血管連縮と言われました。

ご心配なことと存じます。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
御相談者の「診断病名」の「血管連縮」時に「脳血管連縮」
は「本物の」「血管連縮」或は「脳血管連縮」ではなくて
1970年代初頭まで「中枢神経系専門医」以外の先生方
におかれて用いられた古い「診断病名」で御座います。

今はもう用いられません。





#1
##1
「56歳会社自営業、男です。半年くらい前から音に過敏、口の周りが痺れる
、歩きにくい、ろれつが回りにくくなる、
このような症状が頻繁おきるので脳神経内科で診察を受けましたら、
血管連縮と言われました。
薬を飲んで症状を軽くするしかないそうですが、
予防法、治療法があったら教えてください。

脳のCT撮りましたけど異常ありませんでした。
現在血圧が高いのでブロプレス8を飲んで125-85ぐらいに下がっております。」
との事です。




#2
##1
御相談者の御相談内容要旨から
「血管連縮」或は「血管連縮」という「診断病名」は
1970年代まで「中枢神経系専門医」以外の先生で用いられた
ことがありもので御座います。

##2
1970年代以降は特に「くも膜下出血(SAH)」に
「脳血管連縮」が「明らかに発生」し「明確な「病態」」
として「中枢神経系専門医」に画像診断からもまた「治療戦略」
からも重要な「病態」として把握されることになりました。

##3
このため「脳血管連縮」或は「血管連縮」を
御相談者の御相談内容要旨のような
「半年くらい前から音に過敏、口の周りが痺れる
、歩きにくい、ろれつが回りにくくなる、」「症状・症候」
を「血管連縮」と呼称されることはなくなりました。

##4
膠原病などで明確な「血管連縮」を起こす「病態」が御座います。
けれども脳CT・MRIにて画像診断は「明確」に現れます。

##5
だから御相談者のように
「脳のCT撮りましたけど異常ありませんでした。」
とうような場合には「診断病名」としての
「血管連縮」は一度「忘れていただく必要」が御座います。


##6
「症状・症候」として
「半年くらい前から音に過敏、口の周りが痺れる
、歩きにくい、ろれつが回りにくくなる、」ような
「臨床神経診断学」的「症状・症候」の場合1970年代初頭まで
脳CT出現「以前」に「血管連縮」という用語を
「中枢神経系専門医」以外の先生が用いられていた時期は
確かに御座いました。



#3
##1
「薬を飲んで症状を軽くするしかないそうですが、
予防法、治療法があったら教えてください。」
との事です。

##2
私は御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読させていただいて
ある「病態」を思い浮かべます。

##3
御相談者は「頭痛・・肩こり・頸こり・背中こり」」
を御持ではないでしょうか。

##4
もしも御相談者に「頭痛・・肩こり・頸こり・背中こり」」
がお強い様であれば。

##5
「半年くらい前から音に過敏、口の周りが痺れる
、歩きにくい、ろれつが回りにくくなる、
このような症状が頻繁おきるので」という
「症状・症候」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

##6
「緊張型しびれ(あだ名です)」もお持ちの様です。

##7
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴について「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「症状・症候」の発生の時間依存性について
「補足2」に
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型しびれ(あだ名です)」について
「補足3」に御記載致します。

##8
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんはよく
血圧が140・100というように
「少し高い」「一寸高い」「高めである」というように
いわれることがあるのでご注意下さいますように。




#4結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
御相談者の「診断病名」の「血管連縮」時に「脳血管連縮」
は「本物の」「血管連縮」或は「脳血管連縮」ではなくて
1970年代初頭まで「中枢神経系専門医」以外の先生方
におかれて用いられた古い「診断病名」で御座います。


##2
だから御相談者の場合「お受けもちの先生」には大変
申し訳ないのですが
一度「血管連縮」という診断名を「忘れていただく」必要
が御座います。


##3
「脳のCT撮りましたけど異常ありませんでした。」との事で
あらば「尚更:なおさら」で御座います。

##4
「薬を飲んで症状を軽くするしかないそうですが、
予防法、治療法があったら教えてください。」との事ですが
上記理由により御相談者はまずは「脳血管障害」の
「範疇(はんちゅう)」の「病態」ではないことを御銘記下さい。

##5
もしも御相談者に「頭痛・・肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。
この「症状・症候」は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
と考えられます。

##6
「補足1」「補足2」「補足3」をご参照いただき
まずは正確な御相談者ご自身の「病態」を把握していただくことが
なによりも肝要で御座います。

##7
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」

正診断率の大変低い「頭痛系の「症状・症候」」でございます。


##8
よく「自律神経失調症」「坐骨神経痛」「更年期障害」「脊椎の疾患」
「うつ状態・うつ病」・「OA症候群」「脳MRI脳梗塞」
等ととよく間違えられます。

##9
「緊張型」の「症状・症候」とは一重に
「ただひたすら辛い」「症状・症候」であると御考え下さい。

##10
「緊張型頭痛」の「病態」とは両肩に
「外す事の出来ない重たいの重荷を背負ったような状態」
とご理解下さい。

##11
「緊張型」の
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。

##12
もしも御相談者に「頭痛・・肩こり・頸こり・背中こり」」がお強い様であれば。

##13
「頭痛系の疾患」がお得意な「脳神経外科専門医」
の先生を御受診されると宜しいと今の私は考えます。

##14
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも
「頭痛系の疾患」が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれてくださいませ。




上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。




何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。


++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
1

++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
しびれがあるとのことですが。
下記については如何でしょうか。

「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
では「特有な「しびれ感」」が「症状・症候」としてでます。


##1
手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)に
絵に書いたような「しびれ感」があるのが特徴ですが如何でしょう。

##2
まずほかの手指には来ません。

##3
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います。
如何でしょう。

##4
また手のひらが赤く霜「降り状」の白い斑点がないでしょうか。


##5
これらの「症状・症候」は朝方強いという特徴
が御座います。

##6
この「しびれ感」は
「頚椎の病気(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」
が原因と間違われることが多くこの場合は厄介です。

##7
皮肉なことに脳MRIから
「脳神経外科専門医」の疾患である
「キアリ・アーノルド奇形」
「脊椎空洞症」等と間違われることがあります。

##8
上肢に「しびれ感」のある患者さんは下肢にも
また下肢に「しびれ感」のある患者さんじは下肢にも「しびれ感」の
有ることが多いものです。

##9
下肢の「しびれ感」の場合は足指の親指・薬指の根元、
・足の甲(足背部)・踝・外側大腿に「しびれ」がきます。

##10
下肢の「しびれ感」の場合膝の裏が「糊付けされたような」
「張り紙様の硬さで「張って」いることが多いものです。

##11
おおくの場合「末梢循環障害」とりわけ「下肢静脈還流不全状態」
で疼痛性歩行障害にいたることが御座います。

##12
またこの「しびれ感」はおかお特に下口唇に「しびれ感」
を併発することが御座います。




++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

[2004年7月22日 9時16分35秒]


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お名前: 丸一   
56歳会社自営業、男です。半年くらい前から音に過敏、口の周りが痺れる
、歩きにくい、ろれつが回りにくくなる、
このような症状が頻繁おきるので脳神経内科で診察を受けましたら、
血管連縮と言われました。
薬を飲んで症状を軽くするしかないそうですが、
予防法、治療法があったら教えてください。

脳のCT撮りましたけど異常ありませんでした。
現在血圧が高いのでブロプレス8を飲んで125-85ぐらいに下がっております。

[2004年7月22日 8時40分8秒]
by mmdmsci | 2004-08-12 13:10 | 脳神経外科


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