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山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 300


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300記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題300

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+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 左側の腕・手・足が、しびれた硬くなった感じ  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

極めて判りやすくいえば
5年前に
「第6頚椎捻挫脱臼骨折」が
「脊髄自体を圧迫する「病態」:myelopathy」であり。

「anterior-fusion:前方固定術」によりこの
「脊髄自体を圧迫する「病態」:myelopathy」を回避された。

この過去の「病態」は
一度「御忘れいただく必要」があります。

「この4つのうちのどれかかな?と思っています。」
=>
「いずれも違います」。

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」+
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の「症状・症候」。

正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++


#1
##1
「今年で32歳になる男です。

2001年に交通事故により8時間に及ぶ頚椎の6番7番の
手術をしました。医療センターでしました。

診断は「第6頚椎捻挫脱臼骨折」でした。簡単に言いますと、
6番と7番の頚椎の骨を2箇所の腰(右側は後ろの骨、左側は前の骨)
から採骨をし、首に植えています。

事故の強い衝撃で、神経が痛んでいたらしく、事故直後から左腕一部と
左手の人差し指・中指の痺れと左足のちょっと重い感じの感覚がずっと
残っています。雨の前、雨の日、気圧が下がる時などはその痺れが強く
出ることもしばしば・・。

あれから5年。
3日前に、夜に寝ようと思ったら左側の腕・手・足が、しびれた感じとい
うよりは、固くなったような感じが少し強く感じられました。今までは
そこまでの感触がなかったので、朝まで寝付けずにいました。

おきて気になったので、さっそく、整形外科へ。MRIと四肢の触診を
して頂き、特に異常はないといわれ、
翌日に脳神経外科・神経内科の診療を行う病院へ。
CTをとりましたが、何の異常もなかったです。

原因かなぁと自分で思うのは、

1.交通事故で痛めた神経が何かの拍子に圧迫されている

2.整形外科で、腰のレントゲンをとったとき、ヘルニアになっていると
診断されたことがあり(この時は事故から3年後。今回行った病院。
そのときは、腰に巻くコルセットをもらって帰りました。この腰痛が
それから時々、ありました)それが原因で起きている

3.おしっこをしたときに、尿道と、少し痛みを膀胱に違和感を感じるので、
今回の異常の2週間ぐらい前に泌尿器科にいって薬をもらっています。
その先生がおっしゃるには、おしっこが酸性?になっているのが原因な
のでは?ということで現在も通院。
今日、一連の出来事を話して、泌尿器科の疾患でそういうので
関連がないかを聞いて見ましたがないとのこと。

「痛風」か「坐骨神経」関係の検査をしてもらっては?といわれました。
ので、泌尿器科のことが原因かと思った。

4.B型肝炎の予防接種を2度しており、その副作用でなっているのかな?と

思う・・・。

この4つのうちのどれかかな?と思っています。

長くなりすみません。
そこでお伺いしたいのですが、先生の経験上、どんな可能性が考えられるか
お伺いできればと思います。大変お忙しいとは存じますが、
なにとぞ、よろしくお願いいたします。」
との事です。


#2
##1
「2001年に交通事故により8時間に及ぶ頚椎の6番7番の
手術をしました。九州医療センターでしました。

診断は「第6頚椎捻挫脱臼骨折」でした。簡単に言いますと、
6番と7番の頚椎の骨を2箇所の腰(右側は後ろの骨、左側は前の骨)
から採骨をし、首に植えています。」
との事です。

##2
これはお大変でしたね。

##3
「診断は「第6頚椎捻挫脱臼骨折」でした。簡単に言いますと、
6番と7番の頚椎の骨を2箇所の腰(右側は後ろの骨、左側は前の骨)
から採骨をし、首に植えています。」
との事です。

##4
極めて判りやすくいえば
「第6頚椎捻挫脱臼骨折」が
「脊髄自体を圧迫する「病態」:myelopathy」であり
「anterior-fusion:前方固定術」によりこの
「脊髄自体を圧迫する「病態」:myelopathy」を回避された。

##5
「anterior-fusion:前方固定術」には「2種類」の
「手術方法」がありますが省略。

##4
いずれにしても
「1. 交通事故で痛めた神経が何かの拍子に圧迫されている」
の圧迫されているのが「脊髄」であっても「末梢運動神経障害」
であっても
極めて「鮮明」な「臨床症候・症状」に到ります。

##5
今現在の御相談者の御相談内容要旨御記載の「症状・症候」
からは1.は考えられません。

#3
##1
「2. 整形外科で、腰のレントゲンをとったとき、ヘルニアになっていると
診断されたことがあり(この時は事故から3年後。今回行った病院。
そのときは、腰に巻くコルセットをもらって帰りました。この腰痛が
それから時々、ありました)それが原因で起きている」
との事です。

##2
「整形外科で、腰のレントゲンをとったとき、ヘルニアになっている」

「腰椎椎間板ヘルニア?」
のことであれば。

##3
「おきて気になったので、さっそく、整形外科へ。MRIと四肢の触診を
して頂き、特に異常はないといわれ、
翌日に脳神経外科・神経内科の診療を行う病院へ。
CTをとりましたが、何の異常もなかったです。」
は「「異常所見」無し」であり「矛盾」致します。

##4
10年ほど前まで本邦は「国際医学会議の度」に
「誤診の注意警告」をうけるほど
「ヘルニア」の「診断名」が多かったのです。

##5
ある「「疼痛系の「病態」」ではその当時は高名」な
「総合病院」或いは「大学病院」くらすの「高次医療機関」
の「ペインクリニック科」の「調査」で。

##6
「腰椎椎間板ヘルニア」の
「手術」を勧告された患者さんの「95%」が「間違い」
であるという「論文」+「さまざまな経緯」があって
「ヘルニア」の「診断名」は著しく減少致しました。

##7
御相談者も
「おきて気になったので、さっそく、整形外科へ。MRIと四肢の触診を
して頂き、特に異常はないといわれ、
翌日に脳神経外科・神経内科の診療を行う病院へ。
CTをとりましたが、何の異常もなかったです。」
で本当に宜しかったです。

##8
未だに「腰椎椎間板ヘルニア」とか
「坐骨神経痛」とか「間違い「診断名」」をつけられる
ことがある。

#4
##1
「3. おしっこをしたときに、尿道と、少し痛みを膀胱に違和感を感じるので、
今回の異常の2週間ぐらい前に泌尿器科にいって薬をもらっています。
その先生がおっしゃるには、おしっこが酸性?になっているのが原因な
のでは?ということで現在も通院。
今日、一連の出来事を話して、泌尿器科の疾患でそういうので
関連がないかを聞いて見ましたがないとのこと。

「痛風」か「坐骨神経」関係の検査をしてもらっては?といわれました。
ので、泌尿器科のことが原因かと思った。」
との事です。

##2
「おしっこが酸性?になっているのが原因な
のでは?」との事です。

##3
「「尿一般・尿沈査検査」で「正常」は
「むしろ酸性尿」です。
また尿道及び膀胱の「違和感」は「尿の性状」とは
全く「関連」はない。

##4
「「痛風」か「坐骨神経」関係の検査をしてもらっては?といわれました。
ので、泌尿器科のことが原因かと思った。」
の意味が
止むを得ずも「判断不能」です。
申し訳ございません。

##5
いずれにしても「泌尿器科」とは関連はない。

#5
##1
「4.B型肝炎の予防接種を2度しており、
その副作用でなっているのかな?と思う・・・。」
との事です。

##2
これも意味がよく判断できません。
申し訳ございません。

##3
「B型肝炎の予防接種」をされた「理由」は何でしょう。

##4
##3は「御職業上」の「理由」なのでしょうか。

#6
##1
「事故直後から左腕一部と
左手の人差し指・中指の痺れと左足のちょっと重い感じの感覚がずっと
残っています。雨の前、雨の日、気圧が下がる時などはその痺れが強く
出ることもしばしば・・。
あれから5年。
3日前に、夜に寝ようと思ったら左側の腕・手・足が、しびれた感じとい
うよりは、固くなったような感じが少し強く感じられました。今までは
そこまでの感触がなかったので、朝まで寝付けずにいました。」
との事です。

##2
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を元来御持ではないでしょうか。

##3
もしも御相談者に「肩こり・頸こり・背中こり」」或いは
「ふわふわ感」「くらくら感」が元来よりお強い様であれば。

##4
御相談者は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
を御持ちである。

##5
「しびれ感」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う「緊張型しびれ(あだ名です)」である可能性が高い。

##6
「しびれた感じというよりは、固くなったような感じ」
が特徴です。

##7
そして
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
という
「病態」もお持ちである可能性が御座います。

##8
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth-Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」=
「外側大腿皮神経ニューロパチー」

「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「延長線上あるいは同一線上にある病態」
です。

#7
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型しびれ(あだ名です)」について「補足3」に。

「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
について「補足4」に。
(長いです)

##2
御記載致します。御参考になれば何よりです。

#8結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」+
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
の可能性。

##3
##2は
実際に現実的には正診断率の大変低い
「疼痛系の「病態」」ということになります。

##4
最初の頚椎の「anterior-fusion:前方固定術」の「病態」
はお気の毒でした。
けれども一度「御忘れいただく必要」があります。

##5
「この4つのうちのどれかかな?と思っています。」
=>
適切な表現が思い浮かばないのですが
「いずれも違います」。

##6
しっかり治されるためには「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。

##7
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##8
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。

##9
的外れなことを申し上げたかもしれません。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。

上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++

さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。


以上の項目は「緊張型」の不思議だが重要な特徴です。


「補足1おわり」

++「補足4」++++++++++++++++++++++++++++++

#1
##1
この「症状・症候」は
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
のように考えます。

##3
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」
と命名され
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」
と記載されました。

##4
「知覚異常性大腿神経神経痛」
或はmeralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ),
 Roth-Bernhartd症候群などと呼称されますが。

##5
本邦ではまず通じません。

##6
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の特徴を#3に記載いたします。

#2
この「腰痛・下肢痛」には特徴が御座います。

##1
「腰痛」を伴い疼痛或は「しびれ感」は
まずは
「大腿外側」から発症するものです。
##2
「膝関節痛」或いは
「更には下肢外側痛或は脹脛痛」として広がります。
##3
この「しびれ感」は「ある朝」或は「就眠時」「就眠中」に
突如として出現することが多いものです。
##4
けれども「運動神経麻痺」は全く伴いません。
##5
「しびれ感」の特徴は
「弱い電気を感じられているビリビリする様な御自覚症状」
と考えます。
##6
「下肢足」の「親指付け根」・「薬指の付け根」・
「踝の上」・「大腿」外側に「しびれ感」「症状・症候」が
あることが多いものです。
##7
下肢「しびれ感」の場合「体重」をかけていると
消失或は著明に軽減致します。
##8
「入浴にて浮力で体重負荷が無く」なると
「症状・症候」は軽減致します。
##9
けれども「浴槽」からでた後に」急激に
「症状・症候」が増悪することが多いものです。
##10
「いすに座ったり」して「体重負荷」が減じると「症状・症候」
は増悪して「足指先端」の「冷痛感」で「激痛」にばけることも
御座います。
##11
下肢のみでなく上枝にもしびれのあることが多いものです。
如何でしょうか。
##12
上枝の「しびれ感」の場合
「手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)」に
絵に書いたような「しびれ」が御座います。
##13
更に上肢の場合
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います
##14
「下肢痛」で「御診断」が付かず苦労される患者さん
が「知覚異常性大腿神経神経痛」では後をたちません。
##15
時として「疼痛性歩行障害」にすら至ります。
##16
「機能性末梢神経障害」であり画像診断には「異常所見」
が得られないため正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。
##17
「神経ブロック」或は「神経根ブロック」
或は「硬膜外ブロック」が著効致します。
##18
「症状・症候」のレベルを間違えられて
「おしり=臀部直上」の「ブロック」を施行されることが
稀ならず御座います。
##19
これらの
「経仙骨孔ブロック」或は
「硬膜外ブロック」の「仙骨ブロック」を施行されても
一向に良くなりません。

#3
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「延長線上あるいは同一線上にある病態」に
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
という「病態概念」が御座います。
##2
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の「症状・症候」は正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。
##3
主役は外側大腿皮神経という有名神経であり
「第2,3腰神経前枝の後部」から発生する
「有名な神経」で御座います。
##4
「末梢神経名称」でいけば
「外側大腿皮神経」が病態の主役であることが多いものです。
##5
L2神経根といえば
###1
陰部大腿神経
###2
外側大腿皮神経
###3
大腿神経
###4
閉鎖神経の源流です。
##6
「神経ブロック」では
「外側大腿皮神経ブロック」
##7
或は
「神経根ブロック」では
「L2神経根神経根ブロック」が著効致します。
##8
上記の「神経ブロック」或は「神経根ブロック」による
治療は「ペインクリニック専門医先生」が専門と致します。

#4結論:
##1
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
或は
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」と命名されて
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」と記載された
病態なので御座います。

##2
「CT・MRIやX線撮影などの画像診断」では「異常所見」
が得られないために「機能性末梢神経障害」による
「症状・症候」と呼称されます。

##3
「機能性疾患」即ち「画像診断」或いは「眼で見えぬもの」の
「処遇」「治療戦略」に「失念」するという「臨床診断学」
の苦手な「中枢神経系専門医先生」の場合
CT・MRIで「異常なし」でこれより先に「診断戦略」
が発展致しません。

##3
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth-Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」
の「病態概念」は俄かには
本邦ではまず通用しません。

##4
「腰痛・下肢痛・感覚障害・知覚障害」をしっかり治されるためには
「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い「脳神経外科専門医先生」
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが宜しいと考えます。

##5
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
このことは何卒に御銘記下さいませ。


「補足4おわり」

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何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年6月29日 14時42分4秒]
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東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
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by mmdmsci | 2006-06-29 16:05

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 299


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299記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題299

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

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hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


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●御相談タイトル:【 常にボーっとした不思議な感覚と、肩凝り、首筋から背中凝り 】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御心労そして御気持ちが大変よく判る御相談です。



++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」です。

「緊張型」は
実際に現実的には正診断率の大変低い
「疼痛系の「病態」」ということになります。

「肩こり・頸こり・背中こり」」及び
「緊張型」の患者さん特有の
「困った輪」「未解決の輪」「悪魔の輪」の
「緊張型」の3つの輪にも入られてしまっています。

しっかり治されるためには
「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。


下記に順を追って御回答致します。
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#1
「山本先生、はじめまして。

33歳、女性です。
一週間ほど前より、
頭の中に霧がたちこめたような、霞がかったような、
常にボーっとした不思議な感覚が続いています。

当初3日間ぐらいは「寝不足かも…」と思っていましたが、
その後よく寝ても、症状は改善しません。(眠りも浅いし、体もだるい)

不安からか、色んな事に集中できず、考えがまとまらないというか、
どんどん頭の回転が鈍くなってるような気がします。
最近、肩凝り、首筋から背中にかけての凝りがひどく、
緊張型頭痛かとも思いますが、
「頭痛」と言えるようなはっきりした痛みはありません。

もともとパニック障害があるので、かかりつけの心療内科で診てもらい、
「脳の病気ではないですか?」と聞いたところ、
「そうではないと思うが、心配なら検査を受けますか?」
と言われました。

ただ、うつかもしれないとのことで、
抗うつ剤(パキシル)を処方してもらい、
効かなければもう一度受診することにしました。
しかし、薬は今のところ効いている気がしません。

そこで、一番お伺いしたい事ですが、
何か脳の悪い病気の初期症状という可能性はありませんか?

若年性の認知症や、脳腫瘍ではないかと不安です。

特に、祖父が脳腫瘍で亡くなっているので、
脳腫瘍に対する不安は大きいです。
パニック障害持ちという事からもおわかりの様に、
もともと不安感が強くて、
すぐ悪い方へ悪い方へと考えてしまう性格なのですが…。
検査を受けた方が良いでしょうか?

お忙しいところ恐れ入りますが、お返事頂ければ有難いです。
宜しくお願いいたします。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「症状・症候」は。

1・「頭の中に霧がたちこめたような、霞がかったような、
常にボーっとした不思議な感覚が続いています。」
という「頭が回転しないように思える「症状・症候」」

2・「眠りも浅いし、体もだるい」=「漠然とした体調不良感」

3・「不安からか、色んな事に集中できず、考えがまとまらないというか、
どんどん頭の回転が鈍くなってるような気がします。」

「「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で情緒不安定にもなられていらっしゃいます。」の「症状・症候」

4・「最近、肩凝り、首筋から背中にかけての凝りがひどく」
=「肩こり・頸こり・背中こり」」の「背中バリバリ症候群」(あだ名です)

5・「もともとパニック障害があるので」=「パニック障害」=
「ストレスには弱くなる「症状・症候」」

6・「ただ、うつかもしれないとのことで、
抗うつ剤(パキシル)を処方してもらい、・略・
しかし、薬は今のところ効いている気がしません。」の
「パキシル無奏効の「症状・症候」」=「無奏効」
のみで悪化せずよかったです」

7・「何か脳の悪い病気の初期症状という可能性はありませんか?」
=>「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」を
考えられているというより意味も無く「怖れられている」=「不安の種まき」
の「症状・症候」

8・「若年性の認知症や、脳腫瘍ではないかと不安です。」
=>「怖れられている」=「不安の種まき」(「7・」と「ヒエラルヒー:階層」
は同じ)

9・「もともと不安感が強くて、
すぐ悪い方へ悪い方へと考えてしまう性格なのですが…。」
と「7・」+「8・」の自己分析ができている。
「困った輪」「未解決の輪」「悪魔の輪」の
「緊張型」の3つの輪にも入られてしまっています。

の「9つ」の「症状・症候」より
構成されています。


#3
##1
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
でいらっしゃいます。

##2
「最近、肩凝り、首筋から背中にかけての凝りがひどく、
緊張型頭痛かとも思いますが、
「頭痛」と言えるようなはっきりした痛みはありません。」
との事です。

##3
「緊張型頭痛」は「頭痛系の「病態」」ですが「頭痛系の「症状・症候」」
でくるほうが「稀」です。
「肩こり・頸こり・背中こり」」+
「独特の「収束性のない思考過程」=「逆ピラミッド型でない「思考過程」」

「症状・症候」は「逃げ回ります」

##4
「頭痛系の「症状・症候」」でこないことが大部分であるから。

##5
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」
ということになります。


#4
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##2
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「頚椎の疾患」
「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられます。

##3
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。

##4
「絵に書いた餅のようにまたは何かの一つ覚えのように
第5第6頚椎椎間板がすりへっていて「頚椎の弯曲」がおかしい或は
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
或はまっすぐだと言われます

##5
「臨床神経学的」にMRIで或いは頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。

##6
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或い「はCT・MRI」は
「臨床神経診断学」と合致致しません。


#5
##1
意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」等と
医師より図らずともいわれてしまう病態で御座います。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からの
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
である
「決めて」は
「肩こり・頸こり・背中こり」」+
「収束性のない思考過程」=「逆ピラミッド型でない「思考過程」」
或いは
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で情緒不安定になられていることです。

##3
「パキシル」で
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんは「症状・症候」が増悪することがあるので
「無奏効」のみで本当に宜しかったです。

##4
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。

##5
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。
「月木おち」(saturday-sunday-monday fall)]

##6
「週末症侯群:week-end syndrome」と呼称し
「休日」が「窮日」となり休息を取れなくなり
「御仕事をしていたほうが楽」になります。

##6
これは
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんの有する
極めて生産性の高い「思考能力」=「高い頭の回転数」
によるものです。
=>##7

##7
脳の「神経細胞」が考える=働く場所を2つに分類する事ができます。
###1
旧皮質(下等哺乳類のときから保持している)と
###2
新皮質(新皮質(霊長類からヒトで大活躍:
コンピューターでいわばメモリー(ラム))のメモリーが一杯の状態から
「情緒不安定」に至ります。

##8
この状態で「はつらつ」と生活できるべくもなく
毎日を過ごされる中で
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で「たりないメモリー」から「記銘力障害」も発生します。

##9
幾度と無く辛い思いをされるうちにやっとこさ「ある思考過程」に
御自分の安楽の境地を見出したどり着かれます。

##10
それは
皮肉にも「心配なこと」が起こるといやだから「先に心配」を
して「安心」しようという「矛盾」の「思考過程」
で御座います。


#5
##1
「そこで、一番お伺いしたい事ですが、
何か脳の悪い病気の初期症状という可能性はありませんか?

若年性の認知症や、脳腫瘍ではないかと不安です。」
との事です。

##2
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」
を推測させるような
「中枢神経系の器質的疾患由来の巣症状(そうしょうじょう)」
は御相談者の御相談内容要旨御記載からは皆無である。

##3
「若年性の認知症」であれば御相談者の御相談内容要旨御記載
のような「精緻な論理の構成」を「継時的変化」を背景として「1・」-「9・」
までの「症状・症候」を御相談文として作成され御記載されることは。

到底不可能です。

##4
だから
「何か脳の悪い病気」でも「若年性の認知症」でも
ない。

##5
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
を御持ちでありそれに併発する
「収束性のない思考過程」=「逆ピラミッド型でない「思考過程」」
に陥られています。


#6
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

患者さんの「思考過程」につき「補足3」に。

##2
御記載致します。御参考になれば何よりです。


#7
##1
また
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

「心療内科専門医先生」の「範疇(カテゴリー)」
の「病態」と間違われやすいことを御銘記下さい。

##2
「ps」に
際頭痛分類第2版による「精神疾患による頭痛」の扱い
を御記載致します。

##3
A12.3~A12.9までのサブタイプに「分類」されています。

##4
A12.3~A12.9までのサブタイプは
現実的には「頭痛」を伴わないのが現状です。

##5
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
が「心療内科専門医先生」の「範疇(カテゴリー)」の
「病態」に化けていると御考え下さい。


#8結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「パニック障害:panic disorder:PD」
との事です。

##3
むしろ
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

「症状・症候」の方が強いように思われます。

##4
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
です。

##3
「緊張型」の
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##4
しっかり治されるためには
「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。

##5
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##6
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。

##7
「「そこで、一番お伺いしたい事ですが、
何か脳の悪い病気の初期症状という可能性はありませんか?

若年性の認知症や、脳腫瘍ではないかと不安です。」
との事です。
=>
「御心配無用」。

##8
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

ps
------------------------------------------------------------

国際頭痛分類第2版による「精神疾患による頭痛」の扱い

国際頭痛分類第2版では新たに
「精神疾患による頭痛」が付け加えられました。

サブタイプとして
身体化障害による頭痛と
精神病性障害による頭痛の二つが分類されています。
さらに付録にはA12.3~A12.9までのサブタイプが分類されています。

けれども
この場合の「頭痛系の「病態」」は100%が
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
である。

A12.3~A12.9までのサブタイプは現実的には「頭痛」を伴わず
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
が「心療内科専門医先生」の「範疇(カテゴリー)」の
「病態」に化けていると御考え下さい。

12.「精神疾患による頭痛(Headache attributed to psychiatric disorder)」
12.1「身体化障害による頭痛」
12.2「精神病性障害による頭痛」
付録には
A12.「精神疾患による頭痛」
A12.3「大うつ病性障害による頭痛」
A12.4「パニック障害による頭痛」
A12.5「全般性不安障害による頭痛」
A12.6「鑑別不能型身体表現性障害による頭痛」
A12.7「社会恐怖症による頭痛」
A12.8「分離不安障害による頭痛」
A12.9「心的外傷後ストレス障害による頭痛」

緒言には
「精神疾患に関連して出現する頭痛の大部分は、
それらの精神疾患と病因的に関係がなく、
共存症(comorbidity)として存在している。
頭痛は
大うつ病性障害、気分変調性障害、パニック障害、
全般性不安障害、身体表現性障害、適応障害を含む
多数の精神科的疾患との共存が報告されている。

そのような場合には一次性頭痛と共存している
精神疾患の両者が診断されなくてはならない」
と書かれています。

結局この国際頭痛分類第2版による「精神疾患による頭痛」の扱い
の「精神疾患による頭痛」はまだ「未完成」な感を否めません。

けれども
この場合の「頭痛系の「病態」」は
100%が「緊張型頭痛」である。

A12.3~A12.9までのサブタイプは
現実的には「頭痛」を伴わず
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
が「心療内科専門医先生」の「範疇(カテゴリー)」の
「病態」に化けていると御考え下さい。

------------------------------------------------------------
上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++

さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。


以上の項目は「緊張型」の不思議だが重要な特徴です。


「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。
##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。
##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。
##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。
##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。
##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。
##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。
##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。
##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。
##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重要な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。

「補足2おわり」

++「補足3」省略

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年6月29日 12時52分41秒]
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by mmdmsci | 2006-06-29 15:58

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 298


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

298記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題298

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

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+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 下を向くと首から後頭部に締め付けるような痛み  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

しかも
「症状・症候」は強い。
「緊張型」は
「慢性(機能性)頭痛」であり「頭痛系の「病態」」でありながら
「頭痛系の「症状・症候」」以外の「症状・症候」を
呈する事が多い。

「症状・症候」が「逃げ回る」ために。
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」でございます。

一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。
二番目に困るのは「心療内科専門医先生」「精神科専門医先生」
の「病態」と間違われる事です。

しっかり治されるためには「頭痛」「機能性末梢神経障害」
にお強い「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++


#1
##1
「山本先生。はじめまして。
私は頭痛でもう10年以上悩んでいます。

はじめまして。28歳女です。
10年ほど前から頭痛持ちなのですが、最近また違う痛みが加わってきて、
不安なため同じ症状の方はいないかと検索していたところ、
こちらの掲示板に行き当たったので早速書き込みをさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

私は10年以上前から頭痛持ちで、
目の奥からコメカミにかけてが特に痛くなり、
1度頭痛になると、2~3日から1週間程度続けてなることが多く、
疲れたときや、生理前・生理中に起きることが多いです。

以前は、市販のバファリンなどで効かなかったため、
病院でロキソニンとデパス、そしてもう1つは名前を忘れてしまったのですが、
血圧を上げる薬だったと思います、
それを粉状にして混ぜて2/3の量にしたものを頓服薬として
6年間服用していました。

その後、頻度が少なくなり、症状も軽くなってきたので、
市販のリングルアイビーという薬を頭痛の予兆がきたときに
飲むようにしています。

そして、昨年末くらいからなのですが、
たまに頭と首の境目が痛くなり、下を向くと
首から後頭部にかけて締め付けるような痛みが走るようになりました。
その、下を向いたときに、
何だかわからないのですが、痛みと同時に鼻の奥で独特の
においを感じます。

ひどいときには、痛みで下を向いたときに
しばらく動きを止まってしまうほどで、
靴もスムーズに履けないような状態になります。
咳などでも同じ締め付ける痛みがきたりします。

ただ、いつもではなく、
1~2ヶ月に1回程度で、薬は効かないのですが数日経過すれば
少しずつ良くなっていきます。

以前、肩凝りで行った整体で
「首の2番目と4番目の骨が横にずれている」と言われ、
4年前に追突事故に遭ったこともあり、
この首と後頭部の痛みは、頚椎ヘルニアなのかとずっと思っていたのですが、
手足のしびれなどもなく、よくわかりません。

こちらの掲示板で拝見した
「緊張性頭痛」かとも思ったのですが、曜日などは関係なく
睡眠障害もありませんし、光も気になりません。

ただ、人よりも水分を多く取り、
食べるときなどは特に500mlのペットボトルが
空になってしまうこともあるので、
唾液の量は少ないのかもしれません。

3日前に、仕事が忙しく、
珍しく重い物を持ったせいか、生まれて初めてだと思うくらい
大量に食器を洗った(2時間程度)せいか、
単に疲れのせいなのか、状態が悪いです。

病院に行こうと思うのですが、
整形外科に行くべきなのか、脳神経外科に行くべきなのか
ペインクリニック(?)に行くべきなのか迷っています。

できることなら、
ここ最近の首から後頭部への痛みからだけでも解放されたいです。
何かいいアドバイスがあれば、どうぞよろしくお願いいたします。


長々と申し訳ありません。
ずっと悩んでいたので、ご解答いただけると嬉しいです。
宜しくお願いいたします。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「症状・症候」は
1・「私は頭痛でもう10年以上悩んでいます。」=「慢性(機能性)頭痛」
2・「最近また違う痛みが加わってきて」=
3・「目の奥からコメカミにかけてが特に痛くなり」+
4・「首から後頭部にかけて締め付けるような痛みが走るようになりました」
5・「頭と首の境目が痛くなり、下を向くと
首から後頭部にかけて締め付けるような痛みが走るようになりました。」
=「バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候」
6・「咳などでも同じ締め付ける痛みがきたりします。」
=「喉に異物感がある「症状・症候」」の可能性は?
7・「以前、肩凝りで行った整体で」=「肩こり・頸こり・背中こり」」がある。
8・「3日前に、仕事が忙しく、・略・単に疲れのせいなのか、状態が悪いです。」
=「体調不良感」
9・「唾液の量は少ないのかもしれません。」
10「何だかわからないのですが、痛みと同時に鼻の奥で独特の
においを感じます。」
=>「反復性上気道感染」+「顔面中心症候群」
の可能性。

上記
「10」の「症状・症候」が基調です。

##2
「市販のリングルアイビーという薬を頭痛の予兆がきたときに
飲むようにしています。」
の「頭痛の予兆」との事です。

##3
「閃輝暗点:せんきあんてん」や「視野障害」などの
「予徴候:predrome:プレドローム」からまずははじまり。
これらが消失すると同時に「頭痛系の「症状・症候」」が発症するといった
「古典的偏頭痛」の「予徴候:predrome:プレドローム」
ではないようです。

##4
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」です。

#3
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

「症状・症候」からは「診断戦略」は困難ではないのですが。

##2
「慢性(機能性)頭痛」であり「頭痛系の「病態」」でありながら
「頭痛系の「症状・症候」」以外の「症状・症候」を
呈する事が多く。

##3
「症状・症候」が「逃げ回る」ために
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」でございます。

##4
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。

##5
「絵に書いた餅のようにまたは何かの一つ覚えのように
第5第6頚椎椎間板がすりへっていて
「頚椎の弯曲」がおかしい或は
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
或はまっすぐだと言われます

##6
「臨床神経学的」にMRIで或いは頚椎X線撮影の画像診断の
「症状・症候」が「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。

##7
99%ほぼ100%の患者さんで
「頚椎X線撮影所見」或い「はCT・MRI」は「臨床神経診断学」
と合致致しません。

#4
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「以前、肩凝りで行った整体で
「首の2番目と4番目の骨が横にずれている」と言われ、
4年前に追突事故に遭ったこともあり、
この首と後頭部の痛みは、頚椎ヘルニアなのかとずっと思っていたのですが、
手足のしびれなどもなく、よくわかりません。」
との事です。


##2
「「頚椎の病気(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」が
「症状・症候」を呈するのは。

##3
「神経根(末梢神経)を圧迫:radiculopathy」
「脊髄自体を圧迫するか:myelopathy」
の「2つのいずれか」である

##4
いずれも
極めて「深刻な「病態」」であると御考え下さい。

##5
この点御相談者の御相談内容要旨御記載からは
御相談者は結果論として「覚めたもののみかた」を
されていて本当に宜しかったです。

##6
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」。
これは「骨・皮・筋」の病気ではありません。


#5
##1
「病院に行こうと思うのですが、
整形外科に行くべきなのか、脳神経外科に行くべきなのか
ペインクリニック(?)に行くべきなのか迷っています。

できることなら、
ここ最近の首から後頭部への痛みからだけでも解放されたいです。
何かいいアドバイスがあれば、どうぞよろしくお願いいたします。」
との事です。

##2
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんにとって
「「症状・症候」が逃げ回っている」=「分散している」
のが「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴なわけである。

##3
けれども
「中枢神経系専門医」「ペインクリニック専門医先生」
がみな。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「治療戦略」が立てられるかと言うと
「そうではないところ」で患者さんの「悲劇」が
始まります。

##4
しっかり治されるためには
「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。

##5
適切な表現が思い浮かばないのですが
「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」は
「極めて稀」と思われて下さい。


#6結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
です。

##3
「できることなら、
ここ最近の首から後頭部への痛みからだけでも解放されたいです。
何かいいアドバイスがあれば、どうぞよろしくお願いいたします。」
=>
御気持ちは本当によく判ります。

##4
御相談者の「症状・症候」は「強い」です。

##5
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、外用薬も用いて
場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##6
しっかり治されるためには「頭痛」「機能性末梢神経障害」に
お強い「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。

##7
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##8
ある「慢性(機能性)頭痛」の「web-site」
(正確な名称は忘れました)で
「「慢性(機能性)頭痛」の「得意な先生」=「上手な先生」」
と紹介されている「ある先生」は
「御自身で「頭痛系の「病態」」は実はわからない」と仰られていました。

##9
大学病院の頭痛専門外来の「中枢神経系専門医」でも
「偏頭痛」の患者さんは宜しいのだが「緊張型」の患者さんは
苦手な先生が多いものです。

##10
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。

##11
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行すれば
「症状・症候」は極めて反応よく好転されると思います。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##12
的外れなことを申し上げたかもしれません。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。


ps
この
御相談のすぐ「下」=「1つまえ」の
「右半身の強いしびれ感と後頭部の頭痛と不眠症
[2] [2006年 6月25日 13時33分31秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0948368819235874.html
をを御参照頂けますか。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年6月25日 15時10分0秒]
--------------------------------------------------------------------------


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脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp

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by mmdmsci | 2006-06-26 10:00

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 297


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

297記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題297

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

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+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 65歳の男性。両側足底部に砂の上を歩行するような違和感・疼痛  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth-Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」=
「外側大腿皮神経ニューロパチー」の
「症状・症候」であると考えます。

高齢者になると足底部に
「「米粒」を踏んだような。」「小さな砂利を踏んでいるような
「症状・症候」」
に至り場合により
「疼痛性歩行障害」に到る事もあります。

「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
そのものは
性別をとわず御年齢を問わず出現致します。

けれども
「足底部」の「感覚障害・知覚障害」で
「「米粒」を踏んだような。」
「小さな砂利を踏んでいるような「症状・症候」」感覚が
発生するのは「60台の男性」が最も多いものです。

高齢に到るほど難治性になります。

「ペインクリニック」の
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により「神経ブロック」・「神経根ブロック」
で「治療戦略」をとります。

実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」でございます。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++


#1
##1
「山本先生

65歳の男性です。
3週間ほど以前より左右対称で両足裏の痺れが強く、、
歩いていると砂の上を素足で歩いているようです。

休んだり睡眠中は足指、裏に硬いものが張り付いた感じです。
痛みも多少あります。
両手のひらはほてったような感じです。
最初は少しふらつく程度でゴルフも遣ってましたが最近は痺れも強く,
歩くと疲れるので運動不足気味です。
筋力も多少落ちてますがそれほど弱ってはいません。
内科、神経内科、整形外科でMRI等検査の結果は
糖尿、脳梗塞、頚椎系統の原因は見当らず、様子見の現状です。
神経伝達速度検査の結果は両手は問題ない。
右足は少し遅いが
ギランバレー症候群を疑わせるような波形ではないということです。

参考になるか分かりませんが
痺れが発生した前日首を強く指圧を受けた事実があります。

この程度で原因が特定できますでしょうか。
このまま放置してよいものか
(痺れというものは回復するのでしょうか)、
早期に手当てして痺れを緩和する必要あるとも思いますが
如何なものでしょうか。
診察必要なら出向きたいと思いますが如何でしょうか」
との事です。


#2
##1
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」
を元来御持ではないでしょうか。

##2
もしも御相談者に「肩こり・頸こり・背中こり」」
が元来よりお強い様であれば。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
典型的な
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth-Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」
の「症状・症候」で御座います。

##4
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」でございます。

##5
「足底部」の「感覚障害・知覚障害」で
「「米粒」を踏んだような。」
「小さな砂利を踏んでいるような「症状・症候」」感覚が
発生するのは「60台の男性」が最も多いものです。

##6
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
そのものは
性別をとわず御年齢を問わず出現致します。


#3
##1
この「症状・症候」は
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
のように考えます。

##2
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」
と命名され
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」
と記載されました。

##3
「知覚異常性大腿神経神経痛」
或はmeralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ),
 Roth-Bernhartd症候群などと呼称されますが。

##4
本邦ではまず通じません。

##5
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の特徴を#3に記載いたします。


#3
この「腰痛・下肢痛」には特徴が御座います。

##1
「腰痛」を伴い疼痛或は「しびれ感」は
まずは
「大腿外側」から発症するものです。
##2
「膝関節痛」或いは
「更には下肢外側痛或は脹脛痛」として広がります。

##3
この「しびれ感」は「ある朝」或は「就眠時」「就眠中」に
突如として出現することが多いものです。

##4
けれども「運動神経麻痺」は全く伴いません。

##5
「しびれ感」の特徴は
「弱い電気を感じられているビリビリする様な御自覚症状」
と考えます。

##6
「下肢足」の「親指付け根」・「薬指の付け根」・
「踝の上」・「大腿」外側に「しびれ感」「症状・症候」が
あることが多いものです。

##7
下肢「しびれ感」の場合「体重」をかけていると
消失或は著明に軽減致します。

##8
「入浴にて浮力で体重負荷が無く」なると
「症状・症候」は軽減致します。

##9
けれども「浴槽」からでた後に」急激に
「症状・症候」が増悪することが多いものです。

##10
「いすに座ったり」して「体重負荷」が減じると「症状・症候」
は増悪して「足指先端」の「冷痛感」で「激痛」にばけることも
御座います。

##11
下肢のみでなく上枝にもしびれのあることが多いものです。
如何でしょうか。

##12
上枝の「しびれ感」の場合
「手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)」に
絵に書いたような「しびれ」が御座います。

##13
更に上肢の場合
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います

##14
「下肢痛」で「御診断」が付かず苦労される患者さん
が「知覚異常性大腿神経神経痛」では後をたちません。

##15
時として「疼痛性歩行障害」にすら至ります。

##16
「機能性末梢神経障害」であり画像診断には「異常所見」
が得られないため正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##17
「神経ブロック」或は「神経根ブロック」
或は「硬膜外ブロック」が著効致します。

##18
「症状・症候」のレベルを間違えられて
「おしり=臀部直上」の「ブロック」を施行されることが
稀ならず御座います。

##19
これらの
「経仙骨孔ブロック」或は
「硬膜外ブロック」の「仙骨ブロック」を施行されても
一向に良くなりません。


#4
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「延長線上あるいは同一線上にある病態」に
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
という「病態概念」が御座います。

##2
「知覚異常性大腿神経神経痛」
(本当は神経痛ではないのですが)
の「症状・症候」は正診断率の大変低い
「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##3
主役は外側大腿皮神経という有名神経であり
「第2,3腰神経前枝の後部」から発生する
「有名な神経」で御座います。

##4
「末梢神経名称」でいけば
「外側大腿皮神経」が病態の主役であることが多いものです。

##5
L2神経根といえば
###1
陰部大腿神経
###2
外側大腿皮神経
###3
大腿神経
###4
閉鎖神経の源流です。

##6
「神経ブロック」では
「外側大腿皮神経ブロック」

##7
或は
「神経根ブロック」では
「L2神経根神経根ブロック」が著効致します。

##8
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##9
上記の「神経ブロック」或は「神経根ブロック」による
治療は
「機能性末梢神経障害」にお強い「脳神経外科専門医先生」或は
「ペインクリニック専門医先生」が
施行いたします。


#5
##1
この足底の「症状・症候」は進行すると
「「米粒」を踏んだような。」「小さな砂利を踏んでいるような「症状・症候」」
へと移行致します。

##2
##1の
「「米粒」を踏んだような。」「小さな砂利を踏んでいるような「症状・症候」」

「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
でも「高齢の患者さん」に多いものです。

##3
高齢者ほど
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)の
「「米粒」を踏んだような。」「小さな砂利を踏んでいるような「症状・症候」」
は「神経ブロック」或いは「神経根ブロック」でも
治癒過程は遷延致します。

##4
「内科、神経内科、整形外科でMRI等検査の結果は
糖尿、脳梗塞、頚椎系統の原因は見当らず、様子見の現状です。
神経伝達速度検査の結果は両手は問題ない。
右足は少し遅いが
ギランバレー症候群を疑わせるような波形ではないということです。」
との事です。

##5
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」であり
意味もなく
「Guillain-Barre症候群(GBS)」
(ギラン・バレ症候群)等とよく間違えられます。


#6
##1
「この程度で原因が特定できますでしょうか。」
=>
「原因の特定」の意味が理解できません。
申し訳ございません。

##2
もしも
「この程度で原因が特定できますでしょうか。」が
「如何なる「病態」が考えられるか」という
意味であれば。
=>##3

##3
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth-Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」=
「外側大腿皮神経ニューロパチー」
等と呼称される「病態」で御座います。

##4
多くの方に
「肩こり・頸こり・背中こり」」があり
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)を経験された
ことの有る方が多いものです。

##5
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。

##6
早朝に「症状・症候」が発作的に出現する事も特徴です。

##7
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。
「月木おち」(saturday-sunday-monday fall)]


#6
##1
「このまま放置してよいものか
(痺れというものは回復するのでしょうか)、
早期に手当てして痺れを緩和する必要あるとも思いますが
如何なものでしょうか。」
との事です。

##2
##1も「御相談者の明確な意図」が判断できません。
申し訳ございません。

##3
悪性の「病態」ではないけれども
実際に現実的には正診断率の大変低い
「疼痛系の「病態」」でございます。


#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)
或は
1895年Rothにより「meralgia paraesthetica」と命名されて
Bernhardtにより「外側大腿皮神経パレステジア」と記載された
病態なので御座います。

##3
「CT・MRIやX線撮影などの画像診断」では「異常所見」
が得られないために
「「機能性末梢神経障害」による「病態」」と呼称されます。

##4
「機能性疾患」即ち「画像診断」或いは「眼で見えぬもの」の
「処遇」「治療戦略」に「失念」するという「臨床診断学」
の苦手な「中枢神経系専門医先生」の場合。

##5
CT・MRIで「異常なし」でこれより先に「診断戦略」
が発展致しません。

##3
「知覚異常性大腿神経神経痛」(本当は神経痛ではないのですが)=
「Roth-Bernhartd症候群:ロス・ベルンハルト症候群」=
「meralgia paraesthetica(メラルギア・パレステチカ)」
の「病態概念」は俄かには
本邦ではまず通用しません。

##4
「腰痛・下肢痛・感覚障害・知覚障害」をしっかり治されるためには
「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い「脳神経外科専門医先生」
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが宜しいと考えます。

##5
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
このことは何卒に御銘記下さいませ。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##6
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。


山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」
から
「足の裏先端と手の指先が痺れます [2] [2005年 6月14日 18時42分24秒] 」
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/0939050403694672.html
をを御参照頂けますか。

上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年6月18日 15時47分33秒]
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脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
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京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
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by mmdmsci | 2006-06-21 11:45

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 296


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

296記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題296

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
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京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

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hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 4月に右小脳出血の父の精神症状と入院先  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者の御相談内容要旨御記載通りであらば
「御父様」の「精神「症状・症候」」は
「小脳出血:cerebellar hemorrhage」の後遺症
ではありません。

一刻も早く
「精神科専門医先生」を「御受診」できると
宜しいのですが。

今年度「4月」からの「厚生労働省」の「改革」で。

「長期入院可能性の高齢者」の
「療養病床」の著しい「削減」から。

「この病院では精神科をさがしていてはくれていますが,
どこも受け入れてくれないらしく,」
と言う事になります。

「御家族」がいる場合。

今後はこのような事例では
「御家族」に「行き先」の御施設を探させるようになっています。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++

#1
##1
「62歳 父が右小脳出血で今年4月に手術を受けました。

手術は成功したとのことでしがた,どうも先月位から,
幻覚症状なのか,頭がおかしくなってしまったのか,解かりませんが,

「殺人鬼がくる」とか「お前らが殺されてしまってあきらめてたのに」
「この部屋は盗聴されてて監視されているから何もしゃべるな」など
変な言動が24時間つづきます。

医者は小脳出血の術後の後遺症じゃないか。といいますが,
以前肝臓を病んだとき,強い薬のせいで幻覚症状がおきたことがありました。
このまま治らないのか心配です。

今は持病の喘息を治療するため別の病院に入院しますが,
部屋を飛び出したり,ベットから逃げようとして落ちたり・・・
どうしたらいいかわかりません。

この病院では精神科をさがしていてはくれていますが,
どこも受け入れてくれないらしく,
私たちはというと本当に精神科でいいのか,どうかもわかりません。」
との事です。


#2
##1
「御父様」の「症状・症候」が
御相談者の御相談内容要旨御記載通りであれば。

##2
これは
「「62歳 父が右小脳出血で今年4月に手術を受けました。」
の「小脳出血:cerebellar hemorrhage」或いは
「小脳出血:cerebellar hemorrhage」の「手術」の
後遺症ではありません。

##3
「「殺人鬼がくる」とか「お前らが殺されてしまってあきらめてたのに」
「この部屋は盗聴されてて監視されているから何もしゃべるな」など
変な言動が24時間つづきます。」

明らかに「精神「症状・症候」」である。

##4
「24時間」このような「症状・症候」が続いているようならば
「不眠」による「精神「症状・症候」」も加算して
考えなくてはなりません。


#3
##1
強いて「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」
由来の「症状・症候」と考えてその可能性を考えれば。

##2
「小脳出血:cerebellar hemorrhage」の「手術」
後に
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
が発生している可能性はあります。

##3
けれども
「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
であれば「脳神経外科専門医先生」である「お受けもちの先生」
がとうに見抜いているでしょう。


#4
##1
「以前肝臓を病んだとき,
強い薬のせいで幻覚症状がおきたことがありました。
このまま治らないのか心配です。」
との事です。

##2
この「肝臓の「病態」」が多少気になります。

##3
ある「総合病院」或いは「大学病院」等の「高次医療機関」
に匹敵する
東京都内超有名病院脳神経外科で過去に
「脳神経外科専門医先生」が「手術」をされた
「御父様」と同じ御年くらいの患者さんの事例で。

##4
患者さんには「肝臓の「病態」」があり
「肝性脳症:hepatic encephalopathy」がある
ことを「見ぬいけないまま」
「てんかん」の「治療戦略」をとられていたことが
あります。
勿論患者さんは「精神「症状・症候」」は治りません。

##5
##4の場合は
「血中アンモニアb-NH3」を測定すれば
「高値」であり直ちに「診断戦略」は可能であったものです。

##6
まずは「御父様」の場合
「肝臓の「病態」」につき
内科専門医先生も併診されてしっかりと
「内科的な背景要因」が無い事を確認した上で。

##7
##6がないのであれば
「精神科専門医先生」に委ねられねばならない
状態であると判断致します。

#5
##1
「今は持病の喘息を治療するため別の病院に入院しますが,
部屋を飛び出したり,ベットから逃げようとして落ちたり・・・
どうしたらいいかわかりません。

この病院では精神科をさがしていてはくれていますが,
どこも受け入れてくれないらしく,
私たちはというと本当に精神科でいいのか,どうかもわかりません。」
との事です。


##2
一刻も早く
「精神科専門医先生」を「御受診」されて
「お受けもちの先生」「脳神経外科専門医先生」とも
「精神科専門医先生」が「意見を交わされる」
必要のある事態です。

##3
「どこも受け入れてくれないらしく」
=>

「厚生労働省」は御老人がふえ「療養病棟の医療費が高騰してきたため」
今年「4月」から「著しい「療養病床」の削減」を
行ったため」です。

##4
今後
ご老人のいらっしゃる御家庭で俄かに「長期入院」が必要な
状況が発生すれば
「療養病床」に入院しようとすれば
「1日5万円」くらいの「個室」しか
あいていないはずです。

##5
「今後さらに深刻に「療養病床」は削減される」
でしょう。

##6
「この病院では精神科をさがしていてはくれていますが,
どこも受け入れてくれないらしく,」であれば
「びっくりするほど」です。

##7
基本的には「「御家族」が探す」ことに
なっています。


#6結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
一刻も早い
「精神科専門医先生」の「御受診」が必要である
事例であると思われます。

##3
さらに病院まかせではなく
皆様も「御家族」で御施設をさがされないといけない事例
であるように思われます。

##4
「京都」の患者さんの「御家族」が
東京の御施設を探されているくらい
今現在「療養病床」は「少なくなっています」。

##5
このような御回答しか出来ません。申し訳ございません。

##6
一刻も早く御相談者の「御父様」の
「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年6月15日 16時39分10秒]
--------------------------------------------------------------------------


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 母は59歳で4月に神経膠芽種で余命1年といわれました。】 

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者の御相談内容要旨御記載範囲内では
「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」の「暴れ具合」
が判断できません。

よって
御相談者の御相談内容要旨御記載範囲内での
一般論になるのであるが。

「脳神経外科専門医先生」でも「脳血管障害専門」
の先生等の場合などは。

「glioma(グリオーマ):神経膠腫:しんけいこうしゅ」
或いは
「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」
の「治療戦略」は
適切な表現が思い浮かばないのですが
ちんぷんかんぷんなこともあります。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++

#1
##1
「母は59歳で4月に
神経膠芽種で余命1年といわれました。
手術をし、先日抗がん剤と放射線治療、
飲み薬の抗がん剤の1クールが終わり、
結果あまり効果がなく部分的には腫瘍が少し大きく
なっていました。

主治医からは辛い治療はせずに退院して残りの時間を
大切に使ってはというような
ことを言われ来週退院することになっています。

私としては、退院をすることは歓迎なのですが、
全く治療をせずにいることに疑問を持ちます。

何もせずにいれば腫瘍が大きくなることは明らかです。
小さくならずとも、現状を保てればと思うのですが。

脳腫瘍に関しては、
何クールも放射線と抗がん剤を続けることは
ダメなのでしょうか?
もしくは単独で飲み薬の抗がん剤を飲み続けることは
ダメなのでしょうか?

ご回答頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。」
との事です。


#2
##1
止むを得ずも「御母様」の
「glioblastoma multiforme:多型性神経膠芽腫:
たけいせいしんけいこうがしゅ」=
「glioma(グリオーマ)」Gr(グレード)4
の。

##2
###1
止むを得ずも
「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」の
「中枢神経系」での
発生「部位」及び「大きさ」
###2
また「放射線治療」の今現在の「吸収線量:Gy(グレイ)」
がどのくらい照射されたのか。
###3
「化学療法(抗癌剤治療)」は如何なる「化学療法(抗癌剤治療)」
剤が用いられたのか。

##3
止むを得ずも##2の御記載がなく。

##4
「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」の
今現在の「暴れ具合」の
的確な状況が判断ができません。

##5
だから御相談者の御相談内容要旨御記載の範囲内での
一般論としての
私の考えを御回答することしかできません。


#3
##1
「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」は
「glioma(グリオーマ):神経膠腫:しんけいこうしゅ」
の中でも「最悪性」の
「glioma(グリオーマ)」です。

##2
「御母様」には「開頭手術」そして腫瘍摘出をされた。
その後に「放射線治療」+「化学療法(抗癌剤治療)」
を行われた。

##3
「手術をし、先日抗がん剤と放射線治療、
飲み薬の抗がん剤の1クールが終わり、
結果あまり効果がなく部分的には腫瘍が少し大きく
なっていました。」
であれば。

##4
「「放射線治療」が終わってまだ間もない」=
「開頭手術」+「腫瘍摘出」から1.5ヶ月
くらいと考えます。

#4
##1
「glioma(グリオーマ):神経膠腫:しんけいこうしゅ」
の場合は「放射線治療」も。

##2
通常は
「脳腫瘍」に絞り込んで「放射線治療」を行いその後
「全脳照射:whole brain」
を施行する場合。

##3
「吸収線量:Gy(グレイ)」として
40Gy(グレイ)」或いは60Gy(グレイ)」
の「放射線照射」を行います。

##4
「glioma(グリオーマ):神経膠腫:しんけいこうしゅ」が
「脳表:のうひょう」に近い「部位」であれば
「放射線治療」の「線源」に
「βトロン:ベータトロン:電子線照射」で「放射線治療」を
行う。

##4
「glioma(グリオーマ):神経膠腫:しんけいこうしゅ」が
「脳表:のうひょう」より深い「部位」であれば
「ライナック:linac:liniac:直線加速器:高エネルギーx線」
を用います。

##5
いずれにしても
「glioma(グリオーマ):神経膠腫:しんけいこうしゅ」
とりわけ
「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」は
「放射線治療」も「再照射」のやむなきに到る事が
多いから。

##6
上手に最初から「放射線治療」は「分割照射」の線量配分=
TDF(time dose fractionation factor)を
考えながらいきます。


#5
##1
「飲み薬の抗がん剤の1クールが終わり」との事です。

##2
「放射線治療」も「再照射」を考えねば
歯が立たないのが
「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」
ですから。

##3
「化学療法(抗癌剤治療)」も「放射線治療」と
咬合わせながら
通常は「経静脈投与」で行います。

#6
##1
「私としては、退院をすることは歓迎なのですが、
全く治療をせずにいることに疑問を持ちます。

何もせずにいれば腫瘍が大きくなることは明らかです。
小さくならずとも、現状を保てればと思うのですが。」
との事です。

##2
仰るとおりだと思います。

##3
但し「脳神経外科専門医先生」も
「脳腫瘍専門」(この名前の専門医はいません)
即ち「glioma(グリオーマ)」を扱える
「脳神経外科専門医先生」ならよいのですが。

##4
「脳神経外科専門医先生」でも「脳血管障害」が専門
の場合などは「glioma(グリオーマ)」の「治療戦略」は
全くちんぷんかんぷんなこともあります。

##5
今現在「御母様」が入院されている御施設の
「お受けもちの先生」が
「脳腫瘍専門」(この名前の専門医はいませんが)であるのか
否かをしっかりとお尋ねになられておかれた
ほうが宜しいと思います。


#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「脳腫瘍に関しては、
何クールも放射線と抗がん剤を続けることは
ダメなのでしょうか?
もしくは単独で飲み薬の抗がん剤を飲み続けることは
ダメなのでしょうか?」
=>
そのようなことは全く有りません。

##3
「何クール」といっても「限界」はありますが
通常「化学療法(抗癌剤治療)」であれば
3-4クールはいきますし。

##4
「放射線治療」も2-3回(クール)まで
「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」
の場合には「いかざる」をえないこともある。

##5
今現在「御母様」のおかれた御施設が
たとえば「がん専門医」(この名前の専門医はありません)から
構成される「がんセンター」の
「脳神経外科専門医先生」の「御判断」であれば。

##6
「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」の
「暴れ具合」から
適切な判断であると考えられるし。

##7
「お受けもちの先生」が「脳腫瘍専門医」(この名前の専門医はいません)
でないのであれば
適切な表現が思い浮かばないのですが
「これはあきらめるのが早い」とも考えられます。

##8
いずれにしても
今現在「御母様」が入院されている御施設の
「お受けもちの先生」が
「脳腫瘍専門」(この名前の専門医はいませんが)であるのか
否かをしっかりとお尋ねになられておかれた
ほうが宜しいと思います。

##9
「お受けもちの先生」のご専門は
直接「お受けもちの先生」に伺わずとも「判るはずです」。

##10
「私としては、退院をすることは歓迎なのですが、
全く治療をせずにいることに疑問を持ちます。

何もせずにいれば腫瘍が大きくなることは明らかです。
小さくならずとも、現状を保てればと思うのですが。」
との事です。

##11
仰るとおりだと思います。

##12
このような御回答しか出来ません。申し訳ございません。
御参考になれば何よりです。


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[2006年6月15日 14時39分46秒]
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by mmdmsci | 2006-06-16 11:25

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 295



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

295記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題295

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

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●御相談タイトル:【  仕事中に痛烈な背中の痛みを感じました。 】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)


これはさぞかし御心配であろうと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
であり
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)です。


「10年間飲食店で働いており、
常に前かがみの姿勢で仕事をしていました
(身長182cmで姿勢は悪いです)。
以前の職場が寿司屋で、
低い厨房で前かがみになり長時間寿司を握っていましたので

その時もよく背中の痛みを感じました。
また今はレストラン勤務で
、接客・低く狭い場所での皿洗い等をしており、
忙しい時には背筋が固まる感じをいだいています。」
であれば
「症状・症候」がいつ「劇症化」しても
おかしくありません。

老舗割烹の「板前さん」・
ホテルのレストランで黒いスーツ・ユニフームで
コーヒーを注がれたりする「ウエイター」の方=「背筋を真っ直ぐに」・
飛行機のスチュアーデスさんが
好発職種です。


因みに
この「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「背中バリバリ症候群」(あだ名です)は
辛いからといって
「昼間帯よこになって仮眠をとる」と著しく劇症化することが
あります。
=>「ドラキュラ症候群」

「ドラキュラ症候群」
昼夜逆転の「ドラキュラ症候群」を経てモンスター化する
「症状・症候」です。

しっかり治されるためには「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。

下記に順を追って御回答致します。
++++++++++++++++++++

#1
##1
「28才・男性です。

6日前の土曜日(午前中)、仕事中に痛烈な背中の痛みを感じ、
歩いたり物を持ったりする度にかなり激しい痛みに襲われました。
立っているのが困難なほど、とまではいきませんが、
背中、特に上半身が今まで経験したことのない痛みでした。

背筋を叩くと、多少痛みは和らぐ感があり、
試しに背骨を叩きましたが痛みはありませんでした。
朝起きたときには全く痛みなど感じなかったのですが・・・

痛みの個所は背骨の横にある背筋全体で、
翌日の午前中くらいまで続きました。
仕事を休み、自宅療養していたのですが、
起き上がったり姿勢をかえる度に痛みがはしりました。
特に起き上がる時などは
なにかにつかまらないと姿勢を起こせませんでした。

月曜から徐々に痛みむ箇所がせばまっていく感じで、
痛みもとれてきましたが、
未だに身体をひねると、右側のみ背筋が少し痛みます。

痛みの出る前日、日頃行わないパソコンの作業を、
椅子とモニターの高さが合っていない状態で3時間程続け、
自分でもかなり姿勢の悪い状態でパソコンをしたな、と思っており、
これが原因なのかな?と考えております。
また以前より背筋の痛みは感じておりました。

10年間飲食店で働いており、
常に前かがみの姿勢で仕事をしていました
(身長182cmで姿勢は悪いです)。
以前の職場が寿司屋で、
低い厨房で前かがみになり長時間寿司を握っていましたので
その時もよく背中の痛みを感じました。
また今はレストラン勤務で
、接客・低く狭い場所での皿洗い等をしており、
忙しい時には背筋が固まる感じをいだいています。

前傾姿勢のきついバイクにも乗っており、
それも要因の一つでは、と思っております。
8年程前に「緊張型頭痛」と心療内科で診断されましたが、
それ以後酷い頭痛にみまわれたことはありません。

先日、この症状を知り合いに話したところ、
「脊髄に異常があるんじゃないの」と言われ、
インターネット等で調べ、心配が募るばかりで、
こちらに相談させて頂きました。
私の場合、どのような病気が疑われますか?
ただの筋肉痛でしょうか、
それとも臓器や脊髄に起因する痛みなのでしょうか?
また、病院へ行く場合はどの科へ行けばよろしいですか?

長文・乱文で大変失礼致しましたが、
ご返答頂けましたら幸いです。
宜しくお願い致します。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
であり
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)
です。

##2
よくこの「症状・症候」を起されるのは
老舗割烹の「板前さん」=
「老舗割烹」では昔の板場のまま「大事な貴重なまな板の板場」が低い
ことが多く
「昨今の板長さん」は「体格のよいかたが多い」ですから
「かがんだままの姿勢」で「調理」をすることになり
「板場」で倒れられる事があります。

##3
また別の職種として
ホテルのレストランで黒いスーツ・ユニフームで
コーヒーを注がれたりする「ウエイター」の方=
「背筋を真っ直ぐに」姿勢を正されて「頸」だけ
下に向けて「コーヒー」や「お水」を注ぐウエーター
の方で
「かがんだままの姿勢」で「接客」をすることになり
「フロアー」で倒れられる事があります。

##4
また飛行機のスチュアーデスさんなども
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「背中バリバリ症候群」(あだ名です)で「機内」で
倒れられる事があります。

##5
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
職業柄が「すべからく一致」し
またかつて「緊張型頭痛」と「御診断」されたことも
おありです。

##6
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)
です。

##7
また「緊張型」の方は「頑張り屋さん」が多く生産性が
きわめて高く多くの仕事を「こなされようとするため」
「新皮質フリーズ現象(neocortical supression)」
で情緒不安定にもなられていらっしゃいます。

#3
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

「頭痛系の「病態」」ですが「頭痛系の「症状・症候」」でくることは
むしろ「稀といってよく」。

##2
多くは「ふわふわ感」「くらくら感」や
「肩こり・頸こり・背中こり」」或いは
「喉に異物感がある「症状・症候」」などでくることが
圧倒的に多いものです。

##3
そのため
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

「機能性頭痛」の「一種」ではあるけれども
実際に現実的には正診断率の大変低い「疼痛系の「病態」」でございます。

##4
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。


#4
##1
一番困るのは「脊椎の疾患」と間違われることです。

##2
「絵に書いた餅のようにまたは
何かの一つ覚えのように第5第6頚椎椎間板がすりへっていて
「頚椎の弯曲」がおかしい或は
「逆弯曲」だと言われてしまいます。
或はまっすぐだと言われます

##3
「臨床神経学的」にMRIで或いは
頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が「臨床症候」と
合致すれば何も問題もないのですが。

##4
99%ほぼ100%の患者さんで
「頚椎X線撮影所見」或い「はCT・MRI」は
「臨床神経診断学」と合致致しません。

##5
「先日、この症状を知り合いに話したところ、
「脊髄に異常があるんじゃないの」と言われ、
インターネット等で調べ、心配が募るばかりで、
こちらに相談させて頂きました。」
との事です。

##6
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
概ね脊髄の「病態」に由来する「症状・症候」である
「神経根(末梢神経)を圧迫:radiculopathy」も
「脊髄自体を圧迫するか:myelopathy」も
考えられません。


#5
##1
「先日、この症状を知り合いに話したところ、
「脊髄に異常があるんじゃないの」と言われ、
インターネット等で調べ、心配が募るばかりで、
こちらに相談させて頂きました。
私の場合、どのような病気が疑われますか?」
=>
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う
典型的な
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)です。

##2
ただの筋肉痛でしょうか、
それとも臓器や脊髄に起因する痛みなのでしょうか?
=>
これは「骨・皮・筋」の病気ではありません。

##3
「ただの筋肉痛でしょうか、
それとも臓器や脊髄に起因する痛みなのでしょうか?
また、病院へ行く場合はどの科へ行けばよろしいですか?」
=>##4

##4
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)

##5
しっかり治されるためには
「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。

#6
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんの「思考過程」につき「補足3」に。

##2
御記載致します。御参考になれば何よりです。

#7結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
典型的な
「「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
であり
「背中バリバリ症候群」(あだ名です)です。

##3
「10年間飲食店で働いており、
常に前かがみの姿勢で仕事をしていました
(身長182cmで姿勢は悪いです)。
以前の職場が寿司屋で、
低い厨房で前かがみになり長時間寿司を握っていましたので

その時もよく背中の痛みを感じました。
また今はレストラン勤務で
、接客・低く狭い場所での皿洗い等をしており、
忙しい時には背筋が固まる感じをいだいています。」
であれば
「症状・症候」がいつ「劇症化」しても
おかしくありません。

##4
因みに
この「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「背中バリバリ症候群」(あだ名です)は
辛いからといって
「昼間帯よこになって仮眠をとる」と著しく劇症化することが
あります。
=>##5

##5
「ドラキュラ症候群」
昼夜逆転の「ドラキュラ症候群」を経てモンスター化する
「症状・症候」です。

##6
しっかり治されるためには「頭痛」「機能性末梢神経障害」にお強い
「脳神経外科専門医先生」「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されるのが宜しいと考えます。

##7
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」でも
「頭痛」「機能性末梢神経障害」に苦手な先生もいらっいます。
全く「病態名称」すらちんぷんかんぷんなこともあります。

##8
このことは肝に銘じて何卒に御銘記下さいませ。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++

さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。

以上の項目は「緊張型」の不思議だが重要な特徴です。


「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重要な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。


「補足2おわり」

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2006年6月11日 14時16分40秒]
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by mmdmsci | 2006-06-12 11:33