。

##3
「Sluder:1908」により始めて報告された「頭蓋顔面痛症候群」
であり「三叉神経痛」と実によく間違われます。

##4
「発生部位」は
「口腔内」「鼻腔(びくう)」「眼窩」「後方乳様突起」などの
いわゆる「歯科口腔外科専門医先生」或いは「耳鼻科専門医先生」
の「領域」です。

##5
「圧迫感」或いは「疼痛」として発生するこの「病態」は
「「翼口蓋神経節:よくこうがい神経節:spheno-palatine ganglion」
の「刺激」によると考えられています。

##6
刺激の原因としては
「蝶形骨:ちょうけいこつ」或いは「後篩骨洞:こうしこつどう」の
「2次感染」或いは「「鼻腔(びくう)」内変形」が原因とされています。

##7
けれども「御嬢様」のように「歯科口腔外科専門医先生」にて
「抜歯」後を機会に「劇症化」することもあるため
「不用意」な「抜歯」は「御嬢様」のような場合は絶対に
避けねばなりません。

##8
御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。

##9
正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

##10
幼小児期に「副鼻腔炎」を反復されていたり「反復性上気道感染」
の「御既往」のあるかたに
出現することが多いものです。


#4
##1
「御嬢様」の「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

##2
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。

##3
ただし「星状神経ブロック(SGB)」は「効果」が全くありません。

##4
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
致します。


##5
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い
「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しかろうと今の私は考えます。

##6
けれども「ペインクリニック専門医先生」でも
「脳神経外科専門医先生」でも
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
が苦手な先生がいらっしゃいます。

##7
とんでもない話ですが
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」
「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられますからご注意下さい。

5結論:
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
「御嬢様」の「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

##3
「圧迫感」+「不眠」の後に「疼痛期」がくることが
何卒に「ご注意」下さい。

##4
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。

##5
ただし「星状神経ブロック(SGB)」は「効果」が全くありません。

##6
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
致します。


##7
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しいと今の私は考えます。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年6月30日 8時6分25秒]
--------------------------------------------------------------------------

「★★★御参照頂けますか。★★★おわり1

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年9月28日 15時51分50秒]
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by mmdmsci | 2006-09-29 14:57

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 306


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

306記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題306

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

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京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


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●御相談タイトル:【 顔の左唇辺りの痺れで悩まされています。 】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

「高校3年の夏、野球の練習中に
硬球が左頬に直撃した事」との事です。

「左側頬」に間違いないのであれば。
「左側頬」は「顔面知覚」を司る「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」
の「三叉神経の第2枝」が「「外力」により障害」された可能性は
あります。あくまでも可能性です。

けれども
「私が悩まされている症状は、顔の左唇辺りの痺れです。」
の「感覚障害・知覚障害」であれば。

「臨床神経診断学」から考えると
この「感覚障害・知覚障害」は「三叉神経の第3枝」
の「症状・症候」ということになる。

「症状・症候」=「顔の左唇辺りの痺れ」が
「この症状は高校3年の夏、野球の練習中に
硬球が左頬に直撃した事により、起こりました。」
は「臨床診断学」からは整合性が全くなくおこりえません。

不思議です。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++



#1
##1
「私の年齢は23歳で、性別は男です。
私が悩まされている症状は、顔の左唇辺りの痺れです。
この症状は高校3年の夏、野球の練習中に
硬球が左頬に直撃した事により、起こりました。
時間の経過と共に痺れも消えていくのでは
無いかと思っていましたが、一向に良くなりません。
病院も何個か回ったのですが、ビタミン剤を処方された位で、
具体的な治療は受けていません。

この痺れのせいで、喋る時にかむ事が多くなりました。
この痺れを一刻も早く、取り除きたいと思い、
相談させて頂きました。
お忙しい中、申し訳ございませんが、ご返信の方、
宜しくお願いいたします。」
との事です。


#2
##1
「私が悩まされている症状は、顔の左唇辺りの痺れです。
この症状は高校3年の夏、野球の練習中に
硬球が左頬に直撃した事により、起こりました。」
との事です。

##2
「高校3年の夏、野球の練習中に
硬球が左頬に直撃した事」との事です。
=>##3

##3
「左側頬」に間違いないのであれば。
「左側頬」は「顔面知覚」を司る「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」
の「三叉神経の第2枝」が「「外力」により障害」された可能性は
あります。

##4
けれども
「私が悩まされている症状は、顔の左唇辺りの痺れです。」
の「感覚障害・知覚障害」であれば。
「臨床神経診断学」から考えると
この「感覚障害・知覚障害」は「三叉神経の第3枝」
の「症状・症候」ということになります。

##5
そうすると。
「症状・症候」=「顔の左唇辺りの痺れ」が
「この症状は高校3年の夏、野球の練習中に
硬球が左頬に直撃した事により、起こりました。」
は「臨床診断学」からは整合性がなくなります。

##6
野球の硬球が「あご」=「下顎骨:mandibuala」ではなく
「左側頬」を「直撃」が「正しい」と仮定しての
ことです。


#3
##1
「三叉神経の第2枝」は「顔面頭蓋」の「頬骨:zygoma」
の「孔」から「顔面皮膚」に分布致します。

##2
「三叉神経の第3枝」は「顔面頭蓋」の「下顎骨:mandibuala」
の「孔」から「顔面皮膚」に分布致します。

##3
「三叉神経の第2枝」と「三叉神経痛第3枝」では
距離は著しく離れています。

##4
「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」には
「運動神経:morter nerve」成分もふくまれていますが
大部分は「感覚神経:sennsory nerve」です。

##5
##3から「三叉神経の第2枝」と「三叉神経痛第3枝」では
距離は著しく離れていますから
「臨床神経診断学」とりわけ「臨床神経局在診断学」からは
「左側頬」を強打した硬球が「顔の左唇辺りの痺れ」
を惹起しているいとは到底に考えられません。



#4
##1
「私の年齢は23歳で・略・
私が悩まされている症状は、顔の左唇辺りの痺れです。
この症状は高校3年の夏、野球の練習中に
硬球が左頬に直撃した事により、起こりました。」は
また「感覚障害・知覚障害」の「持続期間」としても
不思議です。

##2
「臨床神経診断学」からは「知覚神経障害」は
1・「知覚消失:an-aenthsia:アネステシア」
2・「知覚低下:ヒペテシア:hypo-aestaesia」
3・「知覚過敏:ヒペレステシア:hyper-aestaesia」
4・「異感覚:デイセステシア:dys-aesthesia」
5・「錯感覚:パレステシア:para-aesthaesia」
の「5種類」に分類されます。

##3
仮に「5年前」の「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」
の障害が今現在まで持続するのであれば。

##4
受傷直後は
1・「知覚消失:an-aenthsia:アネステシア」=
「全く触っても何も感じない」=「いわゆる麻酔です」
の状態が暫くは「続いた状態」にあった状況以外は
考えられません。

##5
##4は「左側頬」に硬球があたたのであれば「左側頬」
に「知覚消失:an-aenthsia:アネステシア」=
「全く触っても何も感じない」=「いわゆる麻酔です」
が発生したはずです。

##6
また「三叉神経:さんさしんけい:第V脳神経」を
長時間障害を惹起させるほどの「外力」であれば
「顔面表情筋」にも障害をおこしたはずです。

##6
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
そのような「症状・症候」の御記載がありません。


#5
##1
「「私の年齢は23歳で、性別は男です。
私が悩まされている症状は、顔の左唇辺りの痺れです。
この症状は高校3年の夏、野球の練習中に
硬球が左頬に直撃した事により、起こりました。
時間の経過と共に痺れも消えていくのでは
無いかと思っていましたが、一向に良くなりません。
病院も何個か回ったのですが、ビタミン剤を処方された位で、
具体的な治療は受けていません。」
との事です。

##2
御相談者は一度「左側頬」あたった硬球のことを
一度忘れて頂く必要があるかもしれません。

##3
「臨床神経診断学」とりわけ「臨床神経局在診断学」
からは今現在の
「私が悩まされている症状は、顔の左唇辺りの痺れです。」
の「症状・症候」は過去の「外傷」とは
整合性が浮びません。


#6
##1
「この痺れのせいで、喋る時にかむ事が多くなりました。
この痺れを一刻も早く、取り除きたいと思い、
相談させて頂きました。」
との事です。

##2
そのためには
「しびれ感」は「ヒエラルヒー:階層」の違う・
或は「範疇(カテゴリー)」の違う「病態」で発生している
と考えざるをえません。

##3
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」
を元来御持ではないでしょうか。

##4
もしも御相談者に「肩こり・頸こり・背中こり」」或いは
「ふわふわ感」「くらくら感」が元来よりお強い様であれば。

##5
御相談者の「症状・症候」からは
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
をお持ちであり「症状・症候」は
「緊張型「しびれ感」」(あだ名です)
であるということになります。

##6
このタイプの「緊張型「しびれ感」」(あだ名です)
の治療法ですが
筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##7
しっかり治されるためには
「機能性末梢神経障害」にお強い「脳神経外科専門医先生」
或は「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しい事例と考えます。



#7
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型しびれ(あだ名です)」について「補足3」に。
御参考までに御記載致します。

##2
御参考になれば何よりです。


#8結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「口唇の「しびれ感」」と過去の
「左側頬」の硬球の「「外力」により障害」」を
「臨床神経診断学」とりわけ「臨床神経局在診断学」から
と結合させることは不可能。

##3
そのためには
「しびれ感」は「ヒエラルヒー:階層」の違う・
或は「範疇(カテゴリー)」の違う「病態」で発生している
と考えざるをえません。

##4
しっかり治されるためには
「機能性末梢神経障害」にお強い「脳神経外科専門医先生」或は
「ペインクリニック専門医先生」を
御受診されるのが宜しいと考えます。

##5
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっしゃいます。

##6
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。

##7
このような御回答しか出来ません。申し訳ございません。
この御回答が何がしかのお役に立てば何よりで御座います。

##8
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。



上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。

#4
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。


以上の項目は「緊張型」の不思議だが重要な特徴です。



「補足1おわり」
++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。

#5
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重要な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
「補足2おわり」

++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型しびれ(あだ名です)」について「補足3」に。
しびれがあるとのことですが。
下記については如何でしょうか。

「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
では「特有な「しびれ感」」が「症状・症候」としてでます。


##1
手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)に
絵に書いたような「しびれ感」があるのが特徴ですが如何でしょう。

##2
まずほかの手指には来ません。

##3
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います。
如何でしょう。

##4
また手のひらが赤く霜「降り状」の白い斑点がないでしょうか。


##5
これらの「症状・症候」は朝方強いという特徴
が御座います。

##6
この「しびれ感」は
「頚椎の病気(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」
が原因と間違われることが多くこの場合は厄介です。

##7
皮肉なことに脳MRIから
「脳神経外科専門医」の疾患である
「キアリ・アーノルド奇形」
「脊椎空洞症」等と間違われることがあります。

##8
上肢に「しびれ感」のある患者さんは下肢にも
また下肢に「しびれ感」のある患者さんじは下肢にも「しびれ感」の
有ることが多いものです。

##9
下肢の「しびれ感」の場合は足指の親指・薬指の根元、
・足の甲(足背部)・踝・外側大腿に「しびれ」がきます。

##10
下肢の「しびれ感」の場合膝の裏が「糊付けされたような」
「張り紙様の硬さで「張って」いることが多いものです。

##11
おおくの場合「末梢循環障害」とりわけ「下肢静脈還流不全状態」
で疼痛性歩行障害にいたることが御座います。

##12
またこの「しびれ感」はおかお特に下口唇に「しびれ感」
を併発することが御座います。

##13
また「しびれ感」とも異なるのですが
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」の
患者さんは「肘関節」の「甲」のほうに「軽い疼痛」があるのが
特徴でも御座います。



「補足3おわり」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年9月21日 14時43分59秒]
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by mmdmsci | 2006-09-23 14:28

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 305


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305記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題305

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●御相談タイトル:【 4歳になる女児のスタージウエーバー症候群  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかしにご心配なことと存じます。
御相談者の御気持が大変によく判る御相談です。



+++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

典型的な
「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
のようです。

「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」

顔面の
「単純性血管腫:ポートワイン母斑:PS」+
脳内の
「脳軟膜:のうなんまく:pia mater:ピア・マテル」
(「脳表」を覆う薄い膜)
の「血管腫症」
に「緑内障(網膜「血管腫」による)」=「牛眼:ぎゅうがん」
を伴う
「神経皮膚症候群:neuro-cytaneous syndrome」の「一種」
です。

「お受けもちの先生方」が「鋭敏」に切味よく動かれて
本当に本当に宜しかったです。

よく顔面の
「単純性血管腫:ポートワイン母斑:PS」に
平気で「血管腫」と間違えて「レーザー光照射」のみを
されることがあります。

下記順を追って御回答致します。
+++++++++++++++++++++++


#1
##1
「私は32才の2児の母親です。

1.年齢・性別
4歳になる女児につき御相談をお願い致します。

2.症状の経過と部位
先日(8月27日(日曜日))9:30amにひきつけ(左手足)を
おこし救急にて大学病院小児科を受診しました。
小児科入院となり脳血管障害うたがいで脳CTをとったところ
右の大脳に血管腫と石灰化があるといわれ脳神経外科に受け持ちがかわり
ました。
手術は不可能な場所だそうです。経過観察でよいといわれました。

結局小児科・脳神経外・皮膚科の
全てをスタージウエーバー症候群と診断されました。
ひきつけはすぐにとめていただき安心しましたが
精密検査が必要とのことです。

また生下時より右目に周囲に赤あざがありました
(4x7cmくらい)。
今年5月に皮膚科を受診して皮膚科の先生から脳神経外科を受診するように
いわれたのですが急ぐ必要はないともいわれた矢先でした。

3.相談のポイント(一番知りたいことです)
1・
スタージウエーバー症候群とはどのような疾患なのでしょうか。
2・
スタージウエーバー症候群
また治療法はどのようにするのでしょうか。

お忙しいところを申し訳ございません。
お時間のあるときに御回答をいただければ嬉しいです。」
との事です。


#2
##1
「1.年齢・性別
4歳になる女児につき御相談をお願い致します。

2.症状の経過と部位
先日(8月27日(日曜日))9:30amにひきつけ(左手足)を
おこし救急にて大学病院小児科を受診しました。
小児科入院となり脳血管障害うたがいで脳CTをとったところ
右の大脳に血管腫と石灰化があるといわれ脳神経外科に受け持ちがかわり
ました。
手術は不可能な場所だそうです。経過観察でよいといわれました。

結局小児科・脳神経外・皮膚科の
全てをスタージウエーバー症候群と診断されました。
ひきつけはすぐにとめていただき安心しましたが
精密検査が必要とのことです。」
との事です。

##2
「救急車」にての救急御受診された大学病院の先生がたの
連携が実に「見事」で本当に宜しかったです。

##3
「先日(8月27日(日曜日))9:30amにひきつけ(左手足)を
おこし救急にて大学病院小児科を受診しました。
小児科入院となり脳血管障害うたがいで脳CTをとったところ」
=>
片側性の「痙攣発作」を「症候性痙攣発作」と見抜かれて
「小児脳血管障害」を診断され
「脳CT」を緊急検査された「小児科専門医先生」も「鋭敏」な
先生で本当に宜しかったです。

##4
##3につき「小児科専門医」先生は
「生下時より右目に周囲に赤あざがありました(4x7cmくらい)」
も「見落とされず」しっかりと既に「臨床診断」を
「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
と既につけられておられたと思います。

##5
「で脳CTをとったところ
右の大脳に血管腫と石灰化があるといわれ脳神経外科に受け持ちがかわり
ました。
手術は不可能な場所だそうです。経過観察でよいといわれました。」
=>
この「脳CT」の「画像所見」は典型的な
「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
のものです。

##6
「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
につき簡単に#3・#4・#5にて「御説明」致します。 


#3
##1
「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
は。
###1
顔面の「単純性血管腫」と。
###2
「脳軟膜:のうなんまく:pia mater:ピア・マテル」
(「脳表」を覆う薄い膜)に発生する「血管腫」と。
###3
「眼症状・症候」=
「緑内障(網膜「血管腫」による)」=「牛眼:ぎゅうがん」と呼称される。

##2
##1の###1-###3までを併せ持つ「血管腫症」
であり
「21種類」ある
「神経皮膚症候群:neuro-cytaneous syndrome」の「一つ」です。

##3
「神経皮膚症候群:neuro-cytaneous syndrome」の中で唯一
遺伝性を持たない「病態」です。

##4
1879年Sturgeにより「顔面の赤ぶどう酒様血管腫」+
「緑内障(網膜「血管腫」による)」=「牛眼:ぎゅうがん」+
「痙攣発作」
の「3徴候」として報告されました。

##5
1922年Weberにより##4に加えて
「「頭部X線撮影」による「レール様」の石灰化」=「血管が石灰化している」」
により「脳内血管腫」の存在が示唆されました。

##6
1936年Begstrandにより
「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
と「まとめられました」。


#4
##1
「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
は発生頻度は出生10万人に対して1名程度。
「人種差」「性差」はなく遺伝性はありません。

##2
本邦の1981-1982の「2年間」による「全国調査」では
御相談者の「事例」の如く医療施設を訪れ診断された患者さん
は「110例」が集計されており稀な「病態」ではありません。

##3
病因は「眼面」と「頭部。の
前の「胎生期一次血管叢の発生異常」である。

##4
「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
の「血管腫症」に関しては交感神経の障害による「血管」の増殖と
「拡張」によるとされています。


#5
「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
の「症状・症候」。
##1
顔面の「単純性血管腫:ポートワイン母斑:PS」は出生時から
主として「「片側性」に「三叉神経の第1枝」」に分布します。

##2
「単純性血管腫:ポートワイン母斑:PS」の「大きさ」は
3mmくらいから「顔面全体」に及ぶ・或いは「三叉神経」の領域を
超えるもの・
「体幹部」や「四肢」の「血管腫症」・
「色素性母斑:nevusu pigmentosusus」と合併するものも
あります。

##3
「単純性血管腫:ポートワイン母斑:PS」の「大きさ」は
加齢とともに「暗赤色」となります。

##4
けれども
「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
でも
この「単純性血管腫:ポートワイン母斑:PS」がない
場合もあります=「5%」。

##5
「血管腫症」として
「脳軟膜:のうなんまく:pia mater:ピア・マテル」
(「脳表」を覆う薄い膜)の「脳内血管腫」により
「痙攣発作」「運動麻痺:motor palsy」
また
「精神遅滞」が50%の患者さんに認められます。

##6
「脳軟膜:のうなんまく:pia mater:ピア・マテル」
(「脳表」を覆う薄い膜)の「脳内血管腫」は
「単純性血管腫:ポートワイン母斑:PS」の在る側と「同側」であり
「脳回転状二重線石灰化像:tram track calcification」=
「レール・ロード・サイン:RRS」として認められます。

##7
「脳CT」では「頭部X線撮影」よりも当然の事ながら
この「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」

「脳回転状二重線石灰化像:tram track calcification」=
「レール・ロード・サイン」
は鋭敏に見出されます。

##8
99mTcHMPAOを用いたSPECT検査で
「脳軟膜:のうなんまく:pia mater:ピア・マテル」
(「脳表」を覆う薄い膜)
の「脳内血管腫」による
「虚血性脳血管障害」としての「部位」と「程度」が検出され
病巣の全体像をつかむことが可能です。

##9
「脳波検査所見」では「異常所見無し」であることが
多いものです。


#6
##1
「3.相談のポイント(一番知りたいことです)
1・
スタージウエーバー症候群とはどのような疾患なのでしょうか。
2・
スタージウエーバー症候群
また治療法はどのようにするのでしょうか。」
との事です。

##2
「1・
スタージウエーバー症候群とはどのような疾患なのでしょうか。」
=>
上記御回答致しました。

##3
「また治療法はどのようにするのでしょうか。」
=>#7


#7
##1
「中枢神経系」の
「脳軟膜:のうなんまく:pia mater:ピア・マテル」(「脳表」を覆う薄い膜)
の「脳内血管腫」について。
###1
「脳軟膜:のうなんまく:pia mater:ピア・マテル」
(「脳表」を覆う薄い膜)
の「脳内血管腫」は。

###2
「#5の##8
99mTcHMPAOを用いたSPECT検査で
「脳軟膜:のうなんまく:pia mater:ピア・マテル」
(「脳表」を覆う薄い膜)
の「脳内血管腫」による
「虚血性脳血管障害」としての「部位」と「程度」が検出され
病巣の全体像をつかむことが可能です。」

###3
けれども
「脳内血管腫」だけでなく
「「脳内血管腫」による虚血性脳血管障害」の「範囲」まで
「脳内血管腫」+「組織」を摘出しなければなりません。
=>
現実的には手術にり「二次的な「症候性痙攣発作」の巣」を
作ってしまうことも有るのでまずは「抗痙攣剤」による
経過観察です。

##5
このようにして
精査の後は
「痙攣発作」に対しては「抗痙攣剤」による経過観察。

##2
顔面の「単純性血管腫:ポートワイン母斑:PS」
に対しては。
###1
「Vビームレーザー」
或いは
「色素レーザー(ダイ・レーザー)」の「レーザー光照射」
が行なわれます。
(「Vビームレーザー」も「ダイ・レーザー」「色素レーザー」
の「一種」です)

###2
カバーマークテクニックも必要とされる時期が
御座います。

##3
「緑内障(網膜「血管腫」による)」=「牛眼:ぎゅうがん」
があるのであれば「眼圧硬化剤」を用います。



#8結論:
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
「救急車」にて御受診された大学病院の
「お受けもちの先生」そして「他の「お受けもちの先生」」
の「切れ味」鋭い「判断」で
本当に宜しかったです。

##3
「また生下時より右目に周囲に赤あざがありました
(4x7cmくらい)。
今年5月に皮膚科を受診して皮膚科の先生から脳神経外科を受診するように
いわれたのですが急ぐ必要はないともいわれた矢先でした。」
との事です。

##4
最近御顔の「血管腫」があれば
安易に「レーザー光照射」のみ
行なわれ。

「スタージ・ウエーバー症候群:Sturge-Weber Syndrome:SWS」
の「病態概念」などまったく気がつかない
先生もいらっしゃいます。

##5
御相談者の御相談の御記載内容からは
本当に宜しかったです。

##6
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の過去の「御相談と御回答」

「Sturge-Weber Syndriome(スタージウエーバー症候群)」
[2] [2006年 5月13日 19時25分32秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/260753174618916.html
が御座います。
コピー致します。
=>「■■■」どうぞ御参照ください■■■」

##7
一刻も早い御相談者の「症状・症候」の寛解の得られること・
一刻も早い「症状・症候」のご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。


何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。


++「■■■どうぞ御参照ください■■■」+++++++++++++++++

これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


#1
##1
「ホームペイジ拝読しました。

恐縮ですが、メールさせていただきました。

56歳男性のスタージウエバー症候群の者がいます。
最近顔面血管腫に疣贅が多発し、
本人が疣贅の加療を希望しています。

血管腫と疣贅に関係があるのでしょうか?

さらに、病歴が長いのですが、
血管腫が悪性転化する可能性はないのでしょうか。

疣贅だけであれば、クリオサージェリーの適応はないのでしょうか。

以上お忙しいと存じますが、
ご教授ください。
治療の可能性があれば、
専門医を受診させたいと思っています。
どうかよろしくお願い申し上げます。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「疣贅状:ゆうぜいじょう」の「病態」が
「Sturge-Weber Syndriome(スタージウエーバー症候群)」
に併発しているということです。
偶発的なものでしょう。

##3
「疣贅状:ゆうぜいじょう」の「病態」が
「尋常性疣贅:じんじょうせいゆうぜい」
であるのであれば。

##4
「尋常性疣贅:じんじょうせいゆうぜい」=
「尋常性疣贅:verruca vulgaris:common warts」
(じんじょうせいゆうぜい)

HPV(ヒトパピローマウイルス)による「病態」です。

##3
HPV(ヒトパピローマウイルス)の
6・11の多種類のサブタイプが
検出されます。



#3
##1
「尋常性疣贅:じんじょうせいゆうぜい」は
「切開法」でも・「CO2(炭酸ガス)レーザー」の
「レーザー・メス」「メス・レーザー」で「手術」しても
「切除法」のみではだめで
再発することが多いものです。

##2
「尋常性疣贅:verruca vulgaris:common warts」
(じんじょうせいゆうぜい)
の場合は
1・
「液体窒素:LN2」による凍結療法
2・
「高周波メス:俗に言う電気メス」による凝固
3・
「CO2(炭酸ガス)レーザー」による切開・凝固
4・
「ブレオマイシン」或は
「5-FU:5-フルオロウラシル(5-FU)」或は
インターフエロン」などの
「抗がん剤」
等のの「治療戦略」が用いられます。



#4
##1
「56歳男性のスタージウエバー症候群の者がいます。
最近顔面血管腫に疣贅が多発し、
本人が疣贅の加療を希望しています。
血管腫と疣贅に関係があるのでしょうか?
さらに、病歴が長いのですが、
血管腫が悪性転化する可能性はないのでしょうか。
疣贅だけであれば、クリオサージェリーの適応はないのでしょうか。
以上お忙しいと存じますが、ご教授ください。」

##2
まずは
「疣贅状:ゆうぜいじょう」の「病態」は
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
総じて
「いぼ」=「いぼ:viral warts」=「ウイルス性疣贅(ゆうぜい)」
の「病態」
あろうと考えます。

##3
「いぼ」=「いぼ:viral warts」=
「ウイルス性疣贅(ゆうぜい)」には
###1
「尋常性疣贅:verruca vulgaris:common warts」
(じんじょうせいゆうぜい)
###2
「ミルメシア:myrmecia」
###3
「青年性扁平疣贅:verruca planae juveniles」
###4
「尖圭コンジローム:condyloma acuminatum:genital warat」
等が御座います。

##4
例えば
「尋常性疣贅:verruca vulgaris:common warts」
(じんじょうせいゆうぜい)
等の場合は直径が1cm以上になることが
御座います。

##5
##4の場合など「大きい」
「尋常性疣贅:verruca vulgaris:common warts」
(じんじょうせいゆうぜい)
の場合は。
再発する可能性がありますが。
サージトロンという「ラジオ波メス」外科にて
摘出は可能で御座います。


#5
##1
「Sturge-Weber Syndriome(スタージウエーバー症候群)」
は「神経皮膚症候群:neuro-cutaneous syndrome」」
のひとつ。

##2
「フオン・レックリングハウゼン氏病:von Recklinghausen」
を始め
「21種類」の
「神経皮膚症候群:neuro-cutaneous syndrome」」
が御座います。

##3
これらの「神経皮膚症候群:neuro-cutaneous syndrome」」
のなかで
唯一に「遺伝性」を持たないことで
「Sturge-Weber Syndriome(スタージウエーバー症候群)」
は有名です。



#6
##1
「ウイルス性疣贅(ゆうぜい)」=「いぼ」は。

##2
「尋常性疣贅」「青年性扁平疣贅」「ミルメシア」
「尖圭(形)コンジローム」
など様々な「病態」をとります。

##3
いずれも「ヒト乳頭腫ウイルス;human papiloma virus :HPV」
よりの感染で発症致します。

##4
「「いぼ:viral warat」は
###1
「皮膚型」
###2
「粘膜型」
の分類されますが。

##5
「腫瘍」であるから「良性腫瘍」或いは「悪性腫瘍」
のいずれもの場合が「いぼ:viral warat」の場合は御座います。


##6
御相談者の御相談内容要旨御記載から
「疣贅:ゆうぜい」と御記載されている
「いぼ」=「いぼ:viral warts」=「ウイルス性疣贅(ゆうぜい)」は
良性であろうと考えられます。

##7
この「疣贅状:ゆうぜいじょう」「病態」が
「Sturge-Weber Syndriome(スタージウエーバー症候群)」の
「血管腫」のうえにあるとなると
現実的には「治療戦略」はかなり困難です。

##8
但しとってもとっても
再発する可能性が「ウイルス性疣贅(ゆうぜい)」
には御座います。


#6結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「さらに、病歴が長いのですが、
血管腫が悪性転化する可能性はないのでしょうか。」
との事です。

##3
「Sturge-Weber Syndriome(スタージウエーバー症候群)」
の「血管腫」が「「悪性化」すること」は通常は
ありません。


##4
「血管腫と疣贅に関係があるのでしょうか?」
=>
「神経皮膚症候群:neuro-cutaneous syndrome」」の
「一種」である
「Sturge-Weber Syndriome(スタージウエーバー症候群)」

「疣贅状:ゆうぜいじょう」の「病態」を
「尋常性疣贅:verruca vulgaris:common warts」
(じんじょうせいゆうぜい)
と考えれば
「積極的」な関連は御座いません。

##5
けれども
「Sturge-Weber Syndriome(スタージウエーバー症候群)」と
「知的障害」は関連するかもしれない。

##6
総じてさまざまな観点からは
かなりに難解な事例であると
今の私は考えます。



PS1
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板

「Sturge-Weber Syndriome(スタージウエーバー症候群)」
の「過去の御相談と御回答」
につき
「スタージー・ウェーバー症候群 [2]
[2003年12月17日 12時32分13秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/479763536089198.html
を御参照頂けますか。

取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年5月13日 19時25分32秒]
--------------------------------------------------------------------------


「■■■どうぞ御参照ください■■■おわり」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。

[2006年8月31日 15時24分27秒]
--------------------------------------------------------------------------


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by mmdmsci | 2006-09-05 15:49