左側のこめかみや耳の上の部分が痛みます。

ご心配なことと存じます。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは他の「緊張型頭痛」
の患者さんへの御解答も御読みになられていらっしゃると
存じます。

御相談者の御考えどおり典型的な「緊張型頭痛」で
御座います。
下記に順を追って御回答致します。




#1
##1
「こんにちは。初めて書き込みいたします。
私は29歳、女性です。
さて、昨年の10月頃より今にいたるまでずっと
左側のこめかみや耳の上の部分が痛みます。

非常に鈍い頭痛なので放っておいても大したことはないのですが、
常にダルい感じがして何事にも集中できません。

何となく左耳の中が詰まっている感じがしたり
耳の下の部分も重い感じがするので耳に異常がある気もするのですが、
痛むのは左側だけです。

他の方のコメント等も読む限り、緊張型頭痛かなという気もするのですが、
今まで脳の検査等はしたことはありません。

やはり一度病院で検査を受けた方がいいのでしょうか?

(その場合は脳神経外科ですか、それとも耳鼻科ですか?)
それともマッサージや頭痛薬等で痛みを和らげる程度でいいのでしょうか?

ちなみに頭痛薬として時折イブプロフェンを飲みますが、
効いているかはイマイチよく分かりません。」
との事です。







#2
##1
「さて、昨年の10月頃より今にいたるまでずっと
左側のこめかみや耳の上の部分が痛みます。
非常に鈍い頭痛なので放っておいても大したことはないのですが、
常にダルい感じがして何事にも集中できません。」
との「症状・症候」は。

##2
典型的な「緊張型頭痛」で御座います。

##3
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
で御座います。

##4
「緊張型」はよく「耳や鼻の閉塞感」も併発して「症状・症候」が
頭の「耳」より「後半部から頚部・肩にかけての「頭痛+肩こり」で
きます。

##5
「温度覚」を「センサー」としていることもあり「鈍い痛み」或は
「「背中バリバリ症候群」(あだ名です)=「肩・背中にわたり激痛・鈍痛の塊と思えるような痛み」
でくるという特徴が御座います。




#3
##1
「何となく左耳の中が詰まっている感じがしたり
耳の下の部分も重い感じがするので耳に異常がある気もするのですが、
痛むのは左側だけです。」
との事です。

##2
この「左が辛い」「症状・症候」や「耳や鼻の閉塞感」は「緊張型」に
特有なもので御座います。

##3
念のために
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴を「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の発症・「症状・症候」の時間依存性を「補足2」に御記載致します。





#4
##1
「やはり一度病院で検査を受けた方がいいのでしょうか?」
との事ですが「検査」の対象となる「症状・症候」が
「頭痛系の「症状・症候」」や「耳や鼻の閉塞感」であるのであれば。

##2
「頭痛系の疾患」がお得意な「脳神経外科専門医」の先生を御受診される
ことが肝要であり
検査が必要とあらば
「頭痛系の疾患」がお得意な「脳神経外科専門医」の先生に
判断していただければ宜しいと今の私は考えます。

##3
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
積極的な「中枢神経系の「器質的疾患」(脳腫瘍や脳血管障害等)」
に関して精査の必要は少ないと今の私は考えます。

##4
「(その場合は脳神経外科ですか、それとも耳鼻科ですか?)」
との事です。

##5
「脳神経外科専門医先生」で宜しいのですが
「脳神経外科専門医先生」でも「頭痛系の「症状・症候」」が
「ちんぷんかんぷん」の先生がいらっしゃり
この「落差」は患者さんがたの「想像」を遥かに絶するものです。

##6
「耳鼻科専門医先生」の「御受診」は必要が御座いません。






#5
##1
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の治療法ですが
筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。

##2
「鎮痛剤」は効果がないどころか「病態」を悪化させることも
あるので極めてご注意下さい。

##3
「ちなみに頭痛薬として時折イブプロフェンを飲みますが、
効いているかはイマイチよく分かりません。」
との事ですが効果はないはずです。


##4
よく「緊張型頭痛」の患者さんは「ストレッチ」をしなさいとか
「リラクセーション」をしなさいとか「絵に描いた餅」のような
決まり文句がありますが感心しません。

##5
ストレスには弱くなります。
「因果関係」を逆転すればストレスから「発生」するようにみえるが
間違いなのです。





#6結論:
##1
「緊張型頭痛」のようであるとおっしゃられて「脳神経外科専門医先生」
を御受診されると宜しいと今の私は考えます。

##2
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の患者さんの場合「入浴」は極めて「症状・症候」や「思考過程」にも
効果が有りますが「マッサージ」に関しては
「効果は少ない」と今の私は考えます。

##3
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」
がお得意な「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると
宜しいと今の私は考えます。

##4
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも
「頭痛系の疾患」が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれて下さいませ。





上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。





以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

[2004年7月29日 11時56分28秒]


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お名前: よき田   
こんにちは。初めて書き込みいたします。
私は29歳、女性です。
さて、昨年の10月頃より今にいたるまでずっと
左側のこめかみや耳の上の部分が痛みます。

非常に鈍い頭痛なので放っておいても大したことはないのですが、
常にダルい感じがして何事にも集中できません。

何となく左耳の中が詰まっている感じがしたり
耳の下の部分も重い感じがするので耳に異常がある気もするのですが、
痛むのは左側だけです。

他の方のコメント等も読む限り、緊張型頭痛かなという気もするのですが、
今まで脳の検査等はしたことはありません。

やはり一度病院で検査を受けた方がいいのでしょうか?

(その場合は脳神経外科ですか、それとも耳鼻科ですか?)
それともマッサージや頭痛薬等で痛みを和らげる程度でいいのでしょうか?

ちなみに頭痛薬として時折イブプロフェンを飲みますが、
効いているかはイマイチよく分かりません。


[2004年7月29日 10時53分31秒]
by mmdmsci | 2004-08-12 12:44 | 緊張型頭痛


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