過呼吸or心身症? 

ご心配なことと存じます。



#1
##1
「はじめまして。
18歳の杏(女)と申します。

ここ近年、ストレスや不安等が一時的に増大すると
普通に呼吸することができなくなってしまう事があります。
無意識に呼吸している、という動作を体が忘れてしまったような感覚になる時と、
とにかく肩で息をしないと苦しくなってしまう時、の2パターンがあるのですが…。
意識もハッキリしていますし、めまいや痺れはないので過呼吸ではないと思うのです。
でも症状は出ているので過呼吸なのか、それとも別の心身症なのかとても気になって仕方ありません。
先生はどうお考えになられますか?」
との事です。




#2
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
御相談者は御自分の「呼吸」が「普通」ではないとお考えになり
###1
「無意識に呼吸している、という動作を体が忘れてしまったような感覚」のとき。
###2
「とにかく肩で息をしないと苦しくなってしまう時」の場合。
の「2種類」があると「御自覚症状」を明快に表現されています。

##3
「過呼吸」による「症状・症候」=>
「高酸素血症」+「低CO2血症」による「中枢神経系」の血管収縮
による「意識障害」を始めとする「中枢神経系巣症状(そうしょうじょう)」
がないことも御自分で「分析」されています。

##4
##2+##3からは御相談者が御自分の「呼吸」という「動作」に
極めて「注意」を払われ「明快な観察」をされているという
現象或いは「症状・症候」のみが浮上致します。

##5
御相談者のご指摘のように勿論「俗に言う「過呼吸症候群」」では
ありえません。

##6
また「御自分の呼吸」の「状態」は「身体「症状・症候」」では
ありえませんから。
「身体「症状・症候」」に「化けた」「精神・神経科」的な「病態」
としての「心身症」とは考えられません。






#3
##1
「普通に呼吸することができなくなってしまう事があります。
無意識に呼吸している、という動作を体が忘れてしまったような感覚になる時と、
とにかく肩で息をしないと苦しくなってしまう時、の2パターンがあるのですが…。」
との事です。

##2
「2通り」の「普通でないとお考えの呼吸のパターン」は
「極めて自然」なものであるとまず御考え下さい。

##3
御相談者は「プール」や「海」で「水にもぐられたこと」がおありであろうと
思います。

##4
人間は「水中」では呼吸ができませんから
「水中」に潜られる「前」もしくは「後」の呼吸法に
ひとりでに「シフト」されているのが御相談者の現在の
呼吸法になって現れています。

##5
御相談者は「水に潜られたり」「出られたり」を繰り返されている
わけではないから。

##6
現在の「生活」をされていらっしゃる「空間」が「水」と同じくに
御相談者或いは「ヒト」にとっては不適合な「空間」で
生活されていると等しいということになります。





#4
##1
喘息などの「慢性閉塞性肺疾患:COLD」をお持ちの
患者さんなどの場合
「呼気」=「換気」=「CO2の排泄」
「吸気」=「酸素化」=「O2の取り込み」
が「肺内」でうまくいかない部位が発生する結果「V/Qミスマッチ」
という現象が発生して「肺」の内部で特殊な「血液の移動通路」が発生致します。

##2
「呼吸」と書き「吸呼」とは書きません。
英語でも「inspiration and respiration」
ではなく「呼吸」のことを「respiration」とするように。

##3
「呼吸機能的重要度」に関していえば
呼吸そのものでは「吸う」より「吐く」方が「呼吸機能的重要度」が
高いものです。





#5
##1
御相談者の御相談の御記載内容からは
「呼吸機能的重要度」のなかで
「吐く」より「吸う」方が「意識的」にも「優先」されて
しまっていらっしゃるようです。

##2
これは御相談者も自ら御記載のように
「ストレスや不安等が一時的に増大すると」=>
人工的に喘息などの「慢性閉塞性肺疾患:COLD」と同じ
「病態」を一時的に作り出し。

##3
防御のために「肺内部」に「V/Qミスマッチ」という現象を発生させて
「肺」の内部で特殊な「血液の移動通路」を形成させていらっしゃるように
今の私は考えます。

##4
周囲の「空気」を「水」に例えれば判りやすいのですが。

##5
御相談者には「周囲の空気」が「水」に感じられるほどに
「ストレス」や「抵抗」がおおきいものなのであろう
と今の私は考えます。





#6結論:
##1
御相談者の御相談の御記載内容を熟読させて頂きました。

##2
理路整然と明快に御自分の「呼吸機能」を表現されており
また関与する「病態」の可能性にも鋭く分析されております。

##3
「過呼吸症候群」では勿論ありません。
そして「心身症」でもありません。

##4
しいて言えば「過度の防御反応」が「呼吸機能」に代表させて
出現しているものと今の私は考えます。









上記あくまでもご参考にまでお留めおき
ご無事にお大事にされて下さいませ。





何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。




何卒にお大事にされてお健やかにされてくださいませ。

[2004年12月9日 8時58分50秒]


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お名前: 杏   
はじめまして。
18歳の杏(女)と申します。

ここ近年、ストレスや不安等が一時的に増大すると
普通に呼吸することができなくなってしまう事があります。
無意識に呼吸している、という動作を体が忘れてしまったような感覚になる時と、
とにかく肩で息をしないと苦しくなってしまう時、の2パターンがあるのですが…。
意識もハッキリしていますし、めまいや痺れはないので過呼吸ではないと思うのです。
でも症状は出ているので過呼吸なのか、それとも別の心身症なのかとても気になって仕方ありません。
先生はどうお考えになられますか?

[2004年12月9日 0時5分39秒]
by mmdmsci | 2004-12-23 12:45 | 脳神経外科


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