山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 212


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212記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題212

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


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●御相談タイトル:【 2年半前になった顔面神経麻痺(右側) 】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


#1
##1
「はじめまして、教えてください。
1.39才 男性
2.2年半前になった顔面神経麻痺(右側)が完治しません。
3.どのような治療をしても完治は不可能でしょうか?
 発病時5日間入院点滴治療等、その後、別の病院を紹介され、
 電気治療を週一で3ヶ月程度行い大まかには動くようにはなり
 ましたが、末端(口元、鼻の穴、上まぶた)の動きが元には戻
 らず、見た目も顔がゆがんだ状態です。元に戻すためにでき
 ることは何でもしたいと思いますが、なにか方法がありましたら
 教えていただきたいのですが。

以上、宜しくお願い致します。」
との事です。


#2結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
右側「末梢性顔面神経麻痺」から2年半」経過されています。

##3
「末梢性顔面神経」は「顔面表情筋」に信号を送っています。

##4
「顔面表情筋」は「末梢性顔面神経麻痺」により
「末梢性顔面神経」からの運動神経信号がこなければ
動きません。

##5
「顔面表情筋」は大変に「薄くても」強力な筋群なので
「末梢性顔面神経麻痺」のあとに
「萎縮」=「廃用性筋萎縮」をきたすことが多いものです。

##6
この「病態」が「末梢性顔面神経麻痺」の
俗にいう「後遺症」の「左右不対象:asynmetry」
の状態です。

##7
2年半も経過すれば100%ではないにしろ
「末梢性顔面神経」は通電をはじめているはずです。

##8
けれども
「萎縮」=「廃用性筋萎縮」をきたした「顔面表情筋」の場合は
100%ではないにしろ「末梢性顔面神経」は通電をはじめていても
「左右不対象:asynmetry」はきえません。

##9
「末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺)」の場合は直ちに
「顔面表情筋」のリハビリを開始しないと
「左右不対象:asynmetry」に到ります。

##10
今現在からでも早速に「顔面表情筋」のリハビリを
開始されて下さい。

##11
的外れなことを申し上げたかもしれません。
けれどもご参考になれば何よりで御座います。

##12
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


取り急ぎのお返事ゆえ不適切な表現や間違いや、
誤りもあろうかと存じますがご了解、お許しください。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年6月30日 8時11分42秒]
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お名前: 39才 男性   

はじめまして、教えてください。
1.39才 男性
2.2年半前になった顔面神経麻痺(右側)が完治しません。
3.どのような治療をしても完治は不可能でしょうか?
 発病時5日間入院点滴治療等、その後、別の病院を紹介され、
 電気治療を週一で3ヶ月程度行い大まかには動くようにはなり
 ましたが、末端(口元、鼻の穴、上まぶた)の動きが元には戻
 らず、見た目も顔がゆがんだ状態です。元に戻すためにでき
 ることは何でもしたいと思いますが、なにか方法がありましたら
 教えていただきたいのですが。

以上、宜しくお願い致します。

[2005年6月30日 1時905分39秒]
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●御相談タイトル:【 左顎下の痛み  】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持が大変によく判る御相談です。

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御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

「御嬢様」の「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

「Sluder:1908」により始めて報告された「頭蓋顔面痛症候群」
であり「三叉神経痛」と実によく間違われます。

「発生部位」は
「口腔内」「鼻腔(びくう)」「眼窩」「後方乳様突起」などの
いわゆる「歯科口腔外科専門医先生」或いは「耳鼻科専門医先生」
の「領域」です。

「圧迫感」或いは「疼痛」として発生するこの「病態」は
「「翼口蓋神経節:よくこうがい神経節:spheno-palatine ganglion」
の「刺激」によると考えられています。
そして
刺激の原因としては
「蝶形骨:ちょうけいこつ」或いは「後篩骨洞:こうしこつどう」の
「2次感染」或いは「「鼻腔(びくう)」内変形」が原因とされています。

けれども「御嬢様」のように「歯科口腔外科専門医先生」にて
「処置」或は「抜歯」後を機会に「劇症化」することもあるため
「不用意」な「抜歯」は「御嬢様」のような場合は絶対に
避けねばなりません。

御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。

正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

幼小児期に「副鼻腔炎」を反復されていたり「反復性上気道感染」
の「御既往」のあるかたに
出現することが多いものです。

下記順を追って御回答致します。
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#1
##1
「娘のことで、相談させていただきます。
17歳 女 6月15日に、

左顎下の圧迫痛と周辺のゾワゾワとした感覚があるというので

肩こりかなと揉んだり、バファリンを服用させましたが、

2時間ほど経っても変化がないので、

翌日、外科・整形・脳神経を診てくださる病院を受診しました。

発熱などの症状もなく血液検査異常なし。

(抗炎症剤・抗生剤を5日服用。疼痛治まらず。)

CTとエコーの結果リンパ節が腫れていることがわかりました。

歯列矯正(3年経過)をしており、その為であろうと説明を受けました。

歯科の方に伝えましたところ、矯正とは関係ないとのことでした。(夏に抜歯予定)

 はっきりとした診断名は聞いていませんが、

リンパ腺腫?と思いネットをさまよいこの相談窓口に出会いました。


深刻な心配は消えたものの、

痛みは消えず、日によって痛みが激しくなることもあるようです。

痛みを消失させる生活上の留意なども教えていただきたいと思ってます。

お忙しいところすみません。よろしくお願いします。」
との事です。


#2
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
この「御嬢様」の。

「左顎下の圧迫痛と周辺のゾワゾワとした感覚があるというので」」

との「症状・症候」は。

##3

一般的には
圧倒的に「御高齢の御婦人」にくる「症状・症候」として
大変に頻度の高いものです。

##4
「歯科口腔外科専門医先生」にて「抜歯」に至る事が多いです。

##5
##4のあと「「疼痛」+「しびれ感」」とは言えない不快感」
或いは「相当の疼痛」に化けることが多いものです。

##6
##5の後の「段階」になって
「三叉神経」の「第3枝」=「下顎神経;かがくしんけい」の
「三叉神経痛」と間違われることが多いものです。

##7
正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

##8
御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。


#3
##1
多くの場合「別の「歯科口腔外科専門医先生」」「耳鼻科専門医先生」
「神経内科専門医先生」「脳神経外科専門医先生」と
変遷されることが多くの場合発生するけれども
不思議なことに「病態把握」が「不能」とされてしまうことが
多いものです。

##2
「御母様」のこの「病態」は「顔面片頭痛」(「スルーダー」)
或いは「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」
或いは
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
と呼称される「病態」で御座います。

##3
「Sluder:1908」により始めて報告された「頭蓋顔面痛症候群」
であり「三叉神経痛」と実によく間違われます。

##4
「発生部位」は
「口腔内」「鼻腔(びくう)」「眼窩」「後方乳様突起」などの
いわゆる「歯科口腔外科専門医先生」或いは「耳鼻科専門医先生」
の「領域」です。

##5
「圧迫感」或いは「疼痛」として発生するこの「病態」は
「「翼口蓋神経節:よくこうがい神経節:spheno-palatine ganglion」
の「刺激」によると考えられています。

##6
刺激の原因としては
「蝶形骨:ちょうけいこつ」或いは「後篩骨洞:こうしこつどう」の
「2次感染」或いは「「鼻腔(びくう)」内変形」が原因とされています。

##7
けれども「御嬢様」のように「歯科口腔外科専門医先生」にて
「抜歯」後を機会に「劇症化」することもあるため
「不用意」な「抜歯」は「御嬢様」のような場合は絶対に
避けねばなりません。

##8
御婦人に多く「右側」にも「左側」にも起こりますが
「右側」が「左」の「3倍」
御婦人は殿方の10倍の頻度で発生致します。

##9
正診断率の大変低い「機能性疼痛の「「病態」」」で御座います。

##10
幼小児期に「副鼻腔炎」を反復されていたり「反復性上気道感染」
の「御既往」のあるかたに
出現することが多いものです。


#4
##1
「御嬢様」の「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

##2
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。

##3
ただし「星状神経ブロック(SGB)」は「効果」が全くありません。

##4
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
致します。


##5

「翌日、外科・整形・脳神経を診てくださる病院を受診しました。

発熱などの症状もなく血液検査異常なし。

(抗炎症剤・抗生剤を5日服用。疼痛治まらず。)

CTとエコーの結果リンパ節が腫れていることがわかりました。」

との事です。

「お受けもちの先生」の処置は大変に的を得られたもものです。


##5
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い
「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しかろうと今の私は考えます。

##6
けれども「ペインクリニック専門医先生」でも
「脳神経外科専門医先生」でも
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
が苦手な先生がいらっしゃいます。

##7
とんでもない話ですが
「耳鼻科疾患」「自律神経失調症」「メニエル症候群」
「更年期障害」「頚椎の疾患」「うつ状態・うつ病」・「心療内科の疾患」
等ととよく間違えられますからご注意下さい。


#5結論:
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
「御嬢様」の「症状・症候」は典型的な
「顔面片頭痛」(「スルーダー」)=
「「顔面下半分頭痛」:lower-half headache:Sluder」=
「翼口蓋神経痛:よくこうがい神経痛:spheno-palatine neuralgia」=
「スルーダー神経痛:Sluder's neuralgia」
で御座います。

##3
「圧迫感」+「不眠」の後に「疼痛期」がくることが
何卒に「ご注意」下さい。

##4
「治療戦略」ですが
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服や
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。

##5
ただし「星状神経ブロック(SGB)」は「効果」が全くありません。

##6
場合により
適切な「抗生物質」の内服およびこれに併用して「経静脈投与」も
致します。


##7
「機能性疼痛の「「病態」」」に御強い「脳神経外科専門医先生」或いは
「ペインクリニック専門医先生」を御受診されるのが
宜しいと今の私は考えます。


##8
一刻も早い御相談者の「症状・症候」の寛解の得られること・
一刻も早い「症状・症候」のご回復を心より御祈り申し上げます。



上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。


何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。
[2005年6月30日 8時6分25秒]
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お名前: 匿名希望   

娘のことで、相談させていただきます。

17歳 女 6月15日に、
左顎下の圧迫痛と周辺のゾワゾワとした感覚があるというので
肩こりかなと揉んだり、バファリンを服用させましたが、
2時間ほど経っても変化がないので、
翌日、外科・整形・脳神経を診てくださる病院を受診しました。

発熱などの症状もなく血液検査異常なし。
(抗炎症剤・抗生剤を5日服用。疼痛治まらず。)
CTとエコーの結果リンパ節が腫れていることがわかりました。
歯列矯正(3年経過)をしており、その為であろうと説明を受けました。

歯科の方に伝えましたところ、矯正とは関係ないとのことでした。
(夏に抜歯予定)

 はっきりとした診断名は聞いていませんが、
リンパ腺腫?と思いネットをさまよいこの相談窓口に出会いました。

深刻な心配は消えたものの、
痛みは消えず、日によって痛みが激しくなることもあるようです。
痛みを消失させる生活上の留意なども教えていただきたいと思ってます。

お忙しいところすみません。よろしくお願いします。

[2005年6月29日 20時25分44秒]
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by mmdmsci | 2005-07-09 17:31 | 脳神経外科


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