母親が、脊髄梗塞という病気になりました。

これはご心配なことと存じます。
俄かなこととてご家族のご心配もひとしおであろうと
存じます。


#1
##1
「 母親が、脊髄梗塞という病気になりました。
医者では、3日間ステロイドというホルモンを打って様子をみるとのことでした。
説明では、神経を復活させると・・・
が、今日3日が経ち、全くよくなりません。
脊髄梗塞とは、どういうものなのでしょうか?
また、治療としては、どういうものがあるのでしょうか?

現在、発症して、3日目です。

状況としましては、
夕ご飯時にご飯を食べ終わった後、
食器を洗おうと立ち上がろうとしたときに、右のお尻のあたりにしびれが出て
その後、右の足までしびれが出て、
そのとき、脳梗塞かと思い、足首等の反応をみましたが、問題ありませんでした。
その後、右足全体がしびれ、その後に両足もしびれてしまいました。
トイレもできない状態です。
そこで、救急車を呼び、検査してもらいました。
よくわからないのですが、MRI検査で普通より白く写っているところがあるらしく
そこが、梗塞をおこしているとの事でした。

その後、上記の治療方法でした。

現在、整形外科で治療を受けています。

完治する方法は、あるのでしょうか?
ありましたら、教えてください。
よろしくお願いします。」との事です。


#2
##1
脊髄梗塞の「脊髄」は「大脳」「小脳」「脳幹部」とおなじく「中枢神経系」
で御座います。

##2
だから脊髄にも当然「脊髄血管障害」として「出血」も「梗塞」
も起こりえます。

##3
「夕ご飯時にご飯を食べ終わった後、
食器を洗おうと立ち上がろうとしたときに、右のお尻のあたりにしびれが出て
その後、右の足までしびれが出て、」
との事です。

##4
「脊髄血管障害」に特有な「膀胱直腸障害」即ち
「神経因性膀胱」という「尿閉=排尿障害」「排便障害」
の御記載がないのですが。

##5
「脊髄血管障害」の場合傷害される脊髄レベルにもよりますが
「対麻痺」とよばれる下肢の「運動麻痺」など
「激烈」な「症状・症候」が
でます。

##6
「脊髄血管障害」は「激烈」な「症状・症候」が特徴で御座います。

##7
また「大動脈」「「椎骨動脈」「脊髄動脈」「腰動脈」
その他さまざまな
「脊髄の栄養血管」の「おおもと」の「病態」から「脊髄梗塞」が
発生することも有り
この観点からの「治療戦略」も重要視されます。

##8
例えば「大動脈瘤」から「脊髄梗塞」を起こすこともありこの場合は
あわせて「大動脈瘤」の「治療戦略」も重要になります。




#3
##1
脳血管障害である「脳梗塞」と異なり「脊髄MRI」で
「脊髄梗塞」に特有な「脊髄MRI」「異常所見」というものは
通常は御座いません。

##2
だから
何がしかの「陰影」が「脊髄MRI」で写っていても
「脊髄梗塞」とは「断定」することは
極めて困難でありできないことが多いものです。


##3
「医者では、3日間ステロイドというホルモンを
打って様子をみるとのことでした。
説明では、神経を復活させると・・・」との事です。

##4
「脊髄梗塞」の場合は「ステロイド」は「脊髄浮腫」治療として使用されます。

##5
もし「脊髄梗塞」であれば障害された神経細胞その他は
復活しません。
これらの「神経再生」の不可は「脳梗塞」の場合と同様で御座います。



#4
##1
「今日3日が経ち、全くよくなりません。」
との事です。

##2
「梗塞」など「虚血性中枢神経系血管障害」の場合
「3日目」=「急性期」ですから
「症状・症候」は「増悪」はしても「改善」はありえない時期
で御座います。

##3
「完治する方法は、あるのでしょうか?
ありましたら、教えてください。」
との事です。

##4
「脊髄梗塞」は「脳梗塞」と同じく
「極めて重篤な「病態」」で御座います。

##5
「脊髄梗塞」であれば「神経細胞」の障害が確立されてしまうと
「症状・症候」が「完治」することは
残念ながらありえません。

##6
けれども「虚血性中枢神経系血管障害」としての
「循環再開」に向けての「治療戦略」と「努力」は
なされるべきです。


#5
##1
「現在、整形外科で治療を受けています。」との事です。

##2
「脊髄梗塞」が本当に「脊髄梗塞」であれば不思議な感じ
が致します。

##3
通常「脳神経外科」「神経内科」が診断と治療を
担当することが多いものです。

##4
「脊髄梗塞」には
###1
「膀胱直腸障害」即ち「神経因性膀胱」という
「尿閉=排尿障害」「排便障害」の管理

###2
と「脳梗塞」と同様な「虚血性中枢神経系血管障害」に
特有な「梗塞に対する治療」=「閉塞した血管の循環に対する治療」
としての「治療戦略」が重要で御座います。



#6結論:
##1
脊髄梗塞の「脊髄」は「大脳」「小脳」「脳幹部」とおなじく
「中枢神経系」
で御座います。

##2
だから脊髄にも当然「脊髄血管障害」として「出血」も「梗塞」
も起こりえます。

##3
脳血管障害である「脳梗塞」と異なり「脊髄MRI」で
「精髄梗塞」に特有な「脊髄MRI」「異常所見」というものは
通常は御座いません。

##4
だから「脊髄」の「症状・症候」があり
何がしかの「陰影」が「脊髄MRI」で写っていても
「精髄梗塞」とは画像診断からは「断定」することは
極めて困難でありできないことが多いものです。

##5
「完治する方法は、あるのでしょうか?
ありましたら、教えてください。」
との事です。

##6
「脊髄梗塞」は「脳梗塞」と同じく極めて重篤な「病態」で御座います。

##7
もしも「脊髄梗塞」であり「脊髄梗塞」で「神経細胞」が
ひとたび傷害され「症状・症候」が出現する
「脊髄梗塞」であれば「症状・症候」は「完治」することは
残念ながら困難と考えられます。

##8
このような御回答しか出来ません。
申し訳ありません。

##9
俄かなこととてご家族のご心配もひとしおであろうと
存じます。
無理からぬとも存じますが
慌てずに。

##10
「お受けもちの先生」はできうる限りのことを
されていると御相談者の御相談内容からは
読み取れます



取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。






上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。








何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。





何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2004年3月28日 11時4分15秒]


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お名前: 匿名希望   
*相談掲示板メンテナンス停止中のため電子メールで頂いた
ご相談をご参考のため移動致しました*

初めて、投稿させていただきます。

母親が、脊髄梗塞という病気になりました。
医者では、3日間ステロイドというホルモンを打って様子をみるとのことでした。
説明では、神経を復活させると・・・
が、今日3日が経ち、全くよくなりません。
脊髄梗塞とは、どういうものなのでしょうか?
また、治療としては、どういうものがあるのでしょうか?

現在、発症して、3日目です。

状況としましては、
夕ご飯時にご飯を食べ終わった後、
食器を洗おうと立ち上がろうとしたときに、右のお尻のあたりにしびれが出て
その後、右の足までしびれが出て、
そのとき、脳梗塞かと思い、足首等の反応をみましたが、問題ありませんでした。
その後、右足全体がしびれ、その後に両足もしびれてしまいました。
トイレもできない状態です。
そこで、救急車を呼び、検査してもらいました。
よくわからないのですが、MRI検査で普通より白く写っているところがあるらしく
そこが、梗塞をおこしているとの事でした。

その後、上記の治療方法でした。

現在、整形外科で治療を受けています。

完治する方法は、あるのでしょうか?
ありましたら、教えてください。
よろしくお願いします。

[2004年3月28日 10時56分10秒]
by mmdmsci | 2004-05-20 17:30 | 脳神経外科


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