「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」

ご心配なことと存じます。

1年齢 2・性別 の御記載が御座いません。
御回答限界でもあるのです。
けれども「可能な範囲内で」御回答を試みます。

「CMT病」=
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
についての御相談であると解釈致します。

大変特殊な疾患でもあるので順を追って御回答致します。


#1
##1
「 昔から、少し足が悪いのですが、先日、病院(整形外科)
で診てもらったら、シャルコー・マリー・トゥール病の疑いが
ありますので、神経内科のある病院へ行って下さい、と言われまして、
今週の土曜日に
○○医大○○病院の○○先生に診てもらうことになったのですが、
この病気はどのような病気ですか?」
との事です。



#2
##1
「末梢神経障害」に「多発性ニューロパチー」という
範疇の疾患群が御座います。
 
##2
「多発性ニューロパチー」の中で
「遺伝性多発ニューロパチー」という「範疇:はんちゅう」
のニューロパチー
が御座います。

##3
「遺伝性多発ニューロパチー」は「2種類」に分類されます。

##4
###1
「遺伝性運動感覚ニューロパチー;
hereditary motor andsennsory neuropathy:HMSN」+
「HSAN]
の「2種類」で御座います。

ここで「HSAN」は省略致します。




#3
##1
「遺伝性運動感覚ニューロパチー;
hereditary motor andsennsory neuropathy:HMSN」は
さらに通常「6種類」に分類されます。

##2
「遺伝性運動感覚ニューロパチー;
hereditary motor andsennsory neuropathy:HMSN」
の「6種類」の中の「1種類」が
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
で御座います。

##3
1886年にフランスの「J.M.Chrcot」及び「Pierre Marrie」により
下肢の太股の下3分の1に萎縮のくる「病態」として「報告」されました。

##4
1886年にフランスの「J.M.Chrcot」及び「Pierre Marrie」とは別個に
「英国」の「Tooth.H.H」により全く同じ「病態」が報告されたので。

##5
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
と呼称されます。




#4
##1
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
は小児期より「症状・症候」をもちことが多いものです。

##2
「常染色体性優性遺伝」ともいわれますが
「原因不明」の遺伝性「病態」であると考えられています。

##3
「整形外科専門医先生」に発見されて「神経内科専門医」先生に
御受診されることが多いものです。



#5
##1
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」は
「末梢神経」の「生検:バイオプシー」によりさらに「2つ」に
分類されます。

##2
###1
「CMT type1:hypertrophic type」及び
「CMT type2:neuronal type」の「2つ」で
御座います。

##3
「CMT type1:hypertrophic type」
「CMT type2:neuronal type」の御説明は省略させていただきます。

##4
しっかりと
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」であるか
どうかの「御診断」
及び

##5
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
であるならば
「CMT type1:hypertrophic type」なのか
「CMT type2:neuronal type」であるのかの
「御診断」がひつようで御座います。




#6結論:
##1
「末梢神経障害」の中にニューロパチーという「病態」が御座います。

##2
「ニューロパチー」の中に「多発性ニューロパチー」という「病態」
が御座います。

##3
「多発性ニューロパチー」の中に
「遺伝性多発ニューロパチー」という「病態」が御座います。

##4
「遺伝性多発ニューロパチー」の中に
「遺伝性運動感覚ニューロパチー;
hereditary motor andsennsory neuropathy:HMNS」

「HSAN]という「病態」が御座います。

##6
「「遺伝性運動感覚ニューロパチー;
hereditary motor andsennsory neuropathy:HMNS」
の中には「6つのタイプ」が御座います。

##7
##6の「1種」が
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
で御座います。

##8
「Chrcot-Marie-Tooth病:シャルコー・マリー・トウース病」
は更に「末梢神経」の「生検:バイオプシー」により。

##9
「CMT type1:hypertrophic type」と
「CMT type2:neuronal type」に分類されます。

##10
##9まで「御診断」がしっかりとつけば
あとは「治療戦略」を考えます。

##11
「常染色体性優性遺伝」ともいわれますが
原因不明の「遺伝性」を示すと今の私は考えます。

##12
的外れな御回答であればお許し下さい。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。

##13
何卒に頑張られて下さい。
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。




上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。

[2004年5月13日 10時58分59秒]


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お名前: にしこう   
 昔から、少し足が悪いのですが、先日、病院(整形外科)
で診てもらったら、シャルコー・マリー・トゥール病の疑いが
ありますので、神経内科のある病院へ行って下さい、と言われまして、
今週の土曜日に
○○医大○○病院の○○先生に診てもらうことになったのですが、
この病気はどのような病気ですか?
 

[2004年5月13日 8時47分45秒]
by mmdmsci | 2004-06-17 12:57 | 神経内科


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