小児頭部外傷 急性硬膜外血腫

ご心配なことと存じます。


「小児頭部外傷の「急性硬膜外血腫」の後遺症」としては。
次ににあげられるようなものが深刻なものとして御座います。

「成長骨折:groeing skull fravture」=
「偽性髄膜瘤:ぎせいずいまくりゅう」 =
骨折線による「硬膜の破損」に起因するもので御座います。

「頭蓋骨膜洞:sinus pericranii:pericranial sinus」=
「###1」と外見上全く「鑑別診断」が困難だが硬膜の破損
が「静脈洞という頭蓋直下の「太い静脈」を破損したときに
「血液を内容物」として「発生」。
因みに
「頭蓋骨膜洞:sinus pericranii:pericranial sinus」を
「液化した頭の頭皮下血腫」と誤って「穿刺」すると
「死ぬまで血液がでつづけます」。

御相談者の御相談内容からは
御様子見で宜しいのではないかと今の私は考えます。

順をおって御回答致して参ります。







#1
##1
「始めまして3歳の娘の事です。

昨年の7月に遊び場で転落し、頭蓋骨骨折及び大脳・小脳ともに
静脈からの出血が見られ、急性硬膜外血腫と診断されました。
病状が安定するまで入院を致しましたが、幸い大脳・小脳ともに
出血が止まり、その後も後遺症らしきもの見られなかったので、
お医者様から完治と言われております。

今年の4月に入り3回程度ですが、急に後頭部の痛みを訴える様
になりました。痛みは翌日には消えている様なのですが、
何か頭の中にできてるのでしょうか?

硬膜外血腫の後遺症にはどのようなものがあるのか、
教えていただけますでしょうか?
よろしくお願い致します。」
との事です。



#2
##1
通常「小児頭部外傷」での「急性硬膜外血腫」の「開頭手術」事例では
「水頭症」の発生・或いは
「水頭症」の発生に関連して「外水頭症」=「小児慢性硬膜下水腫」
の発生などが「併発症」としてあげられる主なもので御座います。

##2
けれどもこれらはあくまで「臨床診断学」でいうところの「併発症」
であり「合併症」と考えられるものでではなく
ある観点からは「小児頭部外傷」と延長線上あるいは同一線上にある病態です。

##3
##1の「外水頭症」=「小児慢性硬膜下水腫」はとりわけ
「小児頭部外傷」の「急性硬膜下血腫」の事例に多いものです。

##4
「小児特有の「頭蓋骨」と「脳」の容積不均衡」=
「cranio-cerebral disproportion」(「頭蓋骨・脳の容積不均衡」)
により「小児慢性硬膜下水腫」の「病態」は発生し思いのほか難治性で
厄介なもので御座います。
 



#3
##1
「昨年の7月に遊び場で転落し、頭蓋骨骨折及び大脳・小脳ともに
静脈からの出血が見られ、急性硬膜外血腫と診断されました。
病状が安定するまで入院を致しましたが、幸い大脳・小脳ともに
出血が止まり、その後も後遺症らしきもの見られなかったので、
お医者様から完治と言われております。」
との事から。

##2
「開頭手術」は行なわれず経過観察にて「症状・症候」も
脳CT・MRIなどの画像診断も「おちついたため」
御退院の運びとなられたことと存じます。

##3
##2は宜しかったですね。



#4
##1
「頭蓋骨骨折及び大脳・小脳ともに
静脈からの出血が見られ、急性硬膜外血腫と診断されました。」=
「頭蓋骨骨折」からの「静脈性出血」が「薄く硬膜外」にあり。=
「御嬢様」の「小児頭部外傷」は「広範な「頭蓋骨骨折」」が「主病態」
であることがわかります。

##2
「今年の4月に入り3回程度ですが、急に後頭部の痛みを訴える様
になりました。痛みは翌日には消えている様なのです」
との「症状・症候」は。

##2
「御嬢様」は「9ヶ月前」の「小児頭部外傷」からは「しっかりとした時間経過」
をすでに経過されていらっしゃいます。

##3
お母様の御心肺の「「合併症」の概念」は「小児頭部外傷後遺症」といわれる
ものと考えます。

##4
「小児頭部外傷」といっても御相談者の御相談内容からの
「経過」その他からは「脳外傷」ではないと今の私は考えます。

##5
また頭皮に「ぶよぶよ」或いは「「腫瘤」ができている御記載
も御座いません。

##6
御様子見で宜しいのではないでしょうか。





#5
##1
「小児頭部外傷の「急性硬膜外血腫」の後遺症」としては。
##2にあげられるようなものが深刻なものとして御座います。



##2
###1
「成長骨折:groeing skull fravture」=
「偽性髄膜瘤:ぎせいずいまくりゅう」 =
骨折線による「硬膜の破損」に起因するもので御座います。

###2-1
「頭蓋骨膜洞:sinus pericranii:pericranial sinus」=
「###1」と外見上全く「鑑別診断」が困難だが硬膜の破損
が「静脈洞という頭蓋直下の「太い静脈」を破損したときに
「血液を内容物」として「発生」

###2-2
「頭蓋骨膜洞:sinus pericranii:pericranial sinus」を
「液化した頭の頭皮下血腫」と誤って「穿刺」すると
「死ぬまで血液がでつづけます」






#6結論:

##1
お母様の御相談者の御相談内容からは
「小児頭部外傷」の「急性硬膜外血腫」といっても
本体は「「脳外傷」では御座いません。

##2
但し
「頭蓋骨骨折及び大脳・小脳ともに静脈からの出血が見られ」
の「線状骨折」が「静脈洞:じょうみゃくどう」を当時
損傷されていたのであれば。=>##3

##3
ちょうど良い時期でもある。
「お受けもちの先生」に
経過観察として脳CT・MRIをとられて頂くのも方法で御座います。。

##4
上記御回答致しましたが
お母様の御記載の経過からは
御様子見で宜しいのではないかと今の私は考えます。

##5
如何でしょう。

##6
御心配なこととは存じますが
的外れな御回答であればお許し下さい。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。




上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。





何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。






何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。

[2004年4月25日 8時5分2秒]


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お名前: まるこ   
始めまして3歳の娘の事です。

昨年の7月に遊び場で転落し、頭蓋骨骨折及び大脳・小脳ともに
静脈からの出血が見られ、急性硬膜外血腫と診断されました。
病状が安定するまで入院を致しましたが、幸い大脳・小脳ともに
出血が止まり、その後も後遺症らしきもの見られなかったので、
お医者様から完治と言われております。

今年の4月に入り3回程度ですが、急に後頭部の痛みを訴える様
になりました。痛みは翌日には消えている様なのですが、
何か頭の中にできてるのでしょうか?

硬膜外血腫の後遺症にはどのようなものがあるのか、
教えていただけますでしょうか?
よろしくお願い致します。

[2004年4月24日 21時6分47秒]
by mmdmsci | 2004-05-20 13:07 | 脳神経外科


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