カテゴリ:神経内科( 20 )

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 217


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217記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題217

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 異常な発汗を直したい! 】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


+++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。
もしも御相談者に「頭痛・・肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。
「緊張型発汗」(あだ名です)の「症状・症候」です。

下記に順を追って御回答致します。

+++++++++++++++++++++++

#1
##1
「40歳、男性です。症状:全身からの大量発汗(特に右半身が酷い)。

睡眠から目覚めて2~3分すると動悸が大きくなり必ず発症します。
それ以外は不定期で、緊張や興奮、少し外気が暑く感じた場合、
食事を摂った数分後などで、1時間ぐらい止まりません。

季節も関係なく、真冬でもバスタオルが絞れるほど汗が出て、
スーツやネクタイにまで染み出るほどです。

今までいくつかの総合病院で神経内科も含めて診て貰いましたが、
結局原因不明でした。

最初に発症したのは19歳。
その後3~4年置きに発症して、その都度原因が特定出来ないまま
3ヶ月ぐらいで自然に治っていましたが、今回は半年以上続いています。

先日、初めて病院での待ち時間に発症して、
そのときの血糖値が20幾つという数値で、
突発的に低血糖になることが原因だろうと言われました
(すい臓はCTでは異常なし)。

通常時の数値は若干低いぐらいで問題ないそうです。

結局、具体的な治療法はないとのことで
「これ以上通われても、話を聞くぐらいしか出来ない」と言われ、
事実上サジを投げられた格好です。

ブドウ糖など糖分を摂ってみているものの全く効果ありません。

とにかく、この異常な発汗を直したい!
本当に低血糖が原因なら何か治療法はないのでしょうか?
あるいは、他に考えられる病気はありますか?
本当に参っています。宜しくお願いします。」
との事です。


#2
##1
「 先日、初めて病院での待ち時間に発症して、
そのときの血糖値が20幾つという数値で、
突発的に低血糖になることが原因だろうと言われました
(すい臓はCTでは異常なし)。」
との事です。

##2
「インスリノーマ」という膵臓の腫瘍等で
「インスリン異常」=「インスリン分泌亢進」等で「低血糖発作」を
起す直前に「発汗」などが発生致します。

##3
けれどもこの
「インスリン異常」=「インスリン分泌亢進」等で「低血糖発作」
での「発汗」は「低血糖脳症」にて「昏睡「状態」」の直前に
発症するものです。

##4
御相談者の一連の御相談内容要旨御記載からは
到底「インスリン異常」=「インスリン分泌亢進」等で「低血糖発作」
等の「低血糖」が関与しているとは到底考えられません。

##5
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

#3
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者は「肩こり・頸こり・背中こり」」を御持ではないでしょうか。

##3
もしも御相談者に「頭痛・・肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。
(時には「背中バリバリ症候群」(あだ名です)=
「肩・背中にわたり激痛・鈍痛の塊と思えるような痛み」がおありのことも
多いものです。)

##4
「緊張型発汗」(あだ名です)
という「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんに発症する
正診断率の大変低い「疼痛系の「症状・症候」」でございます。

##5
この「症状・症候」で
「肩こり・頸こり・背中こり」」の「症状・症候」の随伴が明らかであれば。

##6
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても「
星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)


#4結論:
##1
御相談者のごとき「多量の発汗」に関する御相談は大変に
多いものです。

##2
山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/index.html
の「過去の御相談と御回答」で
汗とこぶ [2] [2003年 8月22日 7時41分 4秒]
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci/nosinkei/949068058821471.html
という
御相談が御座います。
(コピー致します=>「御参考」)

##3
##2を御参考とされていただければ
幸いです。

##4
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
この「発汗」の「症状・症候」は「緊張型発汗」(あだ名です)
であると今の私は考えます。

##5
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
のの「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。

御参考までに御記載致します。

##6
しっかり治されるためには「機能性末梢神経障害疼痛」にお強い
「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」
を御受診されると宜しいと今の私は考えます。

##7
但し「脳神経外科専門医先生」或は「ペインクリニック専門医先生」
でも「機能性末梢神経障害疼痛」に苦手な先生もいらっしゃもいらっしゃいます。
このことは何卒に覚えておかれて下さいませ。

##8
的外れなことを申し上げたかもしれません。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。

##9
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りあろうかと存じますがご了解、お許しください。

上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++

さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。


以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。


「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。

「補足2おわり」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++

++「御参考1」+++++++++++++++++++++++++++

ご心配なことと存じます。
#1
##1
「2週間前に後頭部(首と頭の境目くらい)に“こぶ”が出来たことがありました。
夜、洗髪の際に痛みとふくらみで気づいたのですが、ぶつけた記憶はありません。
翌日朝にはひいており、多少の痛みは残っておりましたが、現在は特に症状はありません。

また以前から比較的暑さに弱く、汗はかくほうなのですが
ここ2~3ヶ月、首から上の部分だけ異常に汗をかくようになりました。
走ったりしているわけでもなく、家事や通勤での多少の動きで、
タオルで拭くほど吹き出してきます。
こちらは肩こりなどが原因かと思っておりましたが、こぶが出来たことで
部位からも、脳や神経系などの病気に関係があるのでは、と心配しております。」
との事です。
##2
「肩こり」がありなおかつ2週間前に
「後頭部(首と頭の境目くらい)に“こぶ”が出来たことがありました」
との事です。

#2
##1
御相談者の御相談内容からは典型的な
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」による複合病態」でございます。
##2
この「コブ」は稀ならず見かけられます。
##3
「上気道感染」が併発したときなど「頚部リンパ腺炎」
と間違われたりまた事実同時に存在することも御座います。
##4
「緊張型」の特徴を下記に記載いたします。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いになられていませんか
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
低い枕でないとお休みになれないのでは
##13
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは
(胃ばけ(あだ名です)
##14
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。


以上項目は「緊張型」の不思議だが重用な特徴です。

#4
##1
「緊張型」は大変正診断率の大変低い「頭痛系の疾患」です。
##2
よく「頚椎の疾患」自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「うつ状態・うつ病」・「OA症候群」「耳鼻科疾患」と間違われます。
##3
原因はともかく誘引は、
###1「水分の足りない状態でいらっしゃり
###2夜間就眠時に背部を冷やすこと」
により発症いたします。
#5
##1
「頭痛系の疾患」のお得意な「脳神経外科専門医」
の先生を御受診されると宜しいと今の私は考えます。
##2
怖い御症状ではありません。
##3
治療法ですが
###1
筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
###2
外用薬も用いて
###3
場合により神経ブロックを施行いたします。

#5結論:
##1
##1
御相談者の御相談内容からは典型的な
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」による複合病態」でございます。
##2
##2
よく「頚椎の疾患」自律神経失調症」「メニエル症候群」「更年期障害」
「うつ状態・うつ病」・「OA症候群」「耳鼻科疾患」と間違われます。
##3
「頭痛系の疾患」のお得意な「脳神経外科専門医」の先生を
御受診されると宜しいと今の私は考えます。
##4
但し「脳神経外科・神経内科専門医医」でも
「「頭痛系の疾患」」が苦手の先生がいらっしゃいます。
このことはご留意下さい。
##5
怖い疾患ではありません。だから絶対心配されませんように。


上記御あくまでも参考までにお留めおきください。



何卒にお健やかにお大事にされてくださいませ。

[2003年8月22日 7時41分4秒]
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御相談者のお名前: さとまる   
31歳の女性です。

2週間前に後頭部(首と頭の境目くらい)に“こぶ”が出来たことがありました。
夜、洗髪の際に痛みとふくらみで気づいたのですが、ぶつけた記憶はありません。
翌日朝にはひいており、多少の痛みは残っておりましたが、現在は特に症状はありません。

また以前から比較的暑さに弱く、汗はかくほうなのですが
ここ2~3ヶ月、首から上の部分だけ異常に汗をかくようになりました。
走ったりしているわけでもなく、家事や通勤での多少の動きで、
タオルで拭くほど吹き出してきます。
こちらは肩こりなどが原因かと思っておりましたが、こぶが出来たことで
部位からも、脳や神経系などの病気に関係があるのでは、と心配しております。

[2003年8月21日 22時54分21秒]


「御参考1おわり」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年7月17日 17時8分41秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   

40歳、男性です。症状:全身からの大量発汗(特に右半身が酷い)。

睡眠から目覚めて2~3分すると動悸が大きくなり必ず発症します。
それ以外は不定期で、緊張や興奮、少し外気が暑く感じた場合、
食事を摂った数分後などで、1時間ぐらい止まりません。

季節も関係なく、真冬でもバスタオルが絞れるほど汗が出て、
スーツやネクタイにまで染み出るほどです。

今までいくつかの総合病院で神経内科も含めて診て貰いましたが、
結局原因不明でした。

最初に発症したのは19歳。
その後3~4年置きに発症して、その都度原因が特定出来ないまま
3ヶ月ぐらいで自然に治っていましたが、今回は半年以上続いています。

先日、初めて病院での待ち時間に発症して、
そのときの血糖値が20幾つという数値で、
突発的に低血糖になることが原因だろうと言われました
(すい臓はCTでは異常なし)。

通常時の数値は若干低いぐらいで問題ないそうです。

結局、具体的な治療法はないとのことで
「これ以上通われても、話を聞くぐらいしか出来ない」と言われ、
事実上サジを投げられた格好です。

ブドウ糖など糖分を摂ってみているものの全く効果ありません。

とにかく、この異常な発汗を直したい!
本当に低血糖が原因なら何か治療法はないのでしょうか?
あるいは、他に考えられる病気はありますか?
本当に参っています。宜しくお願いします。

[2005年7月17日 16時55分32秒]
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by mmdmsci | 2005-07-23 14:31 | 神経内科

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 216


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216記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題216

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 ふらつき感が治りません。 】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

+++++++++++++++++++++++
この「症状・症候」は
「熱中症(heat stroke)」と類似する「症状・症候」
にいたることもあります。

「反復性上気道感染」+
「ドライサイドドライブ:dry side drive:dsd」
即ち脱水状態でお体をキープされることにもう慣れられて」
の患者さんに発生しやすいものです。

「仮性眩暈(ふわふわ感)症候群」とも呼称され
「内科的な背景要因」の精査の裏づけのもとに
「細胞外液補液」による
「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」が奏功致します。

下記に順を追って御回答致します。
+++++++++++++++++++++++

#1
##1

年齢:27
性別:男
症状:ここ何日か、ふらつき感が治りません。
   朝起きた時におこるふらつき感が、一日中続いていると
   いった感じです。実際は普通に歩けるし、頭痛、気を失う、
   手足のしびれなどは全くなく正常なのですが、ふらつき感だけが
   頭の中にあります。(横になると楽になります)
   心配性なため夜になると脳に異常があるのかなど、
   色々悪いほうへ考えてしまいます。
相談ポイント:なにか大きな病気でしょうか
       病院では何科に診て貰えばよいでしょうか?」
との事です。

#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
めまいには
1・「真性眩暈:しんせいげんうん」と
2・「仮性眩暈:かせいげんうん(ふわふわ感)」があります。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「仮性眩暈(ふわふわ感)」と考えます。

##4
「仮性眩暈(ふわふわ感)」は時として「真性眩暈」よりも
「症状・症候」が「唐突」で「不気味であり」一体何が起こったのだろうと
心配をされる方が多いものです。

##5
今年の6月より7月に入り。
「ふわふわ感」「くらくら感」=「仮性眩暈(ふわふわ感)」
として大変に患者さんに激増・多発している「病態」です。

##6
典型的な「仮性眩暈(ふわふわ感)症候群」
で御座います。

#3
##1
「仮性眩暈(ふわふわ感)症候群」
その実体は
1・「反復性上気道感染」に加えて
2・「ドライサイドドライブ:dry side drive:dsd」
即ち脱水状態でお体をキープされることにもう慣れられて」
いて俗に言う「体調不良」の「症状・症候」を
出される「病態」で御座います。

##2
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。

##3
「実際は普通に歩けるし、頭痛、気を失う、
手足のしびれなどは全くなく正常なのですが、ふらつき感だけが
頭の中にあります。(横になると楽になります)」
との事です。=>##4

##4
##3の場合「辛いからと言って昼間帯に真横になられ
入眠されると「症状・症候」は劇症化致します。

##5
昼間帯辛いからと言って絶対に横にならないで下さい。

##5
「細胞外液補液」による
「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」が奏功致します。


#4結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
めまいには「真性眩暈」と「仮性眩暈(ふわふわ感)」があります。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載
からは「仮性眩暈(ふわふわ感)」で御座います。
そしてこの一連の「症状・症候」を
「仮性眩暈(ふわふわ感)症候群:かせいげんうんしょうこうぐん」
と呼称致します。


##4
「仮性眩暈(ふわふわ感)」は時として「真性眩暈」よりも
「症状・症候」が「唐突」で「不気味であり」一体何が起こったの
だろうと著しく患者さんを不安感で充満するものです。


##5
「臨床血液検査」「尿一般・尿沈査検査」など
「内科的な背景要因」をしっかりと検査したうえで
「細胞外液補液」による「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」
が著しく奏功致します。

##6
患者さんによっては
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
を伴っていることも有り
この場合は「緊張型」の「治療戦略」も併用致します。

##7
典型的な「仮性眩暈(ふわふわ感)症候群」で御座います。

##8
「補液・輸液(点滴静脈注射のこと)療法」に熟達された
「内科専門医先生」を「脱水のようである」と
おっしゃられて「御受診」されると宜しいと今の私は考えます。

##9
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。



取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年7月13日 18時53分40秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   

年齢:27
性別:男
症状:ここ何日か、ふらつき感が治りません。
   朝起きた時におこるふらつき感が、一日中続いていると
   いった感じです。実際は普通に歩けるし、頭痛、気を失う、
   手足のしびれなどは全くなく正常なのですが、ふらつき感だけが
   頭の中にあります。(横になると楽になります)
   心配性なため夜になると脳に異常があるのかなど、
   色々悪いほうへ考えてしまいます。
相談ポイント:なにか大きな病気でしょうか
       病院では何科に診て貰えばよいでしょうか?

[2005年7月13日 18時46分27秒]
--------------------------------------------------------------------------


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 78歳の父が髄膜腫 】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

---------------------------
「脳腫瘍」には「良性脳腫瘍」と「悪性脳腫瘍」とに
分類する「分類法」が御座います。
勿論「脳腫瘍」には「様々な「分類法」」が御座います。

「偶発的に「画像診断」」にて発見された「症状・症候」のない
「脳腫瘍」で「良性脳腫瘍」の場合。
「手術」をするのかしないのか。
いかなる判断を「脳神経外科専門医」はしなければ
ならないのか。
このような典型的な事例で御座います。

結論としては。
「塾考」すれば。
「開頭手術」=「摘出手術」は
「お受けもちの先生」の「御判断」どおりが正しく
施行する必要性が見出せません。

下記に順を追って御回答致します。
---------------------------

#1
##1
「秋田に住んでいる78歳の父が髄膜腫と診断を受けました。

2個出来てるそうなのですがお医者様が父の年齢の事を考えて
手術は見合わせたらどうかとおっしゃいました。

高齢者が長期入院をすると痴呆やうつ病になりやすいそうなのです。

家族は手術しないのも他の病気になるのも心配です。

話し合いの結果、3ヵ月後にもう一度MRIを受けて、その時に腫瘍が
大きくなっていたら手術しましょうということになりました。

その判断でいいのかそれとも他の病院の先生のご意見も聞いたほうが
いいのか迷っております。
山本先生のご回答よろしくお願い致します。」
との事です。


#2
##1
「髄膜腫:meningioma」のおおきさと
「髄膜腫:meningioma」の発生「部位」
は「髄膜腫:meningioma」
の「手術」の「治療戦略」を考える上で
最も重要なポイントの一つです。

##2
止むを得ずも
##1に関しては御記載が御座いません。

##3
但し
「お受けもちの先生」は「脳神経外科専門医先生」と考えます。
=>
「 2個出来てるそうなのですがお医者様が父の年齢の事を考えて
手術は見合わせたらどうかとおっしゃいました。」
との御意見を深く考えます。

##4
##1に関しての推測も可能になります。


#3
##1
「御父様」は「78歳」でいらっしゃる。
高齢者に発生する「3大「脳腫瘍」」は
1・「髄膜腫:meningioma」
2・「「gliblastoma(グリオブラスとーマ):神経膠芽腫」
3・「転移性脳腫瘍」
の「3種類」なのです。

##2
「臨床神経診断学」及び脳CT・MRIなどの「画像診断」

「髄膜腫:meningioma」の「診断」は困難ではありません。

##3
「お受けもちの先生」は極めて的確な判断をされています。

##4
私が「脳腫瘍専門医」
として「がんセンター」に勤務中に。
「偶発的に「画像診断」」にて発見された「症状・症候」のない「脳腫瘍」
しかも「良性脳腫瘍」で同じく「髄膜腫:meningioma」
の事例として。

1・
###1
お若い方(40-60)でも
「髄膜腫:meningioma」の2-3cmのものは「8年待ちましょう」
と患者さんに申し上げた事も御座いました。

###2
お若いので「希望されれば」即座に「手術」は致すことにしておりました。

2・
###1
偶発的に見つかり
「症状・症候」が全く無かった4cmの
「小脳天幕髄膜腫: tentorial meningioma」の60歳の患者さん
の事例です。
=>###2

###2
この患者さんに関してはある「大学病院」で
たまさか「見つかったものです」が
「すぐに「手術」」といわれ「大変なショック」を
受けられ「がんセンター」を御受診されました。

###3
今から「10年前」ですが。
「偶発的に「画像診断」」にて発見された
「症状・症候」のない「脳腫瘍」で「良性脳腫瘍」の場合。
「手術」は「すぐしない」という「脳腫瘍専門医」の考え
と同じ「考え方」をされる「脳神経外科専門医先生」が
80%でした。

###3
結局このかたは
脳CT・MRIにて「「播種:はしゅ」の「画像診断」がでるまで
7年間は「手術」を致しませんでした。

###4
今も極めてお元気です。


#4
##1
「お受けもちの先生」が
「父の年齢の事を考えて
手術は見合わせたらどうかとおっしゃいました。」
との事です。

##2
「手術」をされず経過観察で全く問題がないと思います。

##3
「脳神経外科専門医先生」でいらっしゃる
「お受けもちの先生」は極めて
切れ味鋭い「御判断」をされていらっしゃる。

##4
「 高齢者が長期入院をすると痴呆やうつ病になりやすいそうなのです。
家族は手術しないのも他の病気になるのも心配です。」
との事です。

##5
御気持ちは大変よく判ります。

##10
御相談者の御相談内容要旨御記載からは。

##11
「手術」をせずに経過観察をされる事を
お勧め致します。


#5結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「髄膜腫:meningioma」に関しては
極めて判りやすくいえば
「御父様」の場合も偶発的にみつかったものと
考えます。

##3
「お受けもちの先生」は極めて正しいです。

##4
適切な表現が思い浮かばないのですが
「髄膜腫:meningioma」が偶発的に見つかった場合
御相談者の御相談内容要旨御記載から
「御父様」のご高齢を考えれば
「開頭手術」=「摘出手術」という「治療戦略」は
「無用」である。

##5
「手術」をされず経過観察で全く問題がないと思います。

##6
このように今の私は考えます。

##7
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年7月12日 18時45分14秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   

秋田に住んでいる78歳の父が髄膜腫と診断を受けました。

2個出来てるそうなのですがお医者様が父の年齢の事を考えて
手術は見合わせたらどうかとおっしゃいました。
高齢者が長期入院をすると痴呆やうつ病になりやすいそうなのです。
家族は手術しないのも他の病気になるのも心配です。
話し合いの結果、3ヵ月後にもう一度MRIを受けて、その時に腫瘍が
大きくなっていたら手術しましょうということになりました。
その判断でいいのかそれとも他の病院の先生のご意見も聞いたほうが
いいのか迷っております。
山本先生のご回答よろしくお願い致します。

[2005年7月12日 18時25分3秒]
--------------------------------------------------------------------------
by mmdmsci | 2005-07-22 19:06 | 神経内科

山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 214


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

214記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題214

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 4歳女の子ベランダから転落 】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


#1
##1
「4歳の女の子です。
友人の子供なので詳細がわからないこともありますが
よろしくお願いいたします。

6月29日の午後(時間ははっきりわかりませんが)
ベランダから落ちて病院に行ったと聞きました。

私に連絡があったのは夕方5時くらいでした。
「今頭の血を抜く手術をしてる」と連絡が入ったのが
夜8時過ぎくらいで終わったと連絡が入ったのは夜11時過ぎでした。
何階のベランダから下がコンクリートだったのか土だったのかは
わかりません・・・

手術が終わってドクターからは
「無事に終わりました。意識は戻るでしょう。
 後遺症等は意識が戻ってみないとわかりません。」
と言われたそうです。

今日(7月4日)現在は個室に移り呼吸器も外れた状態だそうですが
意識は依然戻らずだそうです。
経過は良いし安定してると毎日言われるそうですが
昨日ドクターに
「やれることはやりました。後はこの子の力です。」
と言われたと落ち込んでいました。
先の見えない今の状態にかなり参ってるようでした。
骨折や内臓に問題はないようですが・・・

出血の場所などがわからないので山本先生もお答えに困るかと
思いますがお願いいたします。
目を覚ますのは何ヶ月も先になることもあるのでしょうか?
色々な可能性があると思いますが・・・
どういう可能性があるのか少しでも知りたいと思いまして
ご相談させていただきました。

是非よろしくお願いいたします。」
との事です。


#2結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
いかように考えても。
考えても考えても出血性の「重傷頭部外傷」の
「病態」が見えません。

##3
「転落外傷」による「小児頭部外傷」でも「重傷頭部外傷」
であることはすぐにわかります。

##4
但し御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「「意識障害」の回復」のみを問われるのであれば。

##5
「お受けもちの先生」が
「「無事に終わりました。意識は戻るでしょう。
 後遺症等は意識が戻ってみないとわかりません。」
と仰られたのであれば。

##6
「1月」もすれば「意識障害」は改善されてくる
事例のように思えます。

##7
このような御回答しか出来ません。申し訳ございません。

##8
一刻も早く御相談者の御友人の「御嬢様」の
「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年7月4日 18時45分26秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   

4歳の女の子です。
友人の子供なので詳細がわからないこともありますが
よろしくお願いいたします。

6月29日の午後(時間ははっきりわかりませんが)
ベランダから落ちて病院に行ったと聞きました。

私に連絡があったのは夕方5時くらいでした。
「今頭の血を抜く手術をしてる」と連絡が入ったのが
夜8時過ぎくらいで終わったと連絡が入ったのは夜11時過ぎでした。
何階のベランダから下がコンクリートだったのか土だったのかは
わかりません・・・

手術が終わってドクターからは
「無事に終わりました。意識は戻るでしょう。
 後遺症等は意識が戻ってみないとわかりません。」
と言われたそうです。

今日(7月4日)現在は個室に移り呼吸器も外れた状態だそうですが
意識は依然戻らずだそうです。
経過は良いし安定してると毎日言われるそうですが
昨日ドクターに
「やれることはやりました。後はこの子の力です。」
と言われたと落ち込んでいました。
先の見えない今の状態にかなり参ってるようでした。
骨折や内臓に問題はないようですが・・・

出血の場所などがわからないので山本先生もお答えに困るかと
思いますがお願いいたします。
目を覚ますのは何ヶ月も先になることもあるのでしょうか?
色々な可能性があると思いますが・・・
どういう可能性があるのか少しでも知りたいと思いまして
ご相談させていただきました。

是非よろしくお願いいたします。

[2005年7月4日 18時43分37秒]
--------------------------------------------------------------------------


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 び慢性軸策損傷とヒルトニン 2  】

--------------------------------------------------------------------------
回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。

#1
##1
「び慢性軸策損傷とヒルトニン [2] [2005年 6月30日 15時 9分52秒]
の相談をさせて頂いたものです。

とても分かりやすいご説明と、親切な対応、とても感謝しています。
ありがとうございました。
もう少し質問させてもらってもよろしいですか?

慢性硬膜下液貯留
と言うのはどんな病状で体・頭にどんな影響が出るのでしょう?

父は最近血液検査をしたところ、
頭にたまっている水の量は変わっていない
(増えも減りもしていないようです)

本人は頭がぼんやりしたり、
額の上の辺の感覚がなくてへんな感じがする・
すごく痛かったりするのですが、そればそのせいでしょうか?

このままひかなくてもそのままでも問題ないのですか?
(これ以上増えるようなら手術といわれました)
もし増えて手術をしてまたたまることはあるのでしょうか?

不安ばかりで毎日看病する人間が少し疲れています。
でも一番不安に思っているのは本人だと思いますので、
安心させつつ元気ずけています。
前向きに頑張りたいです。

よろしくお願い致します。」
との事です。


#2結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
前回の御相談で「お受けもちの先生」からの
御話しで「MRIで見たところ、水が少したまっているようですが、
それがひくのかひかないのかは今時点では分かりません。」
との事です。

##3
「水が溜まっている」は「血液が溜まっている」では
ありませんから。
「血腫」ではない。

##4
「お受けもちの先生」は
頭蓋内に「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF」が
溜まっているという「意味」で用いられたと考えます。

##5
##4の場合「たまっている場所」が問題です。
「脳室」に溜まっているのであれば
「水頭症:すいとうしょう:hydrocephalus」とはっきり
おっしゃられると考えます。

##6
「重傷頭部外傷」のあとで「水頭症:すいとうしょう:hydrocephalus」
が発生する場合「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
の発生が有名です。
因みに「正常圧水頭症(noramal pressure hydrocephalus NPH)」
が進行する場合
「脳室腹腔短絡手術:VPシャント」が必要になります。

##7
けれども総じて
「それがひくのかひかないのかは今時点では分かりません。」
との「お受けもちの先生」のお言葉からは。

##8
通称「外水頭症」とも呼称される
「硬膜下腔:こうまかくう」に「脳脊髄液:cerebro-spinal fluid:CSF」
の貯留した「慢性硬膜下液貯留」=「慢性硬膜下水腫」
が考えられる。

##9
通常「重傷頭部外傷」で60歳で
6月14日から御相談を頂いた6月30日では
まだ「2週間」しか経過しておらず
「び慢性軸策損傷:diffuse axonal injury:DAI」+「脳挫傷」
の場合
脳浮腫が強く脳圧亢進があるから「水」の溜まる
「隙間」がありようがないのですが。

##10
「「MRIで見たところ、水が少したまっているようですが、
それがひくのかひかないのかは今時点では分かりません。」」
との事であれば
「もう脳浮腫もひけて「頭蓋内圧亢進」もないのである」と
考えざるをえません。

##11
「頭蓋骨」と「脳表」の間に「通常よりも余計な空隙」が御相談者の
「御父様」の場合にあり「慢性硬膜下液貯留」の状態
に到っていると考える。

##12
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

##13
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


補足:
前回の御相談と御回答は下記の通りでございました(一部)(+++以下)。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

これはご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
お大変でしたね。

#1
##1
「6/14日に父親(60歳)が交通事故で
脳挫傷、びまん性軸索損傷と診断されました。
両前頭葉も打ったみたいです。

記憶障害・見当識障害が見られます。
記憶の方は過去・現在の事がぐちゃぐちゃに
混ざって混乱している感じです。

忘れてしまったこともたくさんあります。
話は出来ますが言ったことをすぐに(1分ぐらいで)忘れます。
見当識のほうはひどいです。

MRIで見たところ、水が少したまっているようですが、
それがひくのかひかないのかは今時点では分かりません。

事故から2週間経って
主治医からヒルトニン投与の検討を
家族にも判断してもらいということなのですが、
副作用の事とか、効果などを知りたいです。

父親のような場合、ヒルトニン投与は有効でしょうか。
ヒルトニンは時期的にもう少し遅くてもいいでしょうか?
と言うのは他県で事故をしたため、
自宅の近くのリハビリセンターに転院を考えているので
それからでもいいのでしょうか。

よろしくお願い致します。」
との事です。

#2結論:
#2
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「御父様」が頭部外傷にて
「び慢性軸策損傷:diffuse axonal injury:DAI」+
「脳挫傷」との「診断」との事です。

##3
##2に加えて「慢性硬膜下液貯留」も御ありのようです。

##4
「重傷頭部外傷」であることは間違いありません。

##5
「ヒルトニン:Hirtonin:酒石酸プロチレリン」=「TSH分泌ホルモン」
は何十年も前から「重傷頭部外傷」の患者さんに
藁をもすがるつもりで用いられる「定番」の注射薬で御座います。

##6
「「効果」があるのか「効果」がないのか」を
論じられる「脳神経外科専門医」は誰一人いないでしょう。

##7
「一種」の「ホルモン補充療法」と考えられます。
「重傷頭部外傷」の患者さんに藁をもすがる思いで
用いるものだから。

##8
適切な表現が思い浮かばないのですが
「「副作用」があるのかないのか」」を考え・或は論じるのは
「心臓マッサージ」の「副作用」=「肋骨骨折」「他臓器損傷」を
考えて「心臓マッサージ」をするのか否かを考えるようなものです。


##9
非常にあまりにも「高額」なお薬ですから
「使わない」という「脳神経外科専門医先生」もいます。

##10
「御家族」が「使用を遅らせたい」
という意思が理由の如何を問わずおありであれば=
「「重傷頭部外傷に限る」という保険適応の意味がなくなる」
のと。
「自宅の近くのリハビリセンターに転院を考えているので」
との「リハビリ」が可能な患者さんに用いられる「お薬」では
ないように思いますから。

##11
「藁をもすがる思いではない」状況と想定され
「ヒルトニン:Hirtonin:酒石酸プロチレリン」の使用適応自体が
疑問視されます。

##12
「ヒルトニン:Hirtonin:酒石酸プロチレリン」の「使用」
に関してですが。
ここはひとつ
「お受けもちの先生」にお任せになられては如何でしょうか。

##13
ちなみに御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「び慢性軸策損傷:diffuse axonal injury:DAI」
としては
「御父様」の「症状・症候」は「信じがたい程超軽症」と
しかいいようがありません。

##14
「病態概念」からは
「び慢性軸策損傷:diffuse axonal injury:DAI」
という頭部外傷は「極めて重傷」な「頭部外傷病態」
で御座います。

##15
的外れなことを申し上げたかもしれません。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。

##16
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。

##17
取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。

上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年6月30日 15時9分52秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   

6/14日に父親(60歳)が交通事故で
脳挫傷、びまん性軸索損傷と診断されました。
両前頭葉も打ったみたいです。

記憶障害・見当識障害が見られます。
記憶の方は過去・現在の事がぐちゃぐちゃに
混ざって混乱している感じです。

忘れてしまったこともたくさんあります。
話は出来ますが言ったことをすぐに(1分ぐらいで)忘れます。
見当識のほうはひどいです。

MRIで見たところ、水が少したまっているようですが、
それがひくのかひかないのかは今時点では分かりません。

事故から2週間経って
主治医からヒルトニン投与の検討を
家族にも判断してもらいということなのですが、
副作用の事とか、効果などを知りたいです。

父親のような場合、ヒルトニン投与は有効でしょうか。
ヒルトニンは時期的にもう少し遅くてもいいでしょうか?
と言うのは他県で事故をしたため、
自宅の近くのリハビリセンターに転院を考えているので
それからでもいいのでしょうか。

よろしくお願い致します。

[2005年6月30日 15時3分41秒]

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年7月3日 13時50分45秒]
--------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   

び慢性軸策損傷とヒルトニン [2] [2005年 6月30日 15時 9分52秒]
の相談をさせて頂いたものです。

とても分かりやすいご説明と、親切な対応、とても感謝しています。
ありがとうございました。
もう少し質問させてもらってもよろしいですか?

慢性硬膜下液貯留
と言うのはどんな病状で体・頭にどんな影響が出るのでしょう?

父は最近血液検査をしたところ、
頭にたまっている水の量は変わっていない
(増えも減りもしていないようです)

本人は頭がぼんやりしたり、
額の上の辺の感覚がなくてへんな感じがする・
すごく痛かったりするのですが、そればそのせいでしょうか?

このままひかなくてもそのままでも問題ないのですか?
(これ以上増えるようなら手術といわれました)
もし増えて手術をしてまたたまることはあるのでしょうか?

不安ばかりで毎日看病する人間が少し疲れています。
でも一番不安に思っているのは本人だと思いますので、
安心させつつ元気ずけています。
前向きに頑張りたいです。

よろしくお願い致します。

[2005年7月3日 13時47分36秒]
--------------------------------------------------------------------------
by mmdmsci | 2005-07-12 03:10 | 神経内科

筋萎縮性側索硬化症(ALS)

ご心配なことと存じます。
とそのつまり御相談者は「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」
などのような
運動神経病(モーターニューロン病:MND)を
御心配されていらっしゃるようです。




#1
##1
「はじめまして。
22歳・男性です。
1ヶ月くらい前に学校で握力を測ったときに右38、左が40くらいと
右利きにも関わらず左のほうが高い数値が出ました。
前日に測定したときは定かではないのですが
右も40ぐらいあったのかもしれません。
このように握力が利き腕じゃないほうが高くなることってあるのでしょうか?
肩こりがずっと右にあるのですがこれが原因でしょうか?
また、最近左腕と左足がずっとだるく、両足の裏に痛みがあるときがあります。
全身の筋肉がたまにぴくぴくしていますが、これは何年も前からずっとあるので
そこまで気にはしていないのですが、やはりALSではないかと心配です。
体重は減っていますが、これはここ数ヶ月ずっと精神的なストレスのために食欲がなく
そのためだと思います。筋萎縮などは確認するかぎりではありません。
ALSでいう筋力低下とか筋萎縮を伴わないこともあるのでしょうか?
また、どれほどの症状がが筋力低下となるんでしょうか?
この年齢で発症することはあるんでしょうか?
質問ばかりで申し訳ないのですが、よろしくお願いします。」
との事です。




#2
##1
まず学校での「握力測定」のことですが用いられたと想定する
「握力計」は「グリップ式」のものであると想定致します。

##2
通常の「グリップ式握力計」の測定誤差範囲は+-3kgですから
左右の差異の「2kg」は「有意の差異」とは判断は不可能であると
考えられます。

##3
最も正確な筋力測定は「専門家の人間の手」による「徒手筋力テスト(MMT)」
で御座います。

##4
「徒手筋力テスト:manual muscle testing(MMT)」のみが御相談者の
ように「病態」と関連する「筋力」を論ずるとき有意で御座います。

##5
だから
「このように握力が利き腕じゃないほうが高くなることってあるのでしょうか?」
という「問題」は
「問題の根本現象が適切でもなく・かつ不正確であるため」
存在価値がないものと今の私は考えます。




#3
##1
「全身の筋肉がたまにぴくぴくしていますが、これは何年も前からずっとあるので
そこまで気にはしていないのですが、やはりALSではないかと心配です。
体重は減っていますが、これはここ数ヶ月ずっと精神的なストレスのために食欲がなく
そのためだと思います。筋萎縮などは確認するかぎりではありません。
ALSでいう筋力低下とか筋萎縮を伴わないこともあるのでしょうか?」
との事です。

##2
御相談者は「神経内科専門医」を御受診されていらっしゃるでしょうか。

##3
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」のような
深刻な運動神経病(モーターニューロン病:MND)を論ずるときに。

##4
御自分の御考え或いは御自分の「御自覚症状」にて
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」或いは運動神経病(モーターニューロン病:MND)
の可能性或いはこれに順ずる問題にご解答することは。

##5
この相談掲示板の「能力」或いは「可能性」を遥かに超越しており
御回答限界でも御座います。

##6
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を含む
運動神経病(モーターニューロン病:MND)
は極めて悪性の怖い「病態」で御座います。

##7
もしも御相談者が「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」或いは
何らかの運動神経病(モーターニューロン病:MND)を
御心配されていらっしゃるのであれば。

##8
公立の総合病院例えば大学病院のように「神経内科専門医先生」が
数名以上が常駐する御施設を御受診されることをお勧めいたします。





#4結論:
##1
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」或いは
運動神経病(モーターニューロン病:MND)は極めて悪性の疾患或いは「病態」
で御座います。

##2
もしも御相談者がこのような「病態」を御心配な「症状・症候」が
あるのであれば。

##3
すなわち
もしも御相談者が「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」或いは
何らかの運動神経病(モーターニューロン病:MND)を
御心配されていらっしゃるのであれば。

##4
必ずや
公立の総合病院例えば大学病院のように「神経内科専門医先生」が
数名以上が常駐する御施設を御受診されることをお勧めいたします。

##5
相談掲示板で「徒手筋力テスト:manual muscle testing(MMT)」
は行なうことはできません。

##6
誠に申し訳御座いません。
このような御回答しかできなくて御免なさい。申し訳御座いません。

##7
御回答限界でもあるため上記のごとく動かれて下さいます
ことをお勧めいたします。






上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。






何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。








#3








#1

[2004年8月12日 8時15分16秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: HD   
はじめまして。
22歳・男性です。
1ヶ月くらい前に学校で握力を測ったときに右38、左が40くらいと
右利きにも関わらず左のほうが高い数値が出ました。
前日に測定したときは定かではないのですが
右も40ぐらいあったのかもしれません。
このように握力が利き腕じゃないほうが高くなることってあるのでしょうか?
肩こりがずっと右にあるのですがこれが原因でしょうか?
また、最近左腕と左足がずっとだるく、両足の裏に痛みがあるときがあります。
全身の筋肉がたまにぴくぴくしていますが、これは何年も前からずっとあるので
そこまで気にはしていないのですが、やはりALSではないかと心配です。
体重は減っていますが、これはここ数ヶ月ずっと精神的なストレスのために食欲がなく
そのためだと思います。筋萎縮などは確認するかぎりではありません。
ALSでいう筋力低下とか筋萎縮を伴わないこともあるのでしょうか?
また、どれほどの症状がが筋力低下となるんでしょうか?
この年齢で発症することはあるんでしょうか?
質問ばかりで申し訳ないのですが、よろしくお願いします。

[2004年8月11日 20時27分51秒]
by mmdmsci | 2004-08-12 11:49 | 神経内科

「ウェルニッケ脳症」「サイアミン:ビタミンB1」の緊急使用が不可欠

#1
##1
「58歳の父の事でご相談があります。
父は12年前に胃ガンになり胃を全摘して、空腸を胃の代わりにしています。
昨年の2月から空腸の働きが悪くなり、嘔吐し食事が全く出来ない状態になる
という症状が3ヶ月毎に起こり入退院を繰り返しています。
一度昨年5月に食事が出来ない為ビタミンB1不足によりウェルニッケ脳症になりましたが、
処置が早かった為ビタミンB1注射で元に戻りました。
しかし、今年の3月ぐらいから、目が二重に見えたり、
4月からはふらつきや10分も連続して歩行ができなくなったり、
急に力が抜けて後ろに倒れたりしました。
4月末に、また食事ができなくなり、かかりつけの病院に入院した際に、
またウェルニッケ脳症も再発している事がわかり、ビタミンB1の注射をしてもらいましたが
全くよくならず、どんどん症状は悪化しています。
現在は、ベットから起き上がる事もあまりできません。
主治医に本日尋ねたところ、度重なる病気で、血液中にはビタミンB1が補充されていても、
脳の動きが悪く、ビタミンB1を吸収できなくなっており
ウェルニッケ脳症の症状が進行していると言われました。
今の医学では、これ以上の処置はできないと言われたのですが、本当でしょうか。
症状が進行していくと、どういう状態になるのでしょうか。
どんどん悪化する父を見ていると心配でたまりません。

長々と書いてしまいましたが、どうかよろしくお願いします。」
との事です。



#2
##1
「58歳の父の事でご相談があります。
父は12年前に胃ガンになり胃を全摘して、
空腸を胃の代わりにしています。

昨年の2月から空腸の働きが悪くなり、
嘔吐し食事が全く出来ない状態になる
という症状が3ヶ月毎に起こり入退院を繰り返しています。」

=>
「癒着性のイレウス:腸閉塞」の「病態」であると考えます。
それから御父様に「アルコール」の履歴はおありであるかも
気懸かりなところです。

##2
「一度昨年5月に食事が出来ない為ビタミンB1不足により
ウェルニッケ脳症になりましたが、
処置が早かった為ビタミンB1注射で元に戻りました。」
との事です。

##3
本当に宜しかったですね。

##4
「ウェルニッケ脳症」とは慢性低栄養のかたがなられる
「病態」で御座います。

##5
「サイアミン:ビタミンB1」欠乏によりおこる
「意識障害」「眼球運動障害」「運動失調」
を「3徴候」とする「病態」で御座います。


##6
「サイアミン:ビタミンB1」を速やかに投与することが
何よりも何よりも重要で御座います。


#3
##1
「しかし、今年の3月ぐらいから、目が二重に見えたり、
4月からはふらつきや10分も連続して歩行ができなくなったり、
急に力が抜けて後ろに倒れたりしました。」
との事です。

##2
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
この「症状・症候」は「ウェルニッケ脳症」の再発と考えられます。


#4
##1
「4月末に、また食事ができなくなり、
かかりつけの病院に入院した際に、
またウェルニッケ脳症も再発している事がわかり、
ビタミンB1の注射をしてもらいましたが
全くよくならず、どんどん症状は悪化しています。
現在は、ベットから起き上がる事もあまりできません。
主治医に本日尋ねたところ、
度重なる病気で、血液中にはビタミンB1が補充されていても、
脳の動きが悪く、ビタミンB1を吸収できなくなっており
ウェルニッケ脳症の症状が進行していると言われました。」
との事です。

##2
「サイアミン:ビタミンB1」に「症状・症候」が反応されていない
ようです。


#5
##1
元来「ウェルニッケ脳症」の病巣は
「「視床内側核群」と「乳頭体」、「中脳水道周囲灰白質」に
及びます。

##2
「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」
ではないのだけれども。

##3
「ウェルニッケ脳症」の病巣の「「視床内側核群」と「乳頭体」、
「中脳水道周囲灰白質」
の「症状・症候」がとれない・寛解されない状態であると判断致します。



#6結論:
##1
「今の医学では、これ以上の処置はできないと言われたのですが、本当でしょうか。
症状が進行していくと、どういう状態になるのでしょうか。
どんどん悪化する父を見ていると心配でたまりません。」
との事です。

##2
「ステロイド」大量投与を施行する場合もありますが
一般的ではありません。

##3
低栄養の患者さんが入院されていきなりブドウ糖のみの点滴を大量に行うと。
残存している「サイアミン:ビタミンB1」を一気に消耗してしまい
「ウェルニッケ脳症」の「症状・症候」をだしてしまうこともあります。

##4
けれども
そのようなこともなかったようです。

##5
お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃることよく分かります。

##6
「長々と書いてしまいましたが、どうかよろしくお願いします。」
との事です。

##7
「中枢神経系」の「病態」はどのようなときも
希望を捨てられないで下さい。

##8
今は御父様の回復を待たれるときでもどかしいかも
しれないけれども
「まつ」時期であろうと今の私は考えます。

##9
絶対にあきらめないであせらずに「好転」を待たれて下さい。


##10
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を
・一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。




取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2004年7月8日 12時34分23秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   
*相談掲示板がメンテナンス中のため
電子メールにて頂いた御相談を参考のため相談掲示板に移動致します。*




58歳の父の事でご相談があります。
父は12年前に胃ガンになり胃を全摘して、空腸を胃の代わりにしています。
昨年の2月から空腸の働きが悪くなり、嘔吐し食事が全く出来ない状態になる
という症状が3ヶ月毎に起こり入退院を繰り返しています。
一度昨年5月に食事が出来ない為ビタミンB1不足によりウェルニッケ脳症になりましたが、
処置が早かった為ビタミンB1注射で元に戻りました。
しかし、今年の3月ぐらいから、目が二重に見えたり、
4月からはふらつきや10分も連続して歩行ができなくなったり、
急に力が抜けて後ろに倒れたりしました。
4月末に、また食事ができなくなり、かかりつけの病院に入院した際に、
またウェルニッケ脳症も再発している事がわかり、ビタミンB1の注射をしてもらいましたが
全くよくならず、どんどん症状は悪化しています。
現在は、ベットから起き上がる事もあまりできません。
主治医に本日尋ねたところ、度重なる病気で、血液中にはビタミンB1が補充されていても、
脳の動きが悪く、ビタミンB1を吸収できなくなっており
ウェルニッケ脳症の症状が進行していると言われました。
今の医学では、これ以上の処置はできないと言われたのですが、本当でしょうか。
症状が進行していくと、どういう状態になるのでしょうか。
どんどん悪化する父を見ていると心配でたまりません。

長々と書いてしまいましたが、どうかよろしくお願いします。

[2004年7月8日 12時25分14秒]
by mmdmsci | 2004-07-15 14:16 | 神経内科

「末梢性知覚神経障害」には

ご心配なことと存じます。

1・年齢 2・性別の御記載が無く御回答限界でもあるのです。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。


#1
##1
「ここ1週間位前から 左頬から左上の前歯まで痺れがあります。
10年前に事故後の手術で左目を支えるための金属製の”プレート"
が入っているためかも知れませんが、2年程前にも同じような症状が
ありました。
触らなくても ジンジンとした痛みがある為、何か炎症を起こしているのでは?と
心配です。」
との事です。






#2
##1
「左頬から左上の前歯まで痺れがあります。」
の「しびれ」=「知覚障害」と考えると
「左三叉神経の第2枝」の「症状・症候」と「臨床神経診断学」
では考えられます。

##2
「末梢性知覚神経障害」には
###1
「知覚消失:アネステシア:ana-esthaesia」
###2
「知覚低下:ヒペテシア:hypo-aestaesia」
###3
「知覚過敏:ヒペレステシア:hyper-aestaesia」
###4
「錯感覚:パレステシア:para-aesthaesia」
###5
「異感覚:ジセステシア:dys-aesthesia」

###6
その他
の「6種類」が御座います。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「しびれ」+「触らなくても ジンジンとした痛みがある」
との「末梢知覚神経障害」として
「異感覚:ジセステシア:dys-aesthesia」が考えられます。

##4
「2年程前にも同じような症状がありました。」
との事です。




#3
##1
「10年前に事故後の手術で左目を支えるための金属製の”プレート」
との事です。

##2
10年前であれば「チタンプレート」による「眼窩下外側形成術」
であろうと考えますが。

##3
「部位的」には「症状・症候」は「臨床神経診断学」と一致
致します。

##4
けれども2年前にも同じことがあり・その間は「症状・症候」なく・
また「症状・症候」が再発したのであれば。

##5
「炎症」ではなく「三叉神経の第2枝」に何らかの
理由で金属プレートが「接触」或は「類似「病態」」が考えられます。





#4結論:
##1
「症状・症候」が御強くなければ
「御様子見」で宜しいと今の私は考えます。

##2
もしも「症状・症候」がお強いようであれば
当時の「眼科専門医先生」を可能であれば「御受診」されると
宜しいと今の私は考えます。




上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2004年6月24日 11時16分17秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 西村   
ここ1週間位前から 左頬から左上の前歯まで痺れがあります。
10年前に事故後の手術で左目を支えるための金属製の”プレート"
が入っているためかも知れませんが、2年程前にも同じような症状が
ありました。
触らなくても ジンジンとした痛みがある為、何か炎症を起こしているのでは?と
心配です。

[2004年6月24日 10時40分48秒]
by mmdmsci | 2004-06-24 13:49 | 神経内科

「Weber syndrome:ウエーバー症候群」

1・年齢 2・性別の御記載が無く御回答限界でもあるのです。
また「動眼神経麻痺」に至られた経緯が不詳です。
「脳底動脈のラクネ梗塞による動眼神経麻痺」の「御診断」
が確かなものとして御回答致します。




#1
##1
「脳底動脈のラクネ梗塞による動眼神経麻痺
(眼瞼下垂、斜視、瞳孔拡大)の治療薬ならびに治療方法をお教え下さい」
との事です。


#2
##1「
「脳底動脈のラクネ梗塞による動眼神経麻痺」の「御診断」の経緯が不明で
御回答限界でもあるのです。

##2
一般的に脳血管障害「虚血性脳血管障害」にて
動眼神経のみが「単独」に障害されることはありえない。

##3
例えば
「Weber syndrome:ウエーバー症候群」などで
反対側の「片麻痺」を伴い
「交代性片麻痺」という「症状・症候」の
「動眼神経麻痺」であれば
「脳底動脈のラクネ梗塞による動眼神経麻痺」の「病態」
は考えられなくはない。

##4
けれども麻痺があるとの御記載がない。





#3結論:
##1
動眼神経麻痺=(眼瞼下垂、斜視、瞳孔拡大)
の「症状・症候」+
「脳底動脈のラクネ梗塞」というような「脳底動脈血管障害」であれば。

##2
「動眼神経核」の「核性麻痺」の「症状・症候」以外は考えにくい。

##3
「動眼神経麻痺」が「核性動眼神経麻痺」であるとすればれば
残念ながら「寛解」は極めて困難であると
考えざるをえません。


##4
このような御回答しか出来ません。申し訳御座いません。

##5
的外れなことを申し上げたかもしれません。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。



何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2004年6月17日 7時23分12秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 匿名希望   
*相談掲示板がメンテナンス中のため
電子メールにて頂いた御相談を参考のため相談掲示板に移動致します。*


脳底動脈のラクネ梗塞による動眼神経麻痺(眼瞼下垂、斜視、瞳孔拡大)の治療薬ならびに治療方法をお教え下さい

[2004年6月17日 7時17分24秒]
by mmdmsci | 2004-06-20 11:37 | 神経内科

「l-dopa含有製剤」=l-dopaが聴いている時間帯の「すくみ」には「ドプス」を用います。

1年齢 2・性別 の御記載が御座いません。
御回答限界でもあるのです。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。


#1
##1
「10年程前からパーキンソン症候群にかかっています。
病名の診断は6年前にされました。
症状は、振戦、すくみ足、無動、手のすくみです。
特に手のすくみが目立ちます。
手のすくみの改善方法はありますでしょうか。」
との事です。


#2
##1
10年ほど前から「パーキンソン症候群」の「御診断」
を受けられているようです。

##2
さて「パーキンソン症候群」の「症状・症候」で重要なものは3つ。

##3
①固縮(rigidity)と②振戦(tremor)と③無動・寡動(akinesia,bradykinesia)
の「3徴候」。

##4
御相談者の「パーキンソン症候群」の「すくみ」は①の固縮を基本に
③の無動・寡動(akinesia,bradykinesia)の成分の混合を考えます。



#3
##1
「パーキンソン症候群」の
「すくみ」を①の固縮を基本に③の無動・寡動(akinesia,bradykinesia)
の「症状・症候」と考えます。

##2
因みに
「パーキンソン症候群」と診断されたからには必ずやHoehn and Yahr分類
(ステージⅠ-Ⅴまで)が診断されてされているはずです。

##3
「ご内服のお薬やヤール分類のステージ「御診断」」の情報が
止むをえずもございません。

##4
「パーキンソン症候群」の御相談者の「症状・症候」には
「l-dopa含有製剤」
「ドパミン受容体刺激(作動)薬アゴニスト」
「ドパミン遊離促進薬」
「副交感神経遮断薬(抗コリン)薬」

を上手につかいこなしてまいります。

##5
例えば「l-dopa含有製剤」=l-dopaが切れている時間帯の「すくみ」
には「wearing off現象」に順じた「治療戦略」を用います。

##6
一方「l-dopa含有製剤」=l-dopaが聴いている時間帯の「すくみ」には
「ドプス」を用います。

##7
このように「すくみ」が手に御強い様であれば「パーキンソン症候群」
の「症状・症候」は「Nの字型」に「症状・症候」が増悪する特徴も
考えて「治療戦略」を考えます。



#4
##1
まず御相談者の御記載内容からは「ての「すくみ」」が御強い様であれば
これが「Nの字型の「症状・症候」増悪」に御相談者が陥られているか否か
を考えなくてはなりません。

##2
御相談者の多分に内服されている
「l-dopa含有製剤」=l-dopaが切れている時間帯の「すくみ」
には「wearing off現象」に順じた「治療戦略」を用います。

##3
一方
御相談者の多分に内服されている
「l-dopa含有製剤」=l-dopaが聴いている時間帯の「すくみ」であるならば
「ドプス」を用います。




#5結論:
##1
「四肢」を「Nの字型の「症状・症候」増悪」があるから
「パーキンソン症候群」の「治療戦略」は厳密な患者さんの「症状・症候」
の推移の「臨床神経診断学」的観察が医師に
とって極めて重用であると今の私は考えます。

##2

「パーキンソン症候群」の「治療薬剤」の
「l-dopa含有製剤」
「ドパミン受容体刺激(作動)薬アゴニスト」
「ドパミン遊離促進薬」
「副交感神経遮断薬(抗コリン)薬」を自由に上手に使いこなすこと
が医師に
とって極めて重用であると今の私は考えます。

##3
##1と##2によって御相談者の「手に強い「すくみ」」も
必ずや寛解していくはずで御座います。


##4
「神経内科専門医」でも「パーキンソン症候群」の
苦手な先生がいらっしゃいます。
このことは何卒に覚えておかれて下さいませ。


##5
御相談者の「すくみ」が一刻も早い日々に寛解されることを
心よりお祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。

[2004年6月20日 8時16分56秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: シルク   
10年程前からパーキンソン症候群にかかっています。
病名の診断は6年前にされました。
症状は、振戦、すくみ足、無動、手のすくみです。
特に手のすくみが目立ちます。
手のすくみの改善方法はありますでしょうか。

[2004年6月19日 23時29分54秒]
by mmdmsci | 2004-06-20 11:22 | 神経内科

「パーキンソン症候群」

1年齢 2・性別 の御記載が御座いません。
御回答限界でもあるのです。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。


#1
##1
「10年程前からパーキンソン症候群にかかっています。
病名の診断は6年前にされました。
症状は、振戦、すくみ足、無動、手のすくみです。
特に手のすくみが目立ちます。
手のすくみの改善方法はありますでしょうか。」
との事です。


#2
##1
10年ほど前から「パーキンソン症候群」の「御診断」
を受けられているようです。

##2
さて「パーキンソン症候群」の「症状・症候」で重要なものは3つ。

##3
①固縮(rigidity)と②振戦(tremor)と③無動・寡動(akinesia,bradykinesia)
の「3徴候」。

##4
御相談者の「パーキンソン症候群」の「すくみ」は①の固縮を基本に
③の無動・寡動(akinesia,bradykinesia)の成分の混合を考えます。



#3
##1
「パーキンソン症候群」の
「すくみ」を①の固縮を基本に③の無動・寡動(akinesia,bradykinesia)
の「症状・症候」と考えます。

##2
因みに
「パーキンソン症候群」と診断されたからには必ずやHoehn and Yahr分類
(ステージⅠ-Ⅴまで)が診断されてされているはずです。

##3
「ご内服のお薬やヤール分類のステージ「御診断」」の情報が
止むをえずもございません。

##4
「パーキンソン症候群」の御相談者の「症状・症候」には
「l-dopa含有製剤」
「ドパミン受容体刺激(作動)薬アゴニスト」
「ドパミン遊離促進薬」
「副交感神経遮断薬(抗コリン)薬」

を上手につかいこなしてまいります。

##5
例えば「l-dopa含有製剤」=l-dopaが切れている時間帯の「すくみ」
には「wearing off現象」に順じた「治療戦略」を用います。

##6
一方「l-dopa含有製剤」=l-dopaが聴いている時間帯の「すくみ」には
「ドプス」を用います。

##7
このように「すくみ」が手に御強い様であれば「パーキンソン症候群」
の「症状・症候」は「Nの字型」に「症状・症候」が増悪する特徴も
考えて「治療戦略」を考えます。



#4
##1
まず御相談者の御記載内容からは「ての「すくみ」」が御強い様であれば
これが「Nの字型の「症状・症候」増悪」に御相談者が陥られているか否か
を考えなくてはなりません。

##2
御相談者の多分に内服されている
「l-dopa含有製剤」=l-dopaが切れている時間帯の「すくみ」
には「wearing off現象」に順じた「治療戦略」を用います。

##3
一方
御相談者の多分に内服されている
「l-dopa含有製剤」=l-dopaが聴いている時間帯の「すくみ」であるならば
「ドプス」を用います。




#5結論:
##1
「四肢」を「Nの字型の「症状・症候」増悪」があるから
「パーキンソン症候群」の「治療戦略」は厳密な患者さんの「症状・症候」
の推移の「臨床神経診断学」的観察が医師に
とって極めて重用であると今の私は考えます。

##2

「パーキンソン症候群」の「治療薬剤」の
「l-dopa含有製剤」
「ドパミン受容体刺激(作動)薬アゴニスト」
「ドパミン遊離促進薬」
「副交感神経遮断薬(抗コリン)薬」を自由に上手に使いこなすこと
が医師に
とって極めて重用であると今の私は考えます。

##3
##1と##2によって御相談者の「手に強い「すくみ」」も
必ずや寛解していくはずで御座います。


##4
「神経内科専門医」でも「パーキンソン症候群」の
苦手な先生がいらっしゃいます。
このことは何卒に覚えておかれて下さいませ。


##5
御相談者の「すくみ」が一刻も早い日々に寛解されることを
心よりお祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。

[2004年6月20日 8時16分56秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: シルク   
10年程前からパーキンソン症候群にかかっています。
病名の診断は6年前にされました。
症状は、振戦、すくみ足、無動、手のすくみです。
特に手のすくみが目立ちます。
手のすくみの改善方法はありますでしょうか。

[2004年6月19日 23時29分54秒]
by mmdmsci | 2004-06-20 11:16 | 神経内科

「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」

ご心配なことと存じます。

1年齢 2・性別 の御記載が御座いません。
御回答限界でもあるのです。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。

「CMT病」=
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
についての御相談であると解釈致します。

大変特殊な疾患でもあるので順を追って御回答致します。


#1
##1
「 昔から、少し足が悪いのですが、先日、病院(整形外科)
で診てもらったら、シャルコー・マリー・トゥール病の疑いが
ありますので、神経内科のある病院へ行って下さい、と言われまして、
今週の土曜日に
○○医大○○病院の○○先生に診てもらうことになったのですが、
この病気はどのような病気ですか?」
との事です。



#2
##1
「末梢神経障害」に「多発性ニューロパチー」という
範疇の疾患群が御座います。
 
##2
「多発性ニューロパチー」の中で
「遺伝性多発ニューロパチー」という「範疇:はんちゅう」
のニューロパチー
が御座います。

##3
「遺伝性多発ニューロパチー」は「2種類」に分類されます。

##4
###1
「遺伝性運動感覚ニューロパチー;
hereditary motor andsennsory neuropathy:HMSN」+
「HSAN]
の「2種類」で御座います。

ここで「HSAN」は省略致します。




#3
##1
「遺伝性運動感覚ニューロパチー;
hereditary motor andsennsory neuropathy:HMSN」は
さらに通常「6種類」に分類されます。

##2
「遺伝性運動感覚ニューロパチー;
hereditary motor andsennsory neuropathy:HMSN」
の「6種類」の中の「1種類」が
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
で御座います。

##3
1886年にフランスの「J.M.Chrcot」及び「Pierre Marrie」により
下肢の太股の下3分の1に萎縮のくる「病態」として「報告」されました。

##4
1886年にフランスの「J.M.Chrcot」及び「Pierre Marrie」とは別個に
「英国」の「Tooth.H.H」により全く同じ「病態」が報告されたので。

##5
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
と呼称されます。




#4
##1
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
は小児期より「症状・症候」をもちことが多いものです。

##2
「常染色体性優性遺伝」ともいわれますが
「原因不明」の遺伝性「病態」であると考えられています。

##3
「整形外科専門医先生」に発見されて「神経内科専門医」先生に
御受診されることが多いものです。



#5
##1
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」は
「末梢神経」の「生検:バイオプシー」によりさらに「2つ」に
分類されます。

##2
###1
「CMT type1:hypertrophic type」及び
「CMT type2:neuronal type」の「2つ」で
御座います。

##3
「CMT type1:hypertrophic type」
「CMT type2:neuronal type」の御説明は省略させていただきます。

##4
しっかりと
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」であるか
どうかの「御診断」
及び

##5
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
であるならば
「CMT type1:hypertrophic type」なのか
「CMT type2:neuronal type」であるのかの
「御診断」がひつようで御座います。




#6結論:
##1
「末梢神経障害」の中にニューロパチーという「病態」が御座います。

##2
「ニューロパチー」の中に「多発性ニューロパチー」という「病態」
が御座います。

##3
「多発性ニューロパチー」の中に
「遺伝性多発ニューロパチー」という「病態」が御座います。

##4
「遺伝性多発ニューロパチー」の中に
「遺伝性運動感覚ニューロパチー;
hereditary motor andsennsory neuropathy:HMNS」

「HSAN]という「病態」が御座います。

##6
「「遺伝性運動感覚ニューロパチー;
hereditary motor andsennsory neuropathy:HMNS」
の中には「6つのタイプ」が御座います。

##7
##6の「1種」が
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
で御座います。

##8
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
は更に「末梢神経」の「生検:バイオプシー」により。

##9
「CMT type1:hypertrophic type」と
「CMT type2:neuronal type」に分類されます。

##10
##9まで「御診断」がしっかりとつけば
あとは「治療戦略」を考えます。

##11
「常染色体性優性遺伝」ともいわれますが
原因不明の「遺伝性」を示すと今の私は考えます。

##12
的外れな御回答であればお許し下さい。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。

##13
何卒に頑張られて下さい。
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。




上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。

[2004年5月13日 10時58分59秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: にしこう   
 昔から、少し足が悪いのですが、先日、病院(整形外科)
で診てもらったら、シャルコー・マリー・トゥール病の疑いが
ありますので、神経内科のある病院へ行って下さい、と言われまして、
今週の土曜日に
○○医大○○病院の○○先生に診てもらうことになったのですが、
この病気はどのような病気ですか?
 

[2004年5月13日 8時47分45秒]
by mmdmsci | 2004-06-17 12:57 | 神経内科