冷風が前腕部(特に腕間接)にあたると指がしびれ痛くなります。

ご心配なことと存じます。


#1
##1
「59才ですが年末には60才になります。
35才から56才までゴルフを楽しんできましたが、肘が痛みクラブが振れなくなり
ゴルフをやめております。(今は深刻な肘痛はありません)
しかし、ここ数年いろんな場所で冷房に悩まされています。
それは、冷風が前腕部(特に腕間接)にあたると指がしびれ痛くなります。
一年中長袖シャツ着用というスタイルです。
更に車の運転中は、ゴルフ用の革グローブをつけて運転しています。
特にしびれるのは右手の親指と人差し指です。
温水で暖めるとその時は回復します。
何か良い手当てがありませんでしょうか。」
との事です。




#2
##1
御相談者の御記載内容からは「症状・症候」は下記の「2つ」
###1
「肘が痛みクラブが振れなくなり
ゴルフをやめております。(今は深刻な肘痛はありません)」
との「肘疼痛」

###2
「ここ数年いろんな場所で冷房に悩まされています。
それは、冷風が前腕部(特に腕間接)にあたると指がしびれ痛くなります。
一年中長袖シャツ着用というスタイルです。」
との「冷房」にて「指の「しびれ感」」がくるという
「冷房」により「症状・症候」
の「2つ」。

##3
「更に車の運転中は、ゴルフ用の革グローブをつけて運転しています。
特にしびれるのは右手の親指と人差し指です。
温水で暖めるとその時は回復します。」
との事です。

##4
この「しびれ感」については「補足」にて御記載致しますが。

##5
このような一連の「症状・症候」を起こす「病態」として
御相談者の御記載内容にないものとして#3にお尋ね或いは
補足御記載いたします。



#3
##1
御相談者に元来「頭痛・肩こり・頸こり・背中こり」は御強くはありませんか。

##2
冷房で指に「しびれ感」がきたり肘疼痛がきたり「悪さ」をする
「病態」で「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
という「病態」が御座います。

##3
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」は元来は
「機能性頭痛」の一種でありその「症状・症候」は「頭痛系の「症状・症候」」
であってしかるべきなのですが。

##4
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」では
「頭痛系の「症状・症候」」以外で「症状・症候」が「御自覚」される
ことが稀ならず御座います。

##5
飲み込みにくい「症状・症候」とか「「暑いか寒いかわからない」「症状・症候」」
とか「「胃ばけ(あだ名です)」という「症状・症候」が
出現致します。


##4
#4に念のため「機能性頭痛」につき簡単にご説明致します。




#4
##1
「機頭痛系の疾患」で「機能性頭痛」には
「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等があります。

##2
「機能性頭痛」と呼称される「頭痛系疾患」の一群は各々の
「機能性頭痛」の「成分」がよく混じり合います。

##3
「機能性頭痛」とは「「中枢神経系の「器質的疾患」
(脳腫瘍や脳血管障害等)」に起因する「症候性頭痛」
でない場合の頭痛を呼称いたします。

##4
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
はこのように他の「機能性頭痛」とは異なり
「頭痛系の「症状・症候」」で「御自覚症状」がきます。

##5
「緊張型」の「症状・症候」は一言で言えば「辛い」の一言に尽きます。

##6
「緊張型頭痛」は「両肩の」上に
「苦しい重荷を背負ったような状態」と御考え下さいますか。
これから派生する様々な「症状・症候」と御考えいただけますか。

##7
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
の特徴を「補足1」に。
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
の発症の時間依存性を「補足2」に。
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
により発生する「しびれ感」を「補足3」に
御記載致します。





#5
##1
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
は正診断率の大変低い「頭痛系の「症状・症候」」でございます。

##2
意味も無く「疲労ですね」或いは「ストレスですね」
等と医師より図らずともいわれてしまう病態で御座います。

##3
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」の
患者さんは無意識にも「反復性上気道感染」を起こされていることが
多いものです。
但しこの状態を自覚されていらっしゃるかたは大変少ないです。

##4
或いは「反復性呼吸器感染」「喘息」等の「家族歴」をもたれるかたも
多いものです。

##5
「耳鼻科疾患」「歯科口腔外科疾患」「自律神経失調症」
「メニエル症候群」「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」
等ととよく間違えられます。

##6
一番困るのは「頚椎の疾患」と間違われることです。

##7
「「頚椎」の5番・6番(C5/C6)の椎間板が磨り減っている」
「「頚椎」の「生理的湾曲」が無く「真直ぐだ」或いは「逆湾曲」だ」
といわれてしまいます。

##8
##7の決まり文句は
「臨床神経学的」に頚椎X線撮影の画像診断の「症状・症候」が
「臨床症候」と合致すれば何も問題もないのですが。

##9
99%ほぼ100%の患者さんで「頚椎X線撮影所見」或い
「はCT・MRI」は「臨床神経診断学」 と合致致しません。

##10
原因はともかく誘引は
###1水分の足りない状態でいらっしゃり
###2夜間就眠時に背部を冷やすことにより発症致します。

##11
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。

##12
もしも御相談者には「頭痛・肩こり・頸こり・背中こり」がお強いようであれば。

##13
「肩こり・頸こり・背中こり」の「症状・症候」を主とされて
そのたの「症状・症候」は「副」とされて。

##14
「頭痛系の疾患」がお得意な「脳神経外科専門医」
の先生を御受診されると宜しいと今の私は考えます。







#6結論:
##1
「肘が痛みクラブが振れなくなり
ゴルフをやめております。(今は深刻な肘痛はありません)
しかし、ここ数年いろんな場所で冷房に悩まされています。」
がなぜ「頭痛系の「症状・症候」」なのであろうとお考えかもしれません。

##2
けれども「冷房」にまつわる「症状・症候」は御婦人も男性も
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
が悪さをしています。

##3
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##4
正診断率の大変低い「頭痛系の「症状・症候」」でございます。

##5
もしも御相談者には「頭痛・肩こり・頸こり・背中こり」がお強いようであれば。

##6
「肩こり・頸こり・背中こり」の「症状・症候」を主とされて
そのたの「症状・症候」は「副」とされて。

##7
「頭痛系の疾患」がお得意な「脳神経外科専門医」
の先生を御受診されると宜しいと今の私は考えます。

##8
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも
「頭痛系の疾患」が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは
何卒覚えておかれてくださいませ。







上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。






何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。



++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて「緊張型」には特徴がございます。


##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃や下腹部が痛かったことは
(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
もしくは虫歯もないのに奥歯が痛みませんか。

##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
あるいは洗髪で頚部前屈されて「症状・症候」がでませんでしょうか。

(バーバーズ・サインBarBer's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」は
「上気道」や「呼吸器」の「症状・症候」が併発しますので。
##31
「ウイルスによる風邪症候群」と間違われて「風邪症候群」
あるいは気管支炎からの熱発と頭痛というように包括されてしまうことが
少なからず御座います。
##32
「反復性上気道感染」のため「リンパ節腫大」と「緊張型」による
頚部・顔面の「しこり」か区別されていないことも御座います。
##33
そのため「リンパ節腫大」とか「頚部のしこり」とか「緊張型」の患者さん
は「表現」されるため「「悪性リンパ腫」などとんでもない疾患の
検査をされることが御座います。
##34
左側のほうが「症状・症候」お強く御座いませんでしょうか。



以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。


##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。

##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。
##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##9
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##10
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##11
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##12
3月に「上気道感染」を起こされた場合
「筋肉痛など」の「緊張型」の
「症状・症候」をとられて「ウイルス性疾患」しかも治りの良い
「ウイルス性疾患」と診断されることが御座います。


上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。


++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
しびれがあるとのことですが。
下記については如何でしょうか。
「緊張型頭痛」或いは「「緊張型」及びその「複合病態」」
では「特有な「しびれ感」」が「症状・症候」としてでます。


##1
手指の親指・人指指(第1・第2指)か
小指・薬指(第4・第5指)に
絵に書いたような「しびれ感」があるのが特徴ですが如何でしょうか。

##2
まずほかの手指には来ません。

##3
男性が腕時計を眺める上肢の部位にしびれ感があるのが
特徴で御座います。
如何でしょうか。

##4
これらの「症状・症候」は朝方強いという特徴
が御座います。

##5
この「しびれ感」は
「頚椎の病気(「頚椎症」とか頚椎椎間板ヘルニア)」
が原因と間違われることが多くこの場合は厄介です。

##6
皮肉なことに脳MRIから
「脳神経外科専門医」の疾患である
「キアリ・アーノルド奇形」
「脊椎空洞症」等と間違われることがあります。

##7
上肢に「しびれ感」のある患者さんは下肢にも
また下肢に「しびれ感」のある患者さんじは下肢にも「しびれ感」の
有ることが多いものです。

##8
下肢の「しびれ感」の場合は足指の親指・薬指の根元、
・足の甲(足背部)・踝・外側大腿に「しびれ」がきます。

##9
下肢痛のある「しびれ感」ではおおくの場合「末梢循環障害」とりわけ
「下肢静脈還流不全状態」
で疼痛性歩行障害にいたることが御座います。

##10
また「口唇周囲の「しびれ感」」を伴うことがあり
「口唇の裏側=内側=口の中」に強いのが特徴で御座います。

##11
また「御顔の皮膚」全体が「張ったような感じが」するという
「御自覚症状」も時により出現いたします。

##12
また「御顔の皮膚」片側が「張ったような感じが」するという
「御自覚症状」も時により出現いたします。

##13
「末梢性顔面神経麻痺」初期や「脳血管障害」と間違われることも
御座います。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

[2004年7月29日 10時24分52秒]


--------------------------------------------------------------------------------
お名前: 小駒 美雄   
59才ですが年末には60才になります。
35才から56才までゴルフを楽しんできましたが、肘が痛みクラブが振れなくなり
ゴルフをやめております。(今は深刻な肘痛はありません)
しかし、ここ数年いろんな場所で冷房に悩まされています。
それは、冷風が前腕部(特に腕間接)にあたると指がしびれ痛くなります。
一年中長袖シャツ着用というスタイルです。
更に車の運転中は、ゴルフ用の革グローブをつけて運転しています。
特にしびれるのは右手の親指と人差し指です。
温水で暖めるとその時は回復します。
何か良い手当てがありませんでしょうか。  

[2004年7月29日 9時56分5秒]
by mmdmsci | 2004-08-12 12:46 | 脳神経外科


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