山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題 202


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202記事タイトル:山本クリニック脳神経外科・神経内科相談掲示板最近の話題202

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脳腫瘍に「罹患」された患者さんご自身の身になって考える。
腰痛の専門医。

「機頭痛系の疾患」で「能性頭痛」には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」等
があります。

脳神経外科・神経内科・内科・外科・形成外科・美容外科

東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1

京王線芦花公園駅(ろかこうえん)北口下車1分・旧甲州街道沿い
旧甲州街道北側沿い山本クリニックビル(茶色の6階建て)の
1-2階(300㎡)が病院です。
病院前に専用駐車場8台分あり

http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp


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●御相談タイトル:【 足のふらつき  】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


#1
##1
「題名:頭、足のふらつき
相談者:匿名希望 年齢:77 性別:男性 地域:福岡県 2005/05/21 (土)21:15:33
1)平成11年に手足の痺れから軽い脳梗塞とわかり手術。
  その後ふらつきが続き検査の結果、首の血管がつまり気味だとわかり
  ふらつきが解消されればと、昨年11月に内頚動脈狭窄症の手術。
現在の症状
  頭、足のふらつき、高血圧、坐骨神経痛、腰部脊椎管狭窄症

  ふらつく為に生活が規制され、外出は週一度のリハビリの為の通院のみ。
  薬も多種のんでいる為、副作用でふらつきがあるかもしれないと思っています。
  眠れない為、睡眠薬も常用。

2)ふらつきの解消。
  症状が緩和され普通の生活に戻りたいと日々願っております。
  どうかアドバイスいただけますよう宜しくお願い致します。」
との事です。

#2結論:

ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。
「ふらつき」の治らない御相談者の御気持ちが
痛いほど判ります。

+++++++++++++++++++++++++++++++++
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは「軽い・・」とか「○○気味」
という「中枢神経系専門医」が用いる「臨床神経診断学」からは
およそ程遠い「病態用語」のもとに実に豪胆な「手術」が展開されて
います。

御「症状・症候」からは御相談者は「向精神薬」をかなり
以前より服用されていらっしゃいませんでしょうか。

御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「動脈硬化性」或は
「向精神薬」による「パーキンソン症候群」による「ふらつき」
で御座います。
「パーキンソン症候群」。
「実体の無い「手術」」=「幽霊手術:gohst surgery:GS」を
お気の毒にも受けられた可能性がある。
これは私の考えです。

お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃったことと存じます。
けれども「転医」されても良いから
しっかりとした「中枢神経系専門医先生」を御受診される事を
お勧め致します。


下記に順を追って御回答致します。
+++++++++++++++++++++++++++++++++

1・「平成11年に手足の痺れから軽い脳梗塞とわかり手術。」
との事です。
「手足の「しびれ」」が「「感覚障害・知覚障害」のみの「症状・症候」
でいらっしゃったのでしょうか。「運動麻痺」は無かったのでしょうか。
「手足の「しびれ」」は「片側性」であったのでしょうか。
「両側」の「手足の「しびれ」」が「症状・症候」であったのであれば
「脳梗塞」という「診断」根拠が「臨床診断」としては成立致しません。

「「軽い「脳梗塞」」でとの事です。
「脳梗塞」は「「脳梗塞」であるか否か」で「軽い「脳梗塞」」という
「病態」はありえません。
私には「平成11年に手足の痺れから軽い脳梗塞とわかり手術。」
という「お受けもちの先生」の「診断戦略」が理解できません。

2・「その後ふらつきが続き検査の結果、首の血管がつまり気味だとわかり
  ふらつきが解消されればと、昨年11月に内頚動脈狭窄症の手術。」
との事です。
「ふらつき」=「「脳梗塞」の「症状・症候」」ではありえません。
また「首の血管がつまり気味だとわかり」の「首の血管がつまり気味」は
「左右」どちらの「内頚動脈」であったのでしょうか。

「中枢神経系」には
「左右の「内頚動脈」」と「左右の「椎骨動脈;ついこつどうみゃく:VA」」
と総計「4本」の動脈が「頭蓋内」に入り「ウイリス動脈輪」という輪を
形成致します。
だから御相談者の御年齢の場合には「上記4本の血管」による
「自然のバイパス」が「既に形成」されているはず。
「内頚動脈狭窄」が発生する場合通常は緩徐に「狭窄」が進行致します。
「脳循環血流量」を確保するために・「脳動脈血流障害・脳虚血」を
補うために「内頚動脈狭窄症の手術」を施行する必要性・必然性はない。

「内頚動脈狭窄症の手術」は「内頚動脈狭窄」に「血栓」があり
「脳塞栓による脳梗塞」を惹起している或はその可能性がある場合に
施行されるものです。

3・御相談者の御相談内容要旨御記載からは明確な
「中枢神経系の器質的疾患由来の巣症状(そうしょうじょう)」=
「運動麻痺」等がありません。

「ふらふら感」=ふらつきが「眼振:がんしん:nystagmus」或は
四肢の「失調:ataxia」を明確に伴うものであれば
「後方還流系」(「椎骨脳底動脈動脈系」)の「虚血性脳血管障害」の状態
とも「臨床神経診断学」からは解釈する。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは該当致しません。

事実「大変お気の毒な事」ですが
御相談者の「主訴」の「ふらつき」は諸々の「治療戦略」にも
かかわらず「解決」されてはいらっしゃらない。

4・
「2)ふらつきの解消。
  症状が緩和され普通の生活に戻りたいと日々願っております。
  どうかアドバイスいただけますよう宜しくお願い致します。」
との事です。
御気持ちが大変よく判ります。


この御「症状・症候」からは御相談者は「向精神薬」をかなり
以前より服用されていらっしゃいませんでしょうか。
御相談者の御相談内容要旨御記載からは
「向精神薬」による「パーキンソン症候群」による「ふらつき」。
或は
動脈硬化性の「パーキンソン症候群」による「ふらつき」
で御座います。

5・施行された
「平成11年に手足の痺れから軽い脳梗塞とわかり手術。」
「「その後ふらつきが続き検査の結果、首の血管がつまり気味だとわかり
  ふらつきが解消されればと、昨年11月に内頚動脈狭窄症の手術。」
は「幽霊手術:gohst surgery:GS」=「実体の無い「手術」」であった
可能性が御座います。


お受けもちの先生も一生懸命でいらっしゃったことと存じます。
けれども「転医」されても良いから
しっかりとした「中枢神経系専門医先生」を御受診される事を
お勧め致します。

一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
2005 05/222 (日)13:54:43

上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年5月22日 15時1分53秒]
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お名前: 匿名希望   
*山本クリニックの新規相談掲示板に
御相談された御相談と御回答を御参考のため本相談掲示板に移動致します。*

題名:頭、足のふらつき
相談者:匿名希望 年齢:77 性別:男性 地域:福岡県 2005/05/21 (土)21:15:33
1)平成11年に手足の痺れから軽い脳梗塞とわかり手術。
  その後ふらつきが続き検査の結果、首の血管がつまり気味だとわかり
  ふらつきが解消されればと、昨年11月に内頚動脈狭窄症の手術。
現在の症状
  頭、足のふらつき、高血圧、坐骨神経痛、腰部脊椎管狭窄症

  ふらつく為に生活が規制され、外出は週一度のリハビリの為の通院のみ。
  薬も多種のんでいる為、副作用でふらつきがあるかもしれないと思っています。
  眠れない為、睡眠薬も常用。

2)ふらつきの解消。
  症状が緩和され普通の生活に戻りたいと日々願っております。
  どうかアドバイスいただけますよう宜しくお願い致します。

[2005年5月22日 14時57分57秒]
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+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

●御相談タイトル:【 脳腫瘍の脳腫瘍の母の頭が揺れる 】

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回答者:
東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医・外科認定医)

ご心配なことと存じます。
御相談者の御気持ちが大変よく判る御相談です。


#1
##1
「神戸に住んでいます。

昨年7月に、母が脳幹の橋に腫瘍ができまして
放射線治療をしました。

その後のMRIでは、影がうすくなったようですが、
今年3月から頭が揺れるようになりました。
複視にもなっていて食欲もあまりありません。
今は、毎日ATPを点滴しています。

先生にお聞きしたいのですが、
頭の揺れをとめる方法はあるのでしょうか?
急になったのには、どんな理由からなんでしょうか?
ぜひ教えてください。よろしくお願いします。」
との事です。


#2結論:
##1
御相談者の御相談内容要旨御記載を熟読ささせて頂きました。

##2
「御母様」に「脳幹部「脳腫瘍」」の2004:3月が発見されたときの
「症状・症候」は如何なるものであったのでしょうか。
やはり
「ふわふわ感」「くらくら感」+「複視:double vision」であったのでは
ないでしょうか。

##3
「放射線治療」を行われているからには
「手術」は「部位」的に不可能。
「glioma(グリオーマ)」とりわけ
「星細胞膠腫:アストロサイトーマ:astrocytoma」
という「脳腫瘍」の「臨床診断」であったと
存じます。

##4
さて「頭のみ揺れる」「症状・症候」には「2通り」の解釈が
存在いたします。=>##4

##5
「頭のみ揺れる」「症状・症候」には「2通り」の解釈。
###1
脳幹部「脳腫瘍」が何らかの「症状・症候」を出している。
「脳幹部脳腫瘍」は不思議なことなのですが「初夏」に
「症状・症候」が増悪或は発現或は「新たな転機」にいたるものです。
因みに
「御母様」の「脳幹部脳腫瘍」は「橋:pons」に発生している
との事です。
この「部位」の「脳幹部脳腫瘍」は
「橋glioma(グリオーマ):pontine glioma」と呼称され
その「症状・症候」は極めて「特徴」が御座います。

今御相談者の御相談内容要旨御記載から
読み取れる
「橋glioma(グリオーマ):pontine glioma」としての
「症状・症候」は「「複視:double vision」のみ。


###2
「脳幹部脳腫瘍」以外の「症状・症候」の可能性。
=>##6

##6
「御母様」に「背中バリバリ症候群」(あだ名です)=
「肩・背中にわたり激痛・鈍痛の塊と思えるような痛み」或は
「肩こり・頸こり・背中こり」」はおありではないでしょうか。
=>

##7
##5の場合は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
かたくる「緊張型めまい感」(あだ名です)に「類似」する
「症状・症候」と考えられます。=>##8

##8
「複視:double vision」も御ありであり「自然な頭位補正」を
「御母様」はかけられているはずですから。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」から
「緊張型ふらつき」(あだ名です)・或は「緊張型動揺」(あだ名です)
を起されていても何ら不思議はありません。


##9
##3の###1の「脳幹部脳腫瘍」自体の「症状・症候」の
場合は「症状・症候」の改善は困難です。

##3の###2の「緊張型動揺」(あだ名です)(##5-##7)
の場合は
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」の
「治療戦略」にて「御母様」の「症状・症候」はずいぶんと改善されると
期待されます。

##10
「頭の揺れをとめる方法はあるのでしょうか?
急になったのには、どんな理由からなんでしょうか?」
=>
上記御解答致しました。

##11
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
に伴う「緊張型動揺」(あだ名です)の場合は
治療法ですが筋肉を柔らかくする即効性・持続性のお薬を内服、
外用薬も用いて場合により神経ブロックを施行いたします。
(「神経ブロック」といっても
「星状神経節ブロック(SGB)」は全く「効果」がありません)
=>##12

##12
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
であれば
しっかり治されるためには「頭痛系の疾患」がお得意な
「脳神経外科専門医」の先生を御受診されると宜しいと
今の私は考えます。

##13
但し「脳神経外科専門医」の先生の中にも「頭痛系の疾患」
が苦手な先生のいらっしゃいます。
このことは何卒覚えておかれてくださいませ。

##14
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の特徴につき「補足1」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
のの「症状・症候」発生の時間依存性につき「補足2」に。
「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「緊張型めまい或は動揺」(あだ名です)につき「補足3」に。
御記載致します。御参考になれば何よりです。

##15
一刻も早く御相談者の「症状・症候」が寛解される日の来られる事を・
一刻も早いご回復を心より御祈り申し上げます。


##16
「橋glioma(グリオーマ):pontine glioma」
に「御母様」が負けられず頑張られることを
心より御祈り申しあげます。
何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。


東京都 世田谷区 山本クリニック 山本博昭(脳神経外科専門医)
電話03-3300-1126 FAX03-3300-3388
住所 〒157-0062 東京都 世田谷区 南烏山 3-23-1
hiroakiyamamoto@mtg.biglobe.ne.jp
http://www5b.biglobe.ne.jp/~mddmsci


上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にされて下さいませ。


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

++「補足1」++++++++++++++++++++++++++++

さて「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には特徴がございます。

##1
「残像」が「強く」光が嫌いでは
##2
「肩こり頸こり背中凝り」ひどくないですか。
##3
視覚に写るものの「影が薄く」(印象が乏しく)ありませんか。
##4
忘れ物が多くなっていませんか。
##5
土・日曜日には決まって頭痛あり月曜日体調不良では。
##6
お水を飲むとお化粧室直行の「ミルクのみ人形現象(あだ名です)は。
##7
アレルギーもしくは「呼吸器感染」の反復は
##8
光・音に過敏になられていませんか。
##9
就眠時にお布団を抱え込むようにして右下でお休みになられていませんか。
##10
就眠中夜中午前1時、4時にぴたりと目の覚める「睡眠障害」は。
##11
目の奥がチクチク痛んだり眼球が乾いた感じがしませんか。
##12
眼球結膜が赤くなって慌てられたことはありませんか
おおくは片側です。
##13
低い枕でないとお休みになれないのでは
##14
節分(1-2月)そして梅雨のころ胃が痛かったことは(胃ばけ(あだ名です)
##15
物が飲み込みにくく腹部が張った感じがされませんか。
##16
休日が窮日になり上手に「休息」を取れない特徴は如何でしょう。
##17
終末に具合が悪くなりませんか。
##18
いつも眠気が取れず思考力が低下している感じがしませんか。
##19
「腕、肩、背中一面」の重さや指先の「重さ」=「しびれ感」
はありませんか。
##20
俗に言う「貧血」で「ふわふわ感」や「くらくら感]
がくることはありませんか。
##21
「耳鼻の奥の「閉塞感」」はありませんか。
##22
水分が足りずお顔や特に手掌が赤くなってはいませんか。
##23
喉の乾きによる「喉の痛み・違和感」がおありではないですか。
##24
口腔内に唾液分泌は少ないのだけれども唾液が溜まっている
感じはありませんか。
##25
咳をすると痛みませんか。
##26
「下をむくと」辛い感じがされませんか。
(バーバーズ・サイン:Barber's sign:理髪店症候)
##27
他のかたと視線を合わせるのに臆病になられていませんか。
##28
急に体がフワフワと鋭角的にシフトするような感じがしませんか。
##29
お布団の上でお休みになるとき枕の上に頭をのせると
天井がゆれませんか。「めまい感」がされませんか。
##30
肋骨や腹部が「痛くは」有りませんか。
「「肩こり背中凝り」の前への押し寄せ」の「症状・症候」
で御座います。
##31
「甲状腺機能」の「異常所見」を指摘されたことが
おありではないでしょうか。
##32
「左側」のほうが痛くはありませんか。
##33
後頭部や後頚部に「しこり」のようなものがあり
さわると痛くないでしょうか。


以上の項目は「緊張型」の不思議だじが重用な特徴です。


「補足1おわり」

++「補足2」++++++++++++++++++++++++++++

「緊張型頭痛」或は「緊張型頭痛」或は
「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
には「症状・症候」発現に時間・曜日・月などの
時間帯依存性が御座います。
これらを下記に記載いたします。

##1
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/fall crisis)することが多いです。

##2
(月)(木)に症候悪化がくることが多いものです。

##3
(土)(日)が休日ではなく窮日になり
「週末頭痛・週末症候群」の状態になります。

##4
よく土日に「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」でたまりかねて
「救急車騒ぎ」をおこさることが御座います。

##5
早朝もしくは朝の起床時に30分以内に
「症状・症候」の増悪することが多いものです。
##6
よく「めまい感」+「胃痛」+「悪心・嘔吐」
でたまりかねて「救急車騒ぎ」をおこされます。

##7
午後「眠くて致し方がない」「症状・症候」できます。

##8
11月ー12月に「しびれ感」が
上肢或は下肢におきたり「ふわふわ感」が起きたり致します。

##9
皮肉なことに俗に言う風邪をひかれた後に「症状・症候」
が発現して「診断」がつかないことが御座います。

##10
「細菌性気管支炎
或は「反復性上気道感染」をおこされ
「無菌性髄膜炎」と診断されることが稀ならずあります。

##11
##10ならずとも「耳鼻の奥の「閉塞感」」の
「症状・症候」が発生することもあり
「耳鼻科専門医先生」で「御診断」が付かないことが
多いものです。

上記は「緊張型」の不思議だが
重用な「時間・曜日・月依存性傾向」の特徴です。
「補足2おわり」

++「補足3」++++++++++++++++++++++++++++

##1
「緊張型めまい」(あだ名です)は「仮性眩暈(ふわふわ感)」できます。

##2
めまいには「真性眩暈」と「仮性眩暈(ふわふわ感)」があります。

##3
「仮性眩暈(ふわふわ感)」は時として「真性眩暈」よりも
「症状・症候」が「唐突」で「不気味であり」一体何が起こったのだろよ
おもわれることがあります。

##4
「緊張型」の患者さんの場合88%は「回転性の眩暈」できます。

##4
急に事務仕事をしていて鋭角的に体がシフトするように感じられるときが
あります。

##5
患者さんは「真性眩暈」と思っていても
平衡機能検査では「内耳神経=前庭神経」の「「異常所見」無し」
とでることが多いものです。

##6
「緊張型」の患者さんの「緊張型めまい」(あだ名です)の場合
「メリスロン」「アデホスコーワ:adenosine triphosphate diosdium:ATP」
が投与なども検討されることございます。
全く「効果」はありません。

##7
適切な「緊張型頭痛」或は「「緊張型」及び「緊張型に伴う複合病態」」
の「治療戦略」により「ふわふわ感」「くらくら感」「めまい感」」は
消失致します。

##8
「睡眠障害」をともなわれている「緊張型」の患者さんに起こりやすいものです。

##9
2月・6-7月、9月・11月に症状が悪化・発症
(feb/june/7fal crisis)することが多いです。

「補足3おわり」

+++++++++++++++++++++++++++++++++++


何卒にお大事にお健やかにされてくださいませ。

[2005年5月22日 14時55分50秒]
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お名前: 匿名希望   
*相談掲示板がメンテナンス中のため
電子メールにて頂いた御相談を参考のため相談掲示板に移動致します。*


神戸に住んでいます。

昨年7月に、母が脳幹の橋に腫瘍ができまして
放射線治療をしました。

その後のMRIでは、影がうすくなったようですが、
今年3月から頭が揺れるようになりました。
複視にもなっていて食欲もあまりありません。
今は、毎日ATPを点滴しています。

先生にお聞きしたいのですが、
頭の揺れをとめる方法はあるのでしょうか?
急になったのには、どんな理由からなんでしょうか?
ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

[2005年5月22日 14時44分50秒]
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by mmdmsci | 2005-06-17 17:49


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